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2018年10月14日よりTBS系列の連続ドラマとして第2期放送が始まる【下町ロケット】

阿部寛さん主演のこのドラマは2015年10月~12月にかけて第1期放送がされた、人気ドラマ作品となります。

池井戸潤さん原作の同名小説を実写化したこの作品には、阿部さん以外の有名俳優・女優が作品の世界観を表現していました。

今回は下町ロケットTBS版のストーリーと作品に関する考察についてご紹介したいと思います。

下町ロケットTBS版のストーリーと考察まとめ!

下町ロケットは今回主にご紹介するTBSの連続ドラマ版以外に、WOWOWで短編ドラマ化された作品の2種類があります。

違いについては後程ご紹介いたしますが、どちらも原作内容を忠実に再現したものとなっていました。

下町ロケットは2018年秋に最新作「下町ロケット ヤタガラス」が刊行されることが決定しているシリーズもので、これまでに計3巻出版されています。

TBS版の下町ロケットでは「下町ロケット」と「下町ロケット ガウディ計画」の2作をもとに作品が作られました。

まずはそのストーリーについて見ていくことにしましょう。

下町ロケットTBS版のストーリーは?

TBS版では「下町ロケット」を原作とした1~5話のロケット編と、「下町ロケット ガウディ計画」を原作とした6~10話のガウディ編の2部構成となっています。

それぞれのストーリーのあらすじをご紹介しますが、ネタバレを気にされる方はこの項目を飛ばすことをオススメします。

1~5話(ロケット編)

宇宙科学開発機構の元研究員だった佃航平は、7年前に携わったロケット打ち上げにおいて、自身が製作したエンジンの不具合によって墜落事故を招いた責任をとり、父の経営していた佃製作所の跡取りとなっていました。

小さな町工場でありながらも懸命な努力によって、その規模を徐々に大きくしていった航平でしたが、ロケット開発への夢を捨てきることができず、自社製品のロケットバルブには並々ならぬ情熱をもっていました。

そんな折、主要取引先である京浜マシーナリーから突如契約終了を宣告された航平は、赤字回避のためにメインバンクの白水銀行へ融資を求めるも、開発しているロケットバルブの実用性を認めず渋られてしまいました。

 

ロケットバルブの製作には社内でも反対の意見を持つ者が複数存在しただけでなく、ライバル会社のナカシマ工業に特許侵害で訴えられ、白水銀行からの融資を断られた航平。

経理部長の機転でどうにか当面の資金繰りの目処をつけるも、もってあと1年という厳しい状況に変わりはありません。航平は顧問弁護士に訴訟の代理人を依頼するも、その弁護士が自社製品に関する知識に疎かったためますます不利な状況に・・・。

 

航平は離婚した妻から知的財産権のエキスパートである弁護士:神谷修一を紹介してもらいました。ナカシマ工業の顧問弁護士事務所と因縁のある神谷は、ナカシマ工業の真の狙いが佃製作所の子会社化であることを航平に伝えます。

神谷は航平に対し、ナカシマ工業の主力商品を逆に特許侵害で訴えることを提案し、反撃に出ることになりました。

 

その頃、大規模な宇宙開発事業を起こしていた帝国重工は、水素エンジンの特許取得を佃製作所によって先を越されたことを受け、特許の買い取りに動きます。佃製作所内でも特許売却について賛成と反対の意見が割れてしまいました。

そんな中迎えた直接交渉の場において、帝国重工の開発担当:財前道生は強く特許の売却を求めます。航平はその強硬な姿勢に拒否感を示し、交渉は決裂しました。

 

一方、ナカシマ工業との訴訟も裁判所側が和解を提示したことを受け、ナカシマ工業側がイメージダウンを避けるためにこれを承諾。和解金の支払いと訴訟の取り下げが行われたことで佃製作所の開発資金は潤沢なものとなりました。

和解を知った帝国重工の財前は特許の購入が難しいと悟り、航平に独占契約を持ち掛けました。この話に航平は昔の夢を思い出し、独占契約ではなく佃製作所の作成した水素エンジンを提供するという契約を提案したのです。

 

重要部品の内製化をモットーとする帝国重工にとってこの提案は飲めるものではありませんでした。財前は上司の命令で交渉を打ち切ろうとしますが、佃製作所を見学したことで水素バルブの完成度が非常に高いことを知り、考えを改めバルブ開発のテストを持ち掛けたのです。

上司の命令に背いた財前は担当から外され、新しい担当となった富山敬治から厳しいテストを課せられた佃製作所。不合格前提のテストを始め、佃製作所の非難を始めますが、このことがかえって佃製作所の社員の心をまとめるきっかけとなりました。

 

