仮面ライダービヨンドジェネレーションズのあらすじネタバレ!リバイス本編への関係も考察

仮面ライダーリバイス

仮面ライダーリバイスの2021年冬映画「仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ」についてご紹介いたします!

2020年~2021年まで放送されていた仮面ライダーセイバーと、2021年~放送されている仮面ライダーリバイスをコラボさせた、定番の仮面ライダー冬映画作品ですね。

今作は過去・現在・未来をつなぐことをテーマに作成されており、その内容は非常に関心の高いものとなっていました。

そこで今回は2021年冬映画「仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ」のあらすじについて、ネタバレ要素を含めながらご紹介していきたいと思います。

仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ(仮面ライダーリバイス2021年冬映画)のネタバレ!

令和ライダー同士の共演作としては初の冬映画となる仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ。

初代仮面ライダーの誕生の裏を描いた作品と銘打っており、歴代の仮面ライダーファンは必ずチェックしておきたいものではないでしょうか。

公開前から出されている情報はどれも気になる要素ばかりで、製作陣の力の入り様がうかがえますね。

まずは公式に公開されている動画や情報を確認し、仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズのあらすじについて見ていくことにしましょう。

仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズのストーリー内容(予告)

まずは予告動画とともに、すでに明らかとなっているストーリー内容について確認していきたいと思います。

 

悪魔が人類を支配する世界になった2071年に君臨する仮面ライダーセンチュリーは時空を超え、仮面ライダーリバイス:五十嵐一輝が存在している2021年の世界へとやってきました。

時を同じくして、1971年の世界から1人の科学者:百瀬龍之介が2021年へとタイムスリップ。

龍之介は自らが研究に携わっていた仮面ライダーへの改造手術に関する出来事で、ショッカーから追われる身となっていたのです。

その龍之介は自身の息子である百瀬秀夫と50年後の世界で偶然にも再開しますが、秀夫は研究に没頭し続け、家庭を捨てた龍之介を非難し拒絶するのでした。

 

仮面ライダーセンチュリーは一輝たち仮面ライダーの前に現れると攻撃を開始。

果たして仮面ライダーセンチュリーの正体や目的は何なのか?

そして、なぜ百瀬龍之介はタイムスリップしてきたのか?

過去・現在・未来がつながった時、仮面ライダーの誕生にまつわるストーリーが明らかになる・・・!

仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズのストーリー内容を予想

予告では2071年の未来で誕生した仮面ライダーセンチュリーがリバイスたちと戦う映像が発表されましたね!

人類の味方であるはずの仮面ライダーがなぜ人類を襲うのか、そのカギはもともとショッカーの改造人間として生まれたという事実が絡んでいると思います。

そんな中で出会うショッカーの研究員:百瀬龍之介が、今回の作品のカギを握る人物となることでしょう。

彼が生み出した仮面ライダーに関係する真実、そしてなぜショッカーから追われるようになったのかが、壮大な物語を解き明かす重要な要素となることは間違いありません。

 

そしてもう1つ、仮面ライダーセンチュリーを生み出す原因となった、2071年の世界を悪魔が支配するようになったという事実にも目を向けたいですね。

2021年の世界で起こったことが原因で悪魔が支配するようになったという、追加の予告動画でのシーンが印象的でした。

果たしてリバイスの関係者で誰がこのような事態を引き起こしたのか、その真実も解き明かされることでしょう。

デッドマンズ側の人間なのか、はたまたフェニックスの陰謀なのか、注目です。

仮面ライダーリバイスの2021年冬映画のゲスト出演者紹介!

ここまで仮面ライダーリバイスの2021年冬映画「仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ」の内容についてご紹介してきました。

ここからはすでに発表されているゲスト陣と、仮面ライダーリバイスの本編に影響する点について見ていきたいと思います。

仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズのゲスト紹介

今作品は仮面ライダーセイバーと仮面ライダーリバイスのコラボ作品ということで、それぞれの作品で登場したオリジナルキャストを登場させることがすでに発表されています!

