仮面ライダー電王のカイについて目的や正体をまとめてみました!!
平成ライダー1期の屈指の人気を誇る仮面ライダー電王。
その人気ぶりは放送前の評価とはうってかわって、男女問わず幅広い年層からかなりの支持を集めました。
登場するキャラクターは比較的明るいものばかりの電王ですが、今回は主人公の良太郎に牙をむく人物:カイについて、考察とともに紹介していきたいと思います。
カイの目的や正体を考察!
今思えば⋯カイもタイムジャッカーの一員だったのかもしれない。#仮面ライダージオウ #仮面ライダー電王 pic.twitter.com/uJ21FFI42N
— 愛媛育ちの摩耶 (@juujun01) 2019年1月6日
カイは良太郎やイマジンズと行動をともにする本作のヒロイン:ハナを狙う敵キャラとして登場しました。
電王本編における最大の敵である一方、実は非常に人間味が溢れているキャラクターであるとも言えますね。
イマジンズやデンライナーに関わるキャラクターはそのほとんどが明るい性格をしているのですが、このカイについては物語の少しシリアスな部分を背負っているといっても良いでしょう。
そんなカイについて、早速考察していきたいと思います。
カイの目的を考察
カイの特徴を簡単にまとめると以下のような項目が挙げられます。
- イマジンを意のままに操れる
- イマジンを一発で葬る
- どんな時もずっと笑顔
- イケメン
これだけ見るととんでもないキャラクターですよね!
演者の石黒英雄さんがイケメンということもあり、カイの人気に拍車がかかるのも無理はありません。
そんな強くてイケメンのカイの目的に関しては登場した際は一切不明でした。
なによりイマジンを操れるにしても、カイの姿がイマジンではなく人間の肉体そのものとして存在していたからです。
そもそものイマジンの目的は過去を改変することにあります。
過去を変える事は未来を変えることができる力があるのと同じであることは皆さんご存知の通りでしょう。
もし未来で起きる事件の遠因を改変するために、カイがイマジンを送り込んでいるのであれば納得いきますね!
そうなるとカイの正体はイマジンを作った組織の人間などが考えられると思います。
未来の技術を使いテレパシーで操ることができるのに納得がいくのではないかと考えますが、今まさに見ている方や見てた方はどう思ってみているのでしょうか?
この考えなら人間的な肉体を持っているという疑問も解決されるのではないかと思いますね!
カイの正体はイマジンではなく特異点の人間だった
カイにはイマジンを操ったり、一瞬にしてイマジンを消し去る能力があります。
これだけなら良太郎の味方として素晴らしい能力を持つ人物が現れた!と思うのですが、そんなカイはなんとラスボスのデスイマジンを従えるという姿を見せ、衝撃を与えました。
一気にカイがラスボスのイマジンであるという可能性が浮上し、ファンを騒がせましたよね!
しかし、カイの正体は良太郎と同じ、特異点である人間だったのです。
電王の世界における時間は一本の線から枝分かれしていき、それらすべてが本線となって時間を歩んでいきます。
しかし、カイはその本線とはまったく関係のない場所に突発的に生まれた存在でした。
通常、時間は過去・現代・未来から構成されていますので、この三要素がなければ時間軸はありません。
そのため、特異点であるカイは過去がない状態で誕生したのです。
過去という時間が存在しないカイにとっては今を生きるしかありません。
それはつまり、近い将来=未来でカイという存在そのものが消滅してしまうというものです。
そのため、自らの消滅を恐れたカイはイマジンを過去に送り出し、過去を改変することで自分の存在を繋ぎ生きながらえようとしました。
しかし、その行為もやがて良太郎たちに阻まれ、過去の改変のカギとなるハナを手に入れることもできなくなったカイは、ついには自らの消滅をひしひしと感じるように・・・。
自暴自棄に陥ったカイは全イマジンと契約し、すべてを道ずれにしようと過去の破壊を目論みました。
その結果として最恐最悪のデスイマジンを使役したのですが、良太郎たちの手によって倒され、ついには完全に過去を自分と繋げるチャンスを失ってしまいます。
最期は過去を失った人間となり、カイは他のイマジンとともに砂になりながら消滅していきました・・・。
電王本編最終回のその後のカイを考察!
以上が仮面ライダー電王本編におけるカイの正体となりました。
最後は砂となり消滅してしまったカイですが、劇中では語られなかったその後のカイは一体どうなっていったのでしょうか?
この点について少し考察してみたいと思います。
カイは再び復活するかもしれない・・・
カイ(石黒英雄さん pic.twitter.com/oeoU7olYgg
— ayumi@これからも五男推し💛 (@ayumi_1414) 2019年3月10日
仮面ライダー電王の最終回で、カイは良太郎の手によってデスイマジンともに倒され消滅していきました。
その後のカイは砂となり、劇中の描写のみでは完全に消滅していったものと考えられます。
しかし、カイの存在は突発的に生じた未来の特異点です!
今後もなんらかの事故でカイの存在は再び生じる可能性があります。
デンライナーという時を掛ける電車です。未来、過去を行き来しているうちにその事故はあり得るでしょう。
もしまた、その事故が起こってしまった時・・・その時は良太郎と仲良くできたらいいですね!
終わりに
今回は仮面ライダー電王に登場するカイについてお伝えしてきました。
カイは敵キャラでありながら、その本質は実に人間らしい存在だったと言えます。
劇中で自分の特異点と過去がつながった瞬間、まるで子どものように喜んだシーンからは、カイが心の底から、本当に生きたかったのがわかりましたよね!
ただ、そのために手段を選ばなかったことは咎められるべきかもしれません。
生まれた境遇から誰よりもハンデを持っていたカイがそれを覆そうとするのは、このような悪事に手を染めなければならないほど並大抵のことではなかったのでしょう。
私はそんなカイに人間らしさを感じるとともに、もっと生きてほしかったと思いました。
今後もカイという特異点がまた生まれるかもしれない、その時まで楽しみに待ちたいと思います・・・。
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