仮面ライダー龍騎に登場する仮面ライダー王蛇:浅倉威の怖いサイコパスな部分をまとめてみました!
史上初の仮面ライダー同士の生き残りをかけたバトルを描いた仮面ライダー龍騎。
癖のあるキャラクターが数多く登場した中でも、際立ってライダーバトルの印象を植え付けたのが、今回取り上げる浅倉威です。
凶悪犯罪を繰り返した脱獄犯という設定は非常に衝撃的だったのに加え、それほどまでの凶悪性を秘めたサイコパス的な一面を幾度となく見せてきたのが多くのファンを作るきっかけともなりましたね。
そこで今回は仮面ライダー王蛇:浅倉威のサイコパスな部分についてご紹介していきます。
浅倉威の怖いサイコパスな性格まとめ!
こんな顔面重要文化財の浅倉威に銃口向けられてみな??撃たれてもいないのに死ねるわ(物騒) pic.twitter.com/9rW6aluHrn
— ポニーちゃん (@pony_000) 2019年3月30日
浅倉威と言えば、ライダーバトルを激化させるために神崎士郎が送り込んだライダーで、仮面ライダー王蛇という仮面ライダーに変身をした人物です。
浅倉が登場するまでにも数名、正義の味方とは言えない仮面ライダーが登場していましたが、それらを軽く上回るほどの振り切れた悪を表現した仮面ライダーとなりました。
劇中でも幾度となく見せる犯罪行為や、他のライダーの命をいとも簡単に奪っていく姿は、さながらサイコパスを言われてもおかしくないものでしたね。
そんな浅倉威の怖い性格について見ていくことにしましょう!
浅倉威のサイコパスな行動
お前……そうだ…お前だ pic.twitter.com/i6D7qMsXCl
— 浅倉威 (@AsakuraOujabot) 2019年4月3日
悪の仮面ライダーと言われている浅倉威はサイコパスのような行動をとるキャラクターでした。
浅倉威の代表的なシーンと言えば、
- イライラして暴力を振るう
- 執拗に仮面ライダーゾルダこと北岡秀一を狙う
- 生きるための食事に関する執念
ですね!
主人公ではないので暴力シーン自体は少ないですが、イライラして叫ぶシーンはしょっちゅうあるのでかなりのサイコパスです。
経歴上も暴力や殺人は当たり前、さらにその理由が「イライラしたから」という救いようのないもの・・・。
このようなシーンがメインで出てくるので、視聴者の大半を占める子どもと一緒に放送を見ていた親からのクレームが寄せられていました。
まあ、大人から見てもかなりバイオレンスなシーンですよね・・・。
仮面ライダーゾルダこと北岡秀一を狙うのも自分を無罪にできなかったからというものでした。
「黒を白にする」敏腕弁護士である北岡秀一でさえもすでに無罪は無理で、懲役10年が限界だったそうですよ・・・。
それほどまでに浅倉が行ってきた犯罪行為は数多く、かつ凶悪だったということですね。
また、食事に関しても生きるためなら泥、トカゲ、貝(貝殻付き)など何でも食べるという無茶苦茶なシーンも・・・。
一般人から見たらありえない光景です。
イライラするのは両親のせい
どうした……その程度か……英雄だろ?お前…pic.twitter.com/0ZCZiiEsuF
— 浅倉威 (@AsakuraOujabot) 2019年4月3日
しかしながら、浅倉威が上記のような性格になってしまったのはどうしてでしょうか?
その原因は彼の幼少期にありました。
浅倉威は幼少期に差別や虐待を両親から受けていたのです。
常に両親から弟と比較され、虐待も浅