ここではそれ以外で登場するゲストについて紹介していくことにしましょう。

ストーリーのキーパーソンとなるゲストを紹介

映画作品恒例のゲストとして、キーパーソンである3名の出演が発表されています。

まずは物語のキーパーソンとなる百瀬龍之介役を中尾明慶さん、百瀬秀夫役を古田新太さんが演じることが発表されました!

中尾さんの方が父親、古田さんが子どもという続柄の役になるのですが、年齢的に逆の立場の方がしっくりくるのでこの点がどう影響してくるのか非常に楽しみです。

どちらも俳優歴が長く、数々のテレビドラマや映画作品で活躍していることからも、ストーリー中での2人の関わりや演技に注目したいですね。

 

そして、初代仮面ライダー:本郷猛役に抜擢されたのが、俳優の藤岡真威人さんです!

初代本郷猛役の藤岡弘、さんの実の息子さんということで、父親から直接の演技指導も受けながら参加されていることが公表されていますね。

作品発表時点でまだ高校3年生と非常に若く、これから先の仮面ライダー作品にもぜひかかわりをもってほしい逸材と言えるでしょう。

令和の時代に登場する新たな本郷猛に注目です!

怪人側のゲスト紹介

一方の怪人側のゲストとしては、ショッカー幹部役として声優の立木文彦さんが俳優として出演することが発表されました!

仮面ライダークウガのナレーションに始まり、仮面ライダー剣のラウズアブソーバーや仮面ライダーWのガイアメモリの音声も担った、仮面ライダー作品ではもはやおなじみの声優さんですね。

今回、まさかの俳優としての登場ということで、どのような演技を見せてくれるのか注目です。

もちろん、今作の予告動画ナレーションも立木さんが担っているので、こちらもチェックですね!

 

また、謎の悪魔:ディアブロの声として上田燿司さんが抜擢されたほか、ディアブロを支えるクリスパーと呼ばれる4体の怪人役に松本梨香さん・森川智之さん・中尾隆聖さん・玄田哲章さんの4声優がキャスティングされました!

上田燿司さんは仮面ライダー鎧武のデュデュオンシュの声を担っており、劇中の言動からも非常に印象に残ったキャラクターを演じたことは記憶に新しいですね。

松本梨香さんは仮面ライダー龍騎のオープニング曲を歌っており、こちらも仮面ライダーファンとしてはうれしいキャスティングとなっています。

中尾隆聖さんと玄田哲章さんも過去に仮面ライダー作品に携わったことがあるなかで、森川智之さんは仮面ライダー作品への出演が唯一初めてなので、こちらにも注目していきたいですね。

劇場版オリジナルライダー:仮面ライダーセンチュリーの紹介

続いて、劇場版オリジナルライダー:仮面ライダーセンチュリーについて見ていきましょう。

2071年から2021年にやってきた謎のライダーで、リバイスたち仮面ライダーを襲撃する予告シーンが印象的でした。

初代仮面ライダーの変身ベルトに酷似しているベルトを装着していることから、ショッカーが関わっているライダーの可能性が考えられますね。

変身者は明かされていませんが、ストーリーに大きく関わる人物であることは間違いないでしょう。

リバイス本編との関係性とその後に関する考察(ネタバレ含む)

毎年、この時期に上映される仮面ライダー作品では、年明け以降の展開に関係する登場人物や要素が描かれるのが定番となっています。

今作では仮面ライダーリバイスのストーリーに関係するものが予想されますが、一番気になるのは未来である2071年が悪魔に支配されるようになった原因を作った人物ではないでしょうか。

本編ではフェニックス司令官である若林がカメレオン・デッドマンが擬態していた姿であることが明かされたばかりで、劇中の言動が非常に気になるのですが、果たして真相はどうなのか注目です。

その内容を知りたい方のみ、以下の記事をお読みください!

今作の内容では、仮面ライダーリバイスの本編に関連する内容は描かれませんでした。

新ライダーや新キャラに関する登場が噂されていたのですが、若林がカメレオンデッドマンとなって敵対するくらいで、直近の仮面ライダーリバイスのストーリー展開を反映させただけでしたね。

少し残念な結果でしたが、逆に映画を見ることができない方に向けた配慮という面も考えられるので、致し方無いと捉えるべきでしょうか。

なので、純粋に1つの作品として見ることができるので、いつ見ても安心して楽しめるという作品と言えますね。

仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズのストーリーネタバレと感想!

