仮面ライダー555に登場した長田結花:クレインオルフェノクについてまとめました!
怪人:オルフェノク役にもスポットを当てた作品として話題となり、評価も高かった仮面ライダー555。
主要キャラクターの1人として登場した長田結花:クレインオルフェノクもまた、劇中で数奇な運命に翻弄され、悲劇の最期を遂げたキャラクターでもありました。
今回は仮面ライダー555に登場した長田結花が経験したかわいそうな運命について、最後のシーンとして印象的なメールの内容等についてご紹介していきたいと思います。
長田結花のかわいそうなエピソード
クレインオルフェノクが拘束具(マイルド表現)つけて口をふさいでるのは自己否定の意識の発露らしい。で、劇場版のあの雄弁な長田さんが変身した姿ははっきりと口を晒した外見。精神の変化がデザインに表れてるね pic.twitter.com/l385zFKXR3
— フラギイ (@fra_gille) January 9, 2019
長田結花は劇中でも見ているこちらが同情してしまうほど、悲壮感溢れる悲しい運命を辿ったキャラクターです。
これからご紹介していく長田結花の生い立ちや、恋心を抱いている海堂直也に振り向いて貰えないというエピソードは、悲しき少女というイメージを印象付けたものでした。
どんなに想いを寄せても、海堂直也はヒロインの園田真理が大好きで、全く長田結花には興味がないのです。
ストレートに「海堂さんが好きです」と伝えても、「うざい」「陰気臭い」と言われてしまう始末で、本当に可哀そうでした。
そんな長田結花のキャラクターについて、詳しく見ていくことにしましょう。
いじめの果てにオルフェノクに・・・
第3位
クレインオルフェノク pic.twitter.com/hPEbqZ0YKz— TaigA (@TaigA_98tiger) December 10, 2016
高校生の長田結花は両親と妹との4人暮らしの設定なのですが、実は母親と妹は自身の本当の親族ではありません。
その事実から、悲しい事に母親からは全く相手をしてもらえず、実の父親もかなり酷い態度で結花ではなく妹ばかりを大切にしていました。
最悪な事に、同じ高校に通っている妹からもかなりいじめられており、その様はもう可哀そうという次元を通り越していましたね・・・。
ある日、妹も所属している女子バスケ部員から酷いいじめを受けてしまった結花は、なんと歩道橋の階段から落ちてしまって命を落としてしまいます。
自分が生まれてきた価値は本当にあったのだろうか、という思いを抱えながら息を引き取ったシーンは、見ている側も思わずくやしさをにじませてしまうものでしたね。
そしてこれが結花としての第二の人生の始まり・・・。
周囲の人間に対する怒りや憎悪等を爆発させ、結花はクレインオルフェノクとして覚醒したのです。
かわいい姿の影に隠れたクズな本心・・・
#ムカつくキャラ選手権#仮面ライダーファイズ
長田結花さんの養父母、義理の妹はまじでひどかった
あと高校のバスケ部とかもかなりきつかった
(キャラなのに複数人になってしまいました…) pic.twitter.com/0DTicFpBcP— YOSHUN (@yoshun13) June 3, 2018
オルフェノクとして蘇った結花は復讐のため、自身をいじめた家族やバスケ部員の命を自らの手で奪っていきます。
表向きは人間との共存を願う木場勇治と同じ立場にありましたが、自分に敵意を向ける人間には感情が抑えられなくなり、陰で命を奪うシーンもありましたね・・・。
こんなに健気で可哀そうな長田結花なのですが、上記のような凶行を見せるほか、思いを寄せている海堂直也が自分に振り向いてくれないことに変な嫉妬があり、意外にクズな一面を見せてしまうことがあります。
長田結花と木場勇治のオルフェノクとしての教育係で海堂直也と長田結花は知り合うことになり、乱暴なところもあるけど奥深いやさしさを持っている海堂にどんどん惹かれていきました。
結花は思い切って告白もしたりするのですが、全く相手にされず、でも諦める事無く何回も告白していましたね。
しかし、ある日海堂は園田真理の事が好きだということに気付くのです。
真理と結花は友達で、真理は全く海堂に興味がありません。
恋を脅かす状況に結花がとった行動は、なんと海堂に「真理はきっと照れているだけのはず」と嘘を伝えたのです!
