仮面ライダー555に登場したスパイダーオルフェノクについてまとめました!
数多くの怪人:オルフェノクが登場した仮面ライダー555の中でも、とりわけその強さをファンに見せつけたのがスパイダーオルフェノクです。
スパイダーオルフェノクである澤田亜希役を演じたのが、今大人気のイケメン俳優:綾野剛さんというのもさることながら、主人公の巧や草加といったライダーたちを圧倒する戦いを見せたことでも印象深かったキャラクターですね。
今回はそんなスパイダーオルフェノクの強さについて、初登場から最後までの活躍をまとめてご紹介していきたいと思います。
スパイダーオルフェノクの強さを紹介!
yahooニュースより: 今会ったらそれで自分が終わっちゃいそうなんですよね。もっと言うと辞めちゃいそうだなと、僕が。 pic.twitter.com/aBlKfDRCFb
— 澤田亜希・スパイダーオルフェノクbot2 (@sawadaakibot2) 2019年3月13日
スパイダーオルフェノクは見た目こそカッパのような格好に見えるのですが、実際はオルフェノクの中でもかなり強い部類に入ります。
その強さは、劇中で雑魚キャラのオルフェノクを圧倒する場面も見せるほどでした。
劇中での上位クラスの強さを誇り、ファイズやカイザを苦しめたスパイダーオルフェノクの強さは具体的にどのようなものなのでしょうか?
まずはスパイダーオルフェノクの武器について見ていくことにしましょう。
スパイダーオルフェノクの武器
スパイダーオルフェノクの最大の武器は八方手裏剣です。
この手裏剣の刃の先には、切りつけた対象を麻痺させる毒物が仕込まれており、劇中では流星塾の仲間であった沙耶に攻撃を仕掛け、デルタギアを奪っています。
その他、スパイダーブロックヘアーという髪の毛の部分を伸ばして攻撃する方法もあり、こちらも一瞬の内に心臓に達し、人間を灰化するという恐ろしい強さを見せました。
このような武器を使用して、戦闘ではファイズとカイザが二人がかりで挑んでも圧倒できる強さを見せていますね。
デルタに匹敵する強さを見せたシーン!
(33話「真理、死す」監督・長石多可男)開けて見た目 pic.twitter.com/JqBFiOYnvY
— 澤田亜希・スパイダーオルフェノクbot (@sawadaakibot) 2019年3月13日
仮面ライダー555中盤のキーアイテムとなった3本目のベルト:デルタギア。
このデルタギアで一度変身すると、人間のままでもデルタの力を維持することができます。
そんなデルタの力を手に入れようと流星塾の仲間たちで争うことになるのですが、澤田はデルタの力には興味なく、自らのオルフェノクの力をためすために多くの人間を犠牲にしてきました。
デルタギアの争奪で、流星塾の仲間が真理を人質に澤田を呼び出したときに、巧と草加が駆けつけ、澤田のスパイダーオルフェノクと戦うことになるのですが、ファイズとカイザ2人で挑んでも圧倒されるほどの強さを見せつけていました。
仮面ライダーデルタはラッキークローバーの北崎が変身者となっていた際に、ファイズ・カイザともに苦戦するシーンが映されています。
幾度となく映されたデルタとファイズ・カイザの格闘シーンでもデルタが2人を圧倒することから、スパイダーオルフェノクとデルタは互角の強さではないかと考えられますね。
スパイダーオルフェノクの初登場~最後までを紹介!
そんな圧倒的な強さを誇るスパイダーオルフェノクですが、仮面ライダー555の劇中では具体的にどのような活躍を見せたのでしょうか?