ここからは仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズのストーリーのネタバレをしていきたいと思います。

ネタバレを気にする方はこの部分を読み飛ばしていただくことをオススメいたしますので、ご注意ください。

仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズのストーリー(ネタバレ注意!)

 

2071年、世界は悪魔に支配され絶望に満ち溢れていました。悪魔は上空に浮かぶデビルシティで暮らし、人間は荒れ果てた地上で奴隷として暮らすしかなかったのです。

そんな中、ある1人の男が悪魔に追われていました。逃げ場を失ったかに見えた男でしたが、影から男のことを呼ぶ老人に導かれ、謎の研究所へと匿われます。

改めて男の顔を見た老人は驚くとともに、老人が開発したサイクロトロンドライバーを使用するよう迫ります。装着者の精神のみを時空を超え、過去や未来へ飛ばす能力を持つこのドライバーをもって、悪魔が支配する世界を変えるというのです。

そして、そのカギは男の息子と話す老人。その言葉に、男はドライバーを装着し50年前の世界へと精神を飛ばしたのでした・・・。

 

2021年、デッドマンズが悪事を繰り広げる世界で、一輝とバイスは仮面ライダーリバイ&仮面ライダーバイスとなって戦っていました。そんな中、アギレラたちデッドマンズの幹部は、フェニックス本部に潜入していた若林:カメレオンデッドマンの情報を元にとある山奥へ訪れます。

荒れ果てた研究所の跡地にギフの親戚がいると話したアギレラたちは、ギフスタンプに似たクリスパースタンプを発見。その封印を解いた瞬間、凶悪な悪魔:ディアブロが復活したのです。

ディアブロは人間を見下し、アギレラをも排除しようとしますが、アギレラはディアブロに忠誠を誓い、研究所内に眠っていた他のクリスパースタンプを差し出しました。過去の偉人の能力を封印したそのスタンプをディアブロが取り込むと、4体のクリスパーが誕生、世界各地に向けて行動を開始したのです。

生み出されたクリスパーのうちの1体であるヒミコ・クリスパーはサウザンベース付近へと登場。迎撃に出た神代兄弟を退けると、謎の光の柱を生み出したのです・・・!

 

一方、一輝はしあわせ湯のキャンペーンとして親子ウィークなるイベントを実施。親子連れの客でにぎわう中、かつてともに戦ったノーザンベースの剣士である倫太郎がチラシを手にやってきました。

芽衣や尾上親子とともに入浴に来た倫太郎たちを歓迎する一輝。そんな中、番台の近くでケンカをする1組の親子を目撃します。

一緒に釣りに行く約束を守ってくれない、と叫び飛び出ていった息子を追いかけた父親は、うっかり社員証を落としたまましあわせ湯から立ち去ってしまいました。一輝は社員証のケースの中に古い新幹線の切符が入っているのを見つけ、急いで届けに向かったのです。

その父親:百瀬秀夫が勤務する鉄道整備所に社員証を届けに行った一輝。感謝の意を述べる秀夫にケンカの理由を尋ねますが、秀夫は子どもとの接し方がわからない、と困っている様子・・・。

 

と、そこへ突如50年後の世界からやってきた男が現れました。男は秀夫の社員証を見るなり、感動して抱き着こうとしますが、実体がないため秀夫の体をすり抜けてしまいます。

突然の出来事に驚く一輝と秀夫。秀夫が男の正体を尋ねると、男は秀夫の父:百瀬龍之介だと語ったのです。

その時、復活したばかりのディアブロが龍之介を追って現れました。一輝が変身してディアブロと戦う中、龍之介はディアブロを倒すべく、秀夫に体を貸すよう迫ります。

突然のことが立て続きに起こり混乱する秀夫でしたが、次の瞬間龍之介が秀夫の体を乗っ取り、腰に巻いていたサイクロトロンドライバーを起動。仮面ライダーセンチュリーとなり、ディアブロと戦い始めたのです。

 

