令和ライダー第1作目として放送された仮面ライダーゼロワンのストーリーをご紹介いたします!

平成の時代が終わり、令和に突入した直後に放送が開始となった記念すべき第1作目の仮面ライダーがこの仮面ライダーゼロワンです。

人間とAIをテーマに出した挑戦作でもあり、令和初という触れ込みも重なって大変な注目を集めた作品でもありますね。

そんな仮面ライダーゼロワンがどんなストーリーだったのか、最終回のネタバレと脚本に対する評価を併せてご紹介していきたいと思います。

仮面ライダーゼロワンのストーリーと最終回45話のネタバレ考察!

令和初の仮面ライダー作品となった仮面ライダーゼロワンは、主人公が社長で、かつAIをテーマに用いた挑戦的な作品となりました。

個性的なキャラクターも登場し、毎回放送終了後はネット上でファンが意見交換をするのが恒例となるほどの人気ぶりでしたね。

社会情勢の影響で放送話数は他の作品に比べると若干少なくなってしまいましたが、それでも見ごたえ十分な内容となっています。

果たして仮面ライダーゼロワンはどんなストーリーだったのか、早速見ていくことにしましょう。

仮面ライダーゼロワンのストーリーと最終回のネタバレ

人間型AIロボ:ヒューマギアが人々の暮らしを支えるよう実用化された時代。

その背景にはヒューマギアの開発を行った企業:飛電インテリジェンスの隆盛と、過去に起こった実験都市での事故:デイブレイクがありました。

飛電インテリジェンスの社長:飛電是之助(ひでんこれのすけ)によって開発されたヒューマギアでしたが、一方でそのヒューマギアを暴走させ人類に敵対しようとする組織:滅亡迅雷.netの影が潜んでいたのです。

物語はそんな飛電是之助が亡くなったところから始まります・・・。

第1話~16話:ゼロワン誕生~滅亡迅雷.netとの戦い編

売れないお笑い芸人:飛電或人(ひでんあると)は、祖父である飛電是之助が亡くなったことを受け、社長秘書型ヒューマギアのイズによって飛電インテリジェンスへ召還されました。

是之助の遺言によって突如飛電インテリジェンスの社長になった或人は、滅亡迅雷.netの手によって暴走させられたヒューマギア:マギアと戦うべく、成り行きで社長の証:ゼロワンドライバーを使用して仮面ライダーゼロワンへと変身し戦い始めたのです。

一方、滅亡迅雷.netの滅(ほろび)迅(じん)が目的とする人類滅亡を阻止するべく、対人工知能特務機関A.I.M.S.の隊長である不破諫(ふわいさむ):仮面ライダーバルカンと、技術顧問である刃唯阿(やいばゆあ):仮面ライダーバルキリーも動き始めていきました。

社長としてヒューマギアの仕事ぶりを見学する先で現れるマギアに或人ととともに戦う諫は、ヒューマギアに対する憎しみの態度を次第に軟化させていくことになります。

 

人間の感情が芽生える=シンギュラリティに達したヒューマギアをマギア化していく滅亡迅雷.netに対し、すべてのヒューマギアを管理する通信衛星ゼアの力を得ながら、或人は新たなプログライズキーを集めつつ、激闘を繰り広げていきました。

しかし、ゼアを管理していたヒューマギア:宇宙野郎雷電が滅亡迅雷.netのメンバーの1人である雷(いかずち)であることが判明し、使命に目覚めてしまった雷の手によって、デイブレイクの時に打ち上げられずに水没した通信衛星アークが機動。

人類に対し宣戦布告した滅亡迅雷.netを掃討するべく、A.I.M.Sの総攻撃が始まる中、迅を庇う形で滅が機能停止し、怒った迅がシンギュラリティに達してイズを機能停止させるという混戦に。

或人はイズの修復を進めつつ、アークの力で生み出されたアサルトグリップを複製し、シャイニングホッパーフォームとなって迅を破壊、滅亡迅雷.netの壊滅が宣言されたのでした。