恋の炎が燃え上がる海堂は当然勘違いし、ひどい時は真理にプロポーズをして玉砕するという有り様・・・。
女って怖いな・・・と感じた瞬間でした。
ちなみに、2004年に出版された小説「仮面ライダーファイズ世伝 異形の花々」では、自分のわがままを従順に聞く啓太郎に無理難題を押しつけるという、これまたクズな一面を見せていました・・・。
実験台にされた最後と啓太郎へのメール
#この写真一枚でこの回の内容と悲しみが分かる人RT
「啓太郎さん‥あたし、今日行けそうにありません」
長田結花とのメールのやり取りの最後がこんな形になろうとは。 pic.twitter.com/CcAYIWlz4g— だびっど (@david_12080623) January 19, 2018
本編終盤で警視庁のオルフェノクに対峙する部隊の攻撃に激怒した結花は警察官の命を大量に奪ってしまいました。
この事をかなり後悔してしまった結花は警察にこのことを自首をしようとするのですが、逆に実験材料にされてしまい、オルフェノクとしての力が尋常じゃないほど弱まってしまったのです。
その後、今までずっとメールをしていた人が菊池啓太郎であることをついに知り、晴れて両想いになりました。
しかし、その幸せも長く続かず、結花はオルフェノクの襲撃を受けて怪我をしてしまうのです。
襲撃されたこの日は奇しくも初デートということで二人はとても楽しみにしていました。
啓太郎の元に傷ついた結花は向かおうとしますが、ラッキークローバーの冴子が現れてしまい、抵抗も空しくやられてしまいます。
肉体が消滅してしまう寸前、結花は最後の力を振り絞り、啓太郎にメールを送りました。
「私、幸せでした。啓太郎さんに出会えて。世界中のみんなが、幸せになりますように・・・。」
こんな内容のメールが送られてきたらショックでしか無いのではないでしょうか。
長田結花役の女優の現在を紹介!
ここまで仮面ライダー555に登場した長田結花についてご紹介してきました。
オルフェノクになるまでの悲惨な過去に、オルフェノクとしての力に翻弄された運命は悲しさを物語っていましたね。
そんな長田結花役を演じた女優さんは現在何をしているのでしょうか?
長田結花役:我謝レイラニの現在!
inseaでヨガからのQpuで小顔矯正してきた〜♪最近、運動はよくしてるけど小顔矯正は久々だったから〜痛かったぁ( ´д`)でも顔を触られてる感覚ってなんか癒された〜お顔ちっさくなったかな?( ´艸`) pic.twitter.com/nMIyDu0yT1
— 我謝よしか (@gajaleilani) March 25, 2015
長田結花の役を演じた我謝レイラニさん(旧芸名:加藤美佳)は仮面ライダー555出演当初、頻繁にドラマやバラエティ番組に出演をしていました。
嫌われ松子の一生や、リッチマンプアウーマンなど、有名なドラマに出演しています。
2012年ころまでは、色んなドラマ等に出演していたのですが、現在はそこまで活発にドラマやバラエティに出演はしていません。
凄く綺麗で演技の実力もある方なのですが、今はゆったりとプライベートを過ごされていて、主にモデルの活動をされているようですね!
仮面ライダー555出演当時からとても綺麗で人気のある女優さんだったので、またドラマ等で頻繁に観ることができれば良いなと思います。
終わりに
今回は長田結花:クレインオルフェノクについてお伝えしてきました。
人間を大切にしたいという気持ちもありつつ、自身に牙を向く人間にはかなりの仕打ちをするような役柄でしたね。
長田結花もまた、オルフェノクでありながら木場勇治や海堂直也のように人間味があるキャラクターだったのかなと感じます。
最後に啓太郎と気持ちが通じ、一瞬でも幸せを感じることができたなら良かったですね!
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