変身してディアブロと戦っていた一輝とバイスも突然の出来事に驚愕。しかし、センチュリーは力の制御ができていないのか危険な様子・・・。

周りに被害が起こる前に一輝が何とかセンチュリーを別の場所へ移動させましたが、センチュリーは一輝たちをも攻撃し始めました。苦戦する一輝とバイスでしたが、そこへ倫太郎と飛羽真が駆けつけ加勢したのです。

飛羽真は剣士を引退していましたが、世界の異変に気付いたソフィアが倫太郎に命じて、炎の聖剣を渡し協力を仰いでいたのです。4人で何とかセンチュリーを食い止めようとしますが、それでもセンチュリーの力は強く、4人は次々と吹き飛ばされてしまいます。

さらに攻撃を加えようとするセンチュリーでしたが、その時突如苦しみだし、強制的に変身を解除。龍之介と秀夫も元の姿に戻ってしまったのです。

 

龍之介のことを本当の父親だと認識した秀夫に、龍之介はセンチュリーとなって戦うことを求めます。しかし、秀夫は自分の父親はいない、家族を捨てたお前とは違う、と協力を拒否、その場から立ち去ってしまったのです。

一方、エジプトではクフ・クリスパーが出現し、駆けつけた尾上や大秦寺の目の前で2本目の光の柱を立てていました。同じく、イースター島でもエジソン・クリスパーが出現し、賢人や蓮が抵抗する中で「星の完成」という意味深な言葉を残しつつ、3本目の柱を立てていきます。

異変の原因を探る狩崎は大二にとある場所を捜索するよう命令。その場所はアギレラたちがディアブロを復活させた研究所跡でした。

そこで大二は朽ち果てたショッカーのシンボルを発見。様々な資料を回収するとともに、狩崎にディアブロが復活したことを報告するのでした・・・。

 

ディアブロが封印されていたスタンプは、かつてギフスタンプが発見された1971年と同じころに見つかったものでした。しかし、そのスタンプの存在は公にされず、存在を闇に葬られていたのです。

その理由はスタンプをショッカーに奪われてしまったからでした。その後、世界征服のためにディアブロを復活させたショッカーでしたが、その力を制御できず止む無く封印、遺伝子研究をしていた研究所もろとも存在を抹消していたのです。

一方、龍之介に協力を申し出る一輝でしたが、龍之介はディアブロを倒せるのはセンチュリーだけだと話し拒否します。狩崎の命を受け龍之介捕獲のために現れたヒロミに一輝たちが驚いたのも束の間、再びディアブロが現れヒロミを一蹴、続けて龍之介の命を奪おうとしたのです。

抵抗する龍之介は再度センチュリーに変身しようとしますが、秀夫が拒絶しているためドライバーが反応しません。立ち去ってしまった秀夫を追いかけようとするディアブロを飛羽真と倫太郎が食い止める中、一輝は龍之介を連れて逃げ出したのです。

 

ビルの屋上まで逃れた龍之介に、一輝は秀夫との間に何があったのか、なぜ自分の申し出を受けてくれないのかを尋ねました。龍之介は自分のことを「最悪な人間」と称し、その理由を語り始めたのです・・・。

1971年、遺伝子研究を行っていた龍之介は研究に行き詰り、自身の能力を活かせずにいました。そんな龍之介をショッカーがスカウトし、科学者として様々な改造人間を生み出すよう命令したのです。

悪事に加担しているという思いはあれど、科学者としての欲求が満たされることの方が上回っていた龍之介は、自身の研究が実現していく様に喜びを感じていました。そんなある日、科学者を目指す1人の男:本郷猛を実験体としてとらえてきたショッカー幹部は、いつものように本郷猛を改造人間にするよう龍之介に命令します。

いつものように恐怖をもって脅かす龍之介でしたが、本郷猛は「人のためになるのが科学ではないか」と投げかけます。その言葉が胸に刺さった龍之介でしたが、結局ショッカーの命令に従うまま本郷猛を仮面ライダーとして改造させたのです。

 

その後、本郷猛がショッカーの研究所から脱走し、仮面ライダーとして怪人たちを倒しているという情報を聞いた龍之介は罪の意識に苛まれます。これまで生み出してきた怪人はすべてショッカーがさらってきた罪のない人たち・・・その人たちにも家族がいることを痛感した龍之介は、ショッカーからの脱走を図りました。