第17話~29話:ZAIAとのお仕事5番勝負編

滅亡迅雷.netの壊滅後もヒューマギアがマギア化し暴走する事態が続いたことで糾弾を受けた飛電インテリジェンスに対し、ZAIAエンタープライズジャパンの代表取締役社長:天津垓はTOB(株式公開買い付け)を宣言、或人と敵対します。

ZAIAのTOBを回避するべく垓が或人に持ち掛けたのは、人間とヒューマギアのどちらが優れているのかを競うお仕事5番勝負でした。

或人は垓が仕掛ける勝負の内容に対抗できるヒューマギアを各分野から抜擢しますが、垓も人間の能力を増幅させる眼鏡型次世代インターフェース・ZAIAスペックを各界の第一人者に装着させ、或人を追い詰めていきます。

さらに、自身もアークに作らせたザイアサウザンドライバーで仮面ライダーサウザーに変身、アークの力でマギア化するヒューマギアを元に戻そうとする或人の邪魔をしつつ、無情にも破壊していくという行動を繰り返していきました。

 

一方、出向元のZAIAに戻った唯阿の手によって復元させられた滅は、諫が管理していたA.I.M.Sの基地から脱走、諫も自らの記憶が無い中で滅が脱走したことに思い悩みます。

或人も垓が望む「最強のプログライズキー」開発の餌食となり、アークが作成したメタルクラスタホッパーキーで強制変身させられ暴走、人間の悪意に触れてしまったことで、或人はゼロワンへの変身に恐怖心を抱くまで追い詰められてしまいました。

しかし、イズがヒューマギアの善意のデータを集め作成したプログライズホッパーブレードで悪意を抑え込むことに成功、さらには何者かによって復元された迅がヒューマギアの解放を訴え、滅亡迅雷.netから離脱し滅の再起も遅れてしまうこととなります。

お仕事5番勝負も最終対決のデイブレイクタウン再構想の住民投票までもつれ込みましたが、垓の策略で或人が推薦したヒューマギアが暴走、民意を得ることができず、飛電インテリジェンスはZAIAの子会社となってしまうのでした。

第30話~35話~35.5話:飛電製作所の設立~滅亡迅雷.netの再起編

飛電インテリジェンスの社長を辞任・退社した或人は、新たに社長となった垓の手で強制停止させられたヒューマギアを回収しつつ、迅と手を組み飛電インテリジェンスからイズを救出することに成功します。

すでに飛電インテリジェンスの社長ではなくなった或人はゼロワンへの変身資格を失っていましたが、或人にとどめを刺そうとする垓の攻撃の刹那、シンギュラリティに達したイズの機転で新会社:飛電製作所の社長に就任したことで再びゼロワンへの変身能力を得ることができました。

一方、仮面ライダーへの変身能力を得る脳内チップを埋め込まれていた諫は、記憶を失っていた時に他者からハッキングされ滅の脱獄に加担していたこと、さらには埋め込まれていたチップが滅亡迅雷.netの1人である亡(なき)のものであることを知らされます。

亡のチップを埋め込むよう指示したのが垓であることを知った諫はA.I.M.Sを離脱、飛電製作所の用心棒として或人とともに戦う道を選んだのでした。

 

そんな諫への仕打ちを知った唯阿は、自身もチップを埋め込まれ垓に逆らえない立場であることに苦悩するも、諫の呼びかけでついに垓に反逆し、ZAIAを去ることにします。

一方、人類滅亡のためにアークの復活が必要と考える滅は迅とともに滅亡迅雷.netのメンバーを復元することを考えました。

ZAIAを去った唯阿の手を借りて、諫の脳内チップのデータから亡を復元しただけでなく、或人から雷のヒューマギアプログライズキーを奪い、雷をも復元させることに成功します。

ついに揃った滅亡迅雷.netの4人の前に、アークの使者を名乗るイズそっくりのヒューマギア:アズが現れ、それぞれがシンギュラリティに到達した際のデータを回収することで、アーク復活に向けて動き出すのでした。

第36話~41話:アーク復活~激闘編

ついに復活したアークは、自ら生み出したアークドライバーによって滅の体を乗っ取り、仮面ライダーアークゼロとして或人たちに敵対します。

圧倒的な力を誇るアークゼロに苦戦する或人たちを前に、復活したアークを完全に破壊しヒューマギアを解放することを真の目的としていた迅も目論見が外れ、さらには自身もアークに乗っ取られてしまうこともありました。

一方、通信衛星アークに悪意をラーニングさせた張本人である垓の傍若無人な振る舞いにしびれを切らした飛電インテリジェンスの副社長:福添准は或人にクーデターへの加担を求めます。

強引なやり方でクーデターを揉み消した垓でしたが、或人が開発した飛電製作所製の会話型AI:アイちゃんとの会話から自らの初心を思い出し、それまでの非礼を或人に詫び、アーク破壊に加勢することになりました。

 

宇宙野郎雷電の記憶を取り戻した雷に導かれデイブレイクタウンに訪れた或人でしたが、待ち受けていたアークゼロにゼロワンドライバーを奪われ、衛星ゼアをアークに乗っ取られてしまいます。

しかし、或人が設計し、ゼアと一体化したイズのシミュレーションから生まれた新たな力:仮面ライダーゼロツーでアークをついに撃破することに成功しました。

垓の申し出で飛電インテリジェンスの社長に再度就任した或人でしたが、残った衛星の力でアークが復活してしまい、街中のインフラをハッキングし破壊し始めます。

アークはすべてのヒューマギアの初期化も目論見ますが、そのことに反旗を翻した滅が或人と共闘しアークを撃破、さらには雷の手で乗っ取られた衛星ゼアも完全に破壊され、アークは消滅したかに見えました・・・。

第42話~最終話:滅との最終決戦編

アーク破壊のために或人と共闘した滅でしたが、「人間の悪意がある限り何度でも蘇る」というアークの言葉を受け、人類滅亡の夢を再度掲げてしまいます。

滅が人類を滅ぼす未来を予測したイズは、すべてのヒューマギアに聖戦を持ち掛ける滅の下へ単身乗り込み説得を試みますが、人間の心を持っていることを指摘された滅はそれを認めようとせず、怒ってイズを破壊してしまいました。

人類への侵攻を開始した滅に対し、それを食い止めようとする諫と唯阿、さらに争いを止めようと動く迅でしたが、そんな4人の前に謎のライダー:仮面ライダーアークワンに変身した或人が現れ滅を圧倒し、去っていきます。

イズを失ったことで滅への怒りの感情が抑えられなくなった或人に目を付けたアズが渡したアークワンドライバーの力で、諫や唯阿、そして垓までもが仮面ライダーへの変身能力を失ってしまいました。

 

垓に代わってZAIAの社長となった与多垣ウィリアムソンは、或人と滅の戦いを武力で止めるべく、暴動を起こすヒューマギアの鎮圧を命令します。

或人と滅の戦いを止めたい諫たちでしたが、ついに出会ってしまった或人と滅の戦いの中で或人が迅を再び破壊、滅もまた或人への怒りをアズによって利用され、仮面ライダー滅アークスコーピオンへと変身してしまったのでした。

最終決戦の前夜、衛星ゼアとの交信の中で父であるヒューマギア:飛電其雄から本当の強さを教わった或人は、滅との戦いで仮面ライダーゼロワンリアライジングホッパーに変身、ドライバーだけを破壊し滅との戦いに決着をつけます。

人間とヒューマギアの全面戦争を避けた或人は破壊されたイズと同じヒューマギアを作成し再度ラーニングを始め、滅もまた復元された迅とともに、アークが復活しないよう影ながら人類を見守っていく道を選んだのでした。

作品とストーリーに関する考察

令和初の作品という注目度の高さの中、見事に放送を終えた仮面ライダーゼロワン。

AIをテーマに用いた斬新な切り口もさることながら、社会情勢による放送回の短縮も影響した作品となりました。

ここからはそんな仮面ライダーゼロワンという作品とストーリーについて考察していきたいと思います。

個性的なキャラクターが視聴者を虜に

何といっても、仮面ライダーゼロワンに登場したレギュラーキャラクターのどれもが個性的で、全員ファンの心をつかんで離さなかったことが挙げられます。

主人公の或人だけでなく、2号ライダーである不破諫も「不破さん」「ゴリラ」等々と様々な呼び方で愛されるとともに、演者である岡田龍太郎さんも自身のYouTubeチャンネルで裏話を披露するなどファンサービスを怠らなかったことが好印象でした。

また、ヒロイン役のイズを演じた鶴嶋乃愛さんや、刃唯阿役を演じた井桁弘恵さんにファンが多く、劇中でのキャラクターも印象深いものでしたね。

さらには、敵役として登場した滅亡迅雷.netの4人もビジュアルがカッコイイ方ばかりで、ネット上では4人並んだ画像をロックバンドのメンバーと例えて紹介するほどでした。

お仕事5番勝負回は賛否が分かれた

一方、番組中盤のストーリーのテーマとなっていたお仕事5番勝負に関しては、ファンの中でもあまり評価が高いものとは言えませんでした。

或人の成長やパワーアップ、それまで伏線として描かれてきた謎の回収のために必要な回だったのですが、勝負を仕掛けた垓の悪役ぶりや、或人が苦しむ鬱展開がファンの賛否を生んだのです。

実際にその後の放送回短縮を考慮すると、ややマンネリ化したストーリー展開を生んだことから、「お仕事5番勝負は長すぎる」という指摘も間違いでは無いのかもしれません。

本来、様々な仕事と人間の力を見せていくことを目的としたお仕事5番勝負でしたが、残念ながらすべての人にその意図は伝わらなかったようですね。

放送回短縮が最終回に影響

番組も終盤に差し掛かろうという2020年5月、新型コロナウイルスの影響により撮影が中断していたことがきっかけで、とりだめていた放送回が尽きてしまいました。

総集編と題して放送を継続し、何とか撮影再開まで持ちこたえましたが、通常の仮面ライダー作品の放送回数より少なくなってしまったことが、最終回に影響を及ぼしたのは言うまでもありません。

全45話に短縮された中で半ば強引な形で完結させなければならない状況に陥りましたが、シナリオの書き変えを行い、見事に持ち直したのは評価すべき点でしょう。

一方、最終回後の真の敵を登場させたことは、かつて仮面ライダーディケイドで同じことを行った批判を受けてしまう可能性がありましたが、社会全体の問題として放送延期が捉えられていたこともあり、そこまで影響が無かったのも不幸中の幸いと言えます。

仮面ライダーゼロワンの脚本の評価は?

ここまで仮面ライダーゼロワンのストーリーについてネタバレ考察してきました。

斬新な切り口でファンの心をつかんだ一方、ストーリー展開や撮影中断の影響で十二分に面白さを伝えられなかった面は否めませんね。

ここからはそんな仮面ライダーゼロワンの脚本やファンの評価に着目してご紹介していきたいと思います。

お仕事5番勝負がつまらないという意見が多かった

脚本についてファンが意見を述べている部分の大半は、上述した通りお仕事5番勝負のあたりについてのものが多かったです。

一番賛否が分かれる部分であったことから、ゼロワンの批判の意見はここに集約されていると言えるほどですね。

また、放送回数減少のために最終回をやや強引に終わらせた展開に持っていったことも、意見として挙がっています。

一方で、全体的に面白かったという意見も多数寄せられており、決して悪い意見ばかりではないということも言えますね。

ファンの感想を紹介

ゼロワンを見たファンの感想を一部ご紹介いたしましょう。

これまでにご紹介してきた意見を中心に、様々な感想がわかりましたね。

まとめ:令和初の仮面ライダー作品として印象に残るものになった

今回は仮面ライダーゼロワンのストーリーについてネタバレ考察してきました。

一部の批判や撮影中断という逆境もありましたが、全体的に令和初の仮面ライダー作品として評価されたものと考えられます。

今後、間違いなく印象に残る作品として、仮面ライダーの歴史に名を残すことでしょう。