ここからはスパイダーオルフェノク:澤田亜希の初登場から最後までを見ていきたいと思います。
スパイダーオルフェノクの初登場シーン
すべての始まりは、流星塾同窓会のオルフェノク襲撃事件が発端でした。
襲撃後、塾生の遺体が回収され、スマートブレインにより蘇生技術で生き返った塾生たちは体内にオルフェノクの記号を埋め込まれました。
生き返った塾生の中で、唯一オルフェノクに覚醒した澤田は、人間として生きることを捨てて、スパイダーオルフェノクとなって人間を襲っていくのです。
澤田は今時の若者の恰好で、ヘッドホンをしてヒップホップ系の音楽を聴きながら現れます。
最初に登場したのは、バスの中で自分のルールである折り紙を燃やして、燃え尽きるまでにすべて乗客を襲っていくという衝撃的なシーンでした。
その後もオルフェノクである自分の力を試すかのように、人々を次々と襲っていきました。
猟奇的とも言えるこの行動は、放送を見ているファンにとんでもない敵が現れたことを告げるには十分すぎる効果があったと思います。
澤田亜希とラッキークローバー
トークショー2004・6・19より 綾野「草加もあっさり死んでましたよね。(首を折るポーズ)ポキっと」村上「澤田も雅人もラッキークローバーにボコボコにされてカイザに殺されるっていう構図は一緒なんだよね。(脚本が)井上さんだから?」 pic.twitter.com/o377GzrHtr
— 澤田亜希・スパイダーオルフェノクbot (@sawadaakibot) 2019年3月13日
こんな澤田ですが、幼い頃から同じ塾生の園田真理に思いを寄せていました。
幼い男の子に良くある、好きな娘に意地悪をしてしまうという行動を澤田は真理にしていたんですね。
そんな初恋の相手である真理との再会で、人間を襲い続けていた澤田の心境に何らかの変化が現れた様子が見えました。
しかし、澤田はその思いを振り払うように、真理を自らの手にかけることによって人間を完全に捨てて、オルフェノクとして生きていくこと求め、真理を標的にしていました。
そんな澤田の行動にスマートブレイン社長の村上は「上の上」と評価し、デルタギアの奪還を条件にラッキークローバーの一員にすることを提案します。
澤田はデルタギアを所有していた塾生仲間の沙耶を巧や草加の目の前で襲い、デルタギアを手に入れることに成功しました。
これでラッキークローバーは影山、琢磨、北崎に加え、ファイズにやられたジェイの代わりに澤田が一員となったのです!
その後、デルタギアは北崎の手に渡るのですが、北崎の気まぐれでデルタギアを渡された澤田は、何を思ったのか草加たち流星塾のメンバーに渡してしまいました。
この行為について質問した村上に、澤田が人を舐めきった態度で返答したことで、村上が激怒し一転してスマートブレインから追われる身となります。
一方、真理の命を守れなかったことにショックを受けていた巧は、真理をスマートブレインの蘇生技術で生き返らせるために、自らウルフオルフェノクであることを明かし、澤田を徹底的に叩きのめすことになりました。
そして、巧は澤田を打ちのめしたことでラッキークローバーの一員になることができ、真理を生き返らせることができました。
スパイダーオルフェノクの最後
(40話「人間の証」監督・田村直己)電話を切る澤田 pic.twitter.com/i9iwNzhTLm
— 澤田亜希・スパイダーオルフェノクbot (@sawadaakibot) 2019年3月13日
目的を果たした巧はラッキークローバーを裏切り、スマートブレインに狙われることになります。
その後、巧にやられてしばらくの間姿を消していた澤田が現れ、巧に流星塾の同窓会で起きた事件の真相について語りました。
真相を知った巧から「被害者」であると同情された澤田は、巧の態度から真理が巧を信じる理由を知り、心を動かされます。
そんな澤田は、度重なる戦闘でのダメージで既に余命幾許も無い状態となっていました。
倒れ込んでしまった澤田は、介抱してくれた巧の腹部を強打し気絶させ、自らラッキークローバーのもとへ向かい、巧の代わりに戦いを挑んだのです。
そこへ復讐心を募らせていた草加の変身する仮面ライダーカイザが乱入!
澤田は草加の放ったゴルドスマッシュを叩き込まれ、致命傷を負ったのでした。
ラッキークローバーの3人がカイザを攻撃しはじめた間、致命傷を受けた澤田は逃げるようにして橋を渡っていったのですが、力尽き橋から転落してしまいます。
橋から落ちて横たわる澤田のもとに、真理と巧が駆けつけました。
澤田は灰化寸前で、自分が行った取り返しのつかない行為に後悔しながら、
「すまない。俺は・・・人間としても・・・オルフェノクとしても・・・生きられなかった・・・」
と言い残し、巧と真理に看取られながら灰となってしまいました。
終わりに
今回は仮面ライダー555に登場するスパイダーオルフェノクについてお伝えしてきました。
仮面ライダー555で登場するオルフェノクには、それぞれいろいろなドラマがあります。
スパイダーオルフェノクも、悲しい運命を背負って生きてきたオルフェノクの一人であったことが、ここまでの人気を博したキャラクターである理由ですね。
また、当時新人だった綾野剛さんは、澤田亜希役で新人と思えないほどの好演技を見せました。
現在の綾野剛さんは皆さんも知っての通り、今や人気イケメン俳優の一人となっています。
多彩な演技を見せてくれる綾野剛さんですが、今回のようなクールな役柄が似合うと思いませんか?
綾野剛さんのクールなところは、この仮面ライダー555の澤田亜希役が原点なのかもしれませんね。
コメント