しかし、あえなく捕まってしまった龍之介は、ショッカーが入手したディアブロが封印されたスタンプを押され、ディアブロを生み出してしまいます。その後、ディアブロの再封印を行ったショッカーによって龍之介は宇宙船に乗せられ、遠くの宇宙へと捨てられてしまったのです。

このまま永遠に宇宙をさまようかと思った龍之介でしたが、すぐさま宇宙船がワームホールに飲み込まれ、気が付くとそこは2071年の世界だったというのでした。その後の行動は映画の冒頭通りで、ディアブロを倒し悪魔が蔓延る未来を変えるために2021年にやってきたと龍之介は語ったのです。

龍之介は加えて、ディアブロが生まれる前にタイムスリップしてしまうと、自身が未来の危機のためにタイムスリップするという未来自体が書き換わることを補足。あくまでディアブロが復活し、完全な力を手に入れるまでの短い期間でディアブロを倒すことだけが唯一の道だと話したのです。

 

もう時間が無い・・・何としても秀夫と協力してディアブロを倒さないと、と一輝の申し出を拒み続ける龍之介は、この行動自体が自身の罪を償うものであることも話しました。そんな龍之介に、一輝はタイムスリップしてきた理由が世界を救うためだけではなく、秀夫に会うためではないかと指摘しました。

秀夫と再会した時の龍之介の表情は、父親の顔そのものだったと話す一輝。そうまでして首を突っ込む理由を尋ねた龍之介に、一輝は親子のためだと即答したのです。

一輝の思いを理解した龍之介はようやく受け入れ、狩崎たちのもとへついに仮面ライダーが集結。モスクワに現れたレオニダス・クリスパーが4本目の柱を立てたことや、エジソン・クリスパーの「星の完成」発言から、逆芒星の形で柱を立てていることを推察した狩崎は最後の柱の位置が予想されるアラスカにライダーを派遣することを決めたのです。

龍之介も未来に起こっている危機を伝え、自身の肉体の安全を確保すべく2021年のライダーを精神だけ未来の送ることを提案。二度と戻ってこれないかもしれないリスクを承知のうえで、飛羽真と倫太郎・ユーリ、大二とさくら、そして悪魔が支配する世界に興味津々のバイスも悪さをしないことを条件に半ば強引に未来へ向かうこととなりました。

 

現代に残った剣士たちはそれぞれ柱を守るクリスパーのもとへ分散し戦いを挑みます。アラスカに向かったヒロミと神代兄弟の前にはアギレラたちデッドマンズが待ち構えていて、最後の柱を立てさせまいと戦いが始まりました。

一方の未来にタイムスリップした飛羽真たちの精神は、研究所に横たわる龍之介の肉体を発見。そこへ現れた老人はバイスたちの姿を見て、自身の正体が50年後の狩崎であることを告げたのです。

悪魔が蔓延る世界を救うために狩崎がサイクロトロンドライバーを開発したことを聞いた飛羽真たちは、直後に龍之介を狙う悪魔が作り上げたデビルライダーの集団に襲われます。狩崎は50年間の研究の成果として作り上げたクローンライダーの技術を披露、飛羽真たちを過去に登場した別のライダーに変身させ、龍之介を守らせようとしました。

しかし、圧倒的なパワーの前に防戦一方の飛羽真たち・・・。旗色が悪いと見たバイスは悪魔側に寝返ろうとしますが、飛羽真が「約束は破った方が苦しい」と叱り、バイスは何とか思いとどまります。

 

各地で激闘を繰り広げるライダーたちでしたが、ついにアギレラが5本目の柱を立てて逆芒星が完成。目的を果たしたアギレラたちはギフジュニアを残し撤退していきました。

一方、秀夫のところへ向かった一輝は、どうして龍之介を憎んでいるのか尋ねます。新幹線の切符を大事にとっていることからも本心から憎んでいると思えないと話す一輝の前で、一緒にやってきていた龍之介が秀夫に謝りました。

しかし、そんな龍之介の謝罪を受け入れようとしない秀夫。一輝は5本目の柱が立ったことを受け、百瀬親子を残しフェニックス本部へと戻っていきます。

本部では狩崎がディアブロの姿が見えないことを不審がっていました。芽衣の何気ない言葉から、狩崎は逆芒星の中心である富士山にディアブロがいることを推測、程なくして富士山にエネルギーが集まり、ディアブロが完全復活してしまったのです。

 

何とかディアブロを止めるべく、単身富士山のふもとへと向かう一輝。しかし、復活したディアブロのバリアに攻撃が通らず、ついに変身を解除させられるまで痛めつけられてしまいました。

ボロボロになり横たわる一輝にとどめを刺そうとするディアブロ。と、その瞬間、新幹線のような形をしたエネルギーがディアブロを邪魔し、一輝は一命をとりとめたのです。

その正体は百瀬親子でした。一輝が親子と別れた後、秀夫はかつて新幹線に一緒に乗るという約束を龍之介が破り実現しなかったことを責めていたのです。

そんな秀夫に、龍之介も新幹線の切符を見せ、約束を忘れていないと発言。子どもを大事にしない親はいないこと、秀夫も親になったことでその気持ちがわかるだろうということを告げ、戦いが終わったら一緒に新幹線に乗ろうと約束したのでした。

 

わだかまりが無くなった百瀬親子は協力し仮面ライダーセンチュリーへと変身。そのことで未来の龍之介の肉体も2021年へタイムスリップし、同時に飛羽真たちも2021年へと戻ることに成功したのです。

各地のクリスパーを倒すべく戻ってきたライダーが散っていく中、一輝とバイス、飛羽真の3人はディアブロと戦いを開始。センチュリーと力を合わせてバリアを破壊することに成功しました。

未来の狩崎からもらったネオバッタバイスタンプの力も使い、ディアブロを追い詰めていく一輝たち。各地でライダーたちの手によってクリスパーが倒されていく中、巨大化し最後の抵抗を見せるディアブロに一輝たちも力を合わせて対抗、ついにディアブロを撃破することに成功したのです。

変身を解除した龍之介と秀夫でしたが、龍之介は使命を果たしたことでその姿が消えようとしていました。新幹線に乗る約束が守れないと嘆く秀夫に、龍之介は秀夫の息子と乗るよう諭します。

 

そんな龍之介の前に、本郷猛の精神が姿を現しました。仮面ライダーに改造したことを謝る龍之介でしたが、本郷猛は改造してくれたことに感謝の意を述べたのです。

驚く龍之介に、本郷猛は仮面ライダーになったことで力を手に入れ、多くの人を守ることができたことを話しました。自身の科学が他人の役に立ったことを知り、仮面ライダーが永遠に人々を守り続けるよう願った龍之介は、ついに使命を終え消滅してしまったのです。

唯一残された新幹線の切符を手にした秀夫は、後日息子と新幹線に乗り旅行に出かけていました。その眼には、子どもだったころの自分と龍之介の姿を思い浮かべていて・・・。

一方、戦いを終えた一輝たちもしあわせ湯を貸し切り戦いの傷をいやしていました。仮面ライダーたちの長い戦いはこれからも続くのでした・・・。

仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズの感想(ネタバレ含む)

仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズは本編に関連しない完結型のストーリーとなりましたが、その見ごたえは大きく非常に面白い作品でした!

親子の絆を描いたシーンは感動もので、親子連れで来ていたお客さんも親御さんの方が涙を流すほどでしたね。

本郷猛が仮面ライダーになった原因が龍之介であることや、本郷猛自身がそのことを責めていないというのも、最後に龍之介が報われて「さすがは本郷猛だ!」と思う位でした。

藤岡弘、さんばりの演技を見せた藤岡真威人さんの名演だけでなく、倫太郎の爆弾発言やあの姿も印象的だったのですが(笑)、詳しくはぜひ映画館で確認してみてくださいね!

まとめ:リバイス・セイバーの活躍を見逃すな!

今回は仮面ライダーリバイスの2021年冬映画「仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ」についてご紹介いたしました。

最初から最後まで見ごたえ十分で非常に面白い作品となっていましたね。

ぜひ2021年の締めくくりとして、仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズを映画館で見てみてはいかがでしょうか?


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