帝国重工が佃製作所をテストするように、佃製作所も帝国重工をテストするという心構えでテストに臨んだ社員たち。横柄な態度をとる富山たちはこの対応に青ざめ、テスト合格の通知を出そうをしていました。

そんな折、佃製作所のバルブが異常値を示したとの連絡が入ります。不良品をわざと帝国重工側に送り付けたのは、佃製作所の研究開発員:真野賢作でした。

 

真野は自身が行いたい開発ができないことの腹いせで不良品を送りつけたのです。航平に咎められた真野は佃製作所を辞めてしまいました。

首の皮一枚つながった富山は再テストを認めようとしませんでしたが、試験場の担当者が財前に掛け合ったことによって再テストが行われ、見事に好成績を記録しました。富山は不良品のバルブのデータを元に契約破棄を訴えますが、財前が本部長に直談判したことで、帝国重工の計画を止めないために佃製作所とのテストを再開させたのです。

 

テストの合格には燃焼テストをクリアすることと、帝国重工の社長:藤間秀樹の説得の2つが必要でした。燃焼テストは失敗に終わるも、帝国重工側のフィルターの不具合によるものがわかりどうにかクリアすることに成功します。

また、財前は藤間がかつて航平が開発したロケット計画に携わっていたことを突き止め、航平のロケットに対する情熱を伝えました。藤間は航平の制作したバルブの良さを認め、燃焼実験をクリアした佃製作所のバルブが正式に採用されることが決定したのです。

 

こうして、大規模な宇宙開発に携わることが決定した佃製作所は、神谷を正式に顧問弁護士に据え新たなスタートを切りました。佃製作所のバルブを使用したロケットが打ち上げられる姿を、航平は仲違いしていた娘:利菜とともに見上げていました。

6~10話(ガウディ編)

帝国重工のロケット打ち上げから3年後、帝国重工の懇親会に出席した航平は、財前と資材調達担当部長の石坂宗典からバルブのコンペを行うことを聞かされます。同時期、大手企業の日本クラインからの依頼を受けた航平は、要望通りの小さなバルブ試作品を作成することに成功します。

しかし、すぐに次のパーツの製作依頼を出してきた日本クラインに不信感を抱いた開発担当者の中里は航平に不満を訴えます。その考えをたしなめた航平に不満を覚えた中里は、ライバル会社であるサヤマ製作所の社長:椎名直之の呼びかけに応じ、佃製作所の開発データを盗みサヤマ製作所の開発担当者となってしまいました。

 

一方、日本クラインのやり方に不信感を抱いた航平は契約を解除。日本クラインが正式採用したバルブも、中里が盗み出したデータによるものでした。航平はかつて佃製作所に勤めていた真野から、日本クラインの求めているものが人工心臓「コアハート」のパーツだったことを聞かされます。

航平への自責の念がある真野は日本クラインのやり方を批判し、かつてコアハートの開発を担当するも同じようにデータを奪われ失脚した一村教授のもとで人工心臓の開発を行い始めました。人工心臓のリング開発を佃製作所に依頼した真野たちでしたが、航平はバルブ開発のためこれを断ります。

 

しかし、中里にデータを奪われた開発員の山崎が航平に直談判し、航平は人工心臓開発を行う株式会社サクラダの視察を行うことにしました。そこで航平は、社長の桜田が心臓病で亡くなった娘への罪滅ぼしのために人工心臓開発を行っていることを知ります。

桜田の思いに触発された航平は、桜田と一村教授が手掛ける人工心臓弁開発計画「ガウディ計画」への協力を決めました。しかし、この心臓弁開発を巡り、一村教授の師である貴船教授が絡んでくることになります・・・。

 

大学総長の座を狙う貴船教授はコアハートに続く人工心臓弁開発の手柄を得るため一村教授に近づきますが、一村教授はこれを拒否。怒った貴船教授は人工心臓弁の認可が下りないよう、PMDAの審査役に影で働きかけます。

佃製作所を訪れた審査役は佃製作所を批判し、事前面談は失敗に終わりました。さらに、一村教授の人工心臓弁に関する論文も貴船教授の根回しで掲載が認められません。

 

同じころ、ロケットのバルブ開発を巡るコンペにおいて、サヤマ製作所は帝国重工との共同開発を提案しました。主要デバイスの内製化を前面に押し出したアピールを行うサヤマ製作所の行動に加え、富山からバルブ試験日の繰り上げを聞かされた佃製作所は窮地に立たされます。

そんな中、航平は財前に対し、開発中の水素バルブのシュレッダーを共同開発することを持ち掛けます。交換条件として、帝国重工のガウディ計画への参入を提案した航平に、財前は難色を示しますが、航平の熱意が後押ししました。

 

ある日、コアハートの臨床患者1号が亡くなる事件が発生。貴船教授は責任を部下になすり付けますが、かつての一村教授のようになりたくない部下は内部告発の道を選びました。

その頃、サヤマ製作所に移った中里はバルブの耐久性を伸ばすことに苦労していました。そんな折、かつてバルブ開発担当だった横田から、前任者が開発したバルブの耐久日数に疑問を抱いていることを聞かされます。

当時のデータを見ても不正が見抜けなかった中里は横田にデータを預けました。そのデータから不正を読み取った横田もまた、内部告発を行う決意を固めたのです。

 

ガウディ計画に行き詰った航平と製作チームは、実際に心臓手術を行う場面を見学し、決意を新たにします。同じころ、桜田は社内の反対によって、ガウディ計画から離脱せざるを得ない危機的状況にあることを告げます。

密かに帝国重工へ協力を要請していた航平は、帝国重工のヘルス部門開発部との交渉に入りました。ガウディ計画とシュレッダーの開発を見事に結び付けた航平は、帝国重工のガウディ計画協力を取り付け、さらにバルブ試験にも合格します。

財前のプレゼンも重なり一気にコンペの勝者が佃製作所へと傾きますが、石坂とサヤマ製作所の話を聞いた本部長はサヤマ製作所のバルブも見て判断することを決めます。バルブ試験の結果は佃製作所の方が良かったのですが、更なる改良によって佃製作所のバルブを超えることができるという石坂のプレゼンによって、本部長はサヤマ製作所のバルブを採用してしまいました。

 

一方、ガウディ計画が頓挫することを憂う一村教授は貴船教授に許しを請おうとしますが一蹴されてしまいます。そんな中、一村教授は佃製作所の熱い思いに触れ、もう一度やり直そうと決意を新たにします。

さらに、週刊誌がコアハートのデータ改ざんを取り上げたことで、財前が本部長に再度佃製作所のバルブ採用を訴えました。反論する石坂に対し、本部長はサヤマ製作所との過剰な取引を指摘し取引の凍結を命じます。

 

ガウディ計画も貴船教授の息がかかったPMDA審査役との面談において、審査役リーダーが佃製作所の資料を確認したことで事態が好転。大型の動物実験に移るよう推薦し、正式に帝国重工からも出資を受けられるようになりました。

これらの一件でサヤマ製作所は倒産も噂されるほどになり、貴船教授も地方の病院長へ左遷されました。中里は航平にデータを盗み出したことを詫び、最後までサヤマ製作所で奮闘することを誓います。

 

3年半後、人工弁「ガウディ」が正式に認可。桜田は完成した人工弁を娘の墓前に供え、喜びを伝えました。

バルブ開発についても一村教授の指摘でシュレッダーの改良に着手し、佃製作所は更なる発展を迎えようとしていました。

作品に関する考察

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下町ロケットは作者の池井戸潤さんの作風である、弱者が強者に毅然と立ち向かっていく様子を描いた作品でした。

連続ドラマ「半沢直樹」でその知名度を一気に上げたことがきっかけで、これまで複数の作品が実写化されてきましたが、今作も視聴者からの評価が高かった作品となっています。

TBS版では1クールで2つの作品を楽しむことができるという仕様になっており、ストーリーのまとまりもよく、限られた話数の中で世界観が見事に表現されていました。

 

特に、勧善懲悪のストーリーは見るものを爽快にさせる要素が強く、TBS版では「半沢直樹」の製作スタッフが携わったことも重なって視聴率が高かったことも特徴として挙げられます。

その人気ぶりから、第9話放送終了後に第8話までのダイジェストシーンと特別撮影シーンを混ぜた緊急特番を放送するという告知が行われたほどでした。

2018年10月から第2期放送が始まるため、作品ファンの期待も高まっていることでしょう。

 

今作は「半沢直樹」のような決めゼリフはありませんでしたが、作り込まれたストーリーはそのようなセリフを必要としない見ごたえのあるものとなっています。

主演の阿部寛さんの職人気質な主人公の演技だけでなく、阿部さんを支える社員役を演じた安田顕さんや竹内涼真さんなどの俳優陣、シリアスなストーリーに華を添えた土屋太鳳さんの存在も光っていました。

ロケット開発と人工心臓弁開発の両方とも見ごたえのあるもので、原作を知らない人でものめり込んでしまう内容となっていましたね。

下町ロケットTBS版と原作・WOWOW版の違いは?

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ここまで下町ロケットTBS版のストーリーと考察についてお伝えしてきました。

ここからは、TBS版と原作、そしてWOWOW版のドラマの相違点についてご紹介したいと思います。

下町ロケットTBS版と原作の違いは?

下町ロケットTBS版と原作内容と比べ大きく以下の4つの違いがあります。これらはすべて後半のガウディ計画の部分に当てはまります。

佃航平の母・娘・元妻の登場

佃航平の母の和枝、娘の利菜、元妻の和泉沙耶が原作では登場しなかったのですが、TBS版では登場しています。

キャスティングの問題ですが、土屋太鳳さんをはじめとする前半の主要キャラクターを出演させないということが難しかったのでしょう。

ストーリーを大きく変えることが無いよう調整されていたため、原作を知らない人にとってはあまり違和感がなかったかもしれません。

ナカシマ工業の顧問弁護士・中川京一の登場

原作では登場しなかったナカシマ工業の顧問弁護士・中川京一が、TBS版の最終話に登場しています。

中川は最終話において日本クラインから医療事故の弁護を依頼されますが、佃製作所が関係していることを知るとこれを辞退していました。

それほどまでに中川というキャラクターが前半部で受けた、佃製作所に対するインパクトが強かったということなのでしょう。

後日談が明らかにされたのが原作の貴船教授ではなく椎名直之

ガウディ計画の成功後に後日談が語られているのですが、原作ではそこで取り上げられているのは貴船教授でした。

貴船教授は地方の病院長へと左遷させられましたが、かつて患者の命を第一に考えていたことを思い出し、悔しさをにじませると言うよりはすがすがしい気持ちで再出発を切ろうとする様子が描かれています。

 

一方、TBS版では貴船教授ではなくサヤマ製作所の椎名直之について取り上げられていました。

コアハートに関連する事件で逮捕される直前に航平とやりとりをしたことで改心し、出所後わずかな期間で佃製作所のバルブより高性能なバルブを作ったというシーンが映されています。

これはキャスティングに小泉孝太郎さんを起用したことで、製作者側が椎名直之にスポットを当てたことが理由でしょう。

サヤマ製作所の不正問題に対する佃製作所の関係

原作ではサヤマ製作所の不正問題について、佃製作所はインタビューを受けたのち、事件の概要については週刊詩を通じてはじめて知っています。

一方、TBS版では事件の真相解明のために実験への協力など積極的な協力姿勢を打ち出していました。

この改変には、より正義感の強いイメージを打ち出すことや、視聴者を納得させるという意図があったと考えられます。

TBS版とWOWOW版の違いは?

下町ロケットはTBS版が放送される4年前の2011年に、WOWOWが短編ドラマ化している作品になります。

キャスティングは佃航平役に三上博史さんを起用したほか、池内博之さんや綾野剛さん、渡部篤郎さんや寺島しのぶさんといった実力派俳優・女優を起用していました。

TBS版とのキャスティング以外の大きな相違は以下の3点です。

ガウディ編の収録の有無

WOWOW版は原作における「下町ロケット」のみ取り上げ製作された関係で、全体で5話という短編ものに仕上がっています。

一方、TBS盤はガウディ計画も絡めたため、話数は倍の10話になっています。

なお、「下町ロケット」が原作となっている部分に関しては同じ話数となっているため比較はしやすいのではないでしょうか。

神谷弁護士の性別と登場経緯の違い

原作とTBS版では神谷弁護士は男性として扱われており、TBS版では恵俊彰さんが演技をしています。

一方、WOWOW版は寺島しのぶさんが演じ、役名も「神谷涼子」に変更となっていました。

そして、神谷が佃航平と知り合う経緯も異なっています。

原作・TBS版は航平の元妻から紹介されていましたが、WOWOW版はナカシマ工業との訴訟中に佃製作所が顧問弁護士を解雇した噂を聞き、神谷自らが佃製作所に売り込みに来たという設定になっています。

帝国重工社長の名前の読みが異なる

帝国重工の社長:藤間秀樹の読みが、原作・TBS版では「とうまひでき」なのに対し、WOWOW版は「ふじまひでき」となっています。

このことでストーリーに影響したことは無いのですが、原作を知る方にとっては違和感を感じたことでしょう。

懐かしの下町ロケットTBS版の動画を視聴する方法は?

今回は下町ロケットTBS版についてご紹介してきました。

2018年10月から放送される第2期放送に向けて、第1期の放送をご覧になった方も、そうでない方も、どんな作品だったのか実際のドラマを見てみたいと思われたのではないでしょうか?

第1期の内容を理解しておくことで、より第2期の放送が楽しめることと思いますよ。

 

そんなあなたにとっておきの情報があります!

下町ロケットTBS版の動画を見てみたい、あるいはもう一度見たいと思った方は、簡単に配信動画を視聴できる方法があることをご存知でしょうか?

その方法についてはこちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひご確認ください!

下町ロケット(2015年版)の動画を視聴する方法!youtubeやパンドラは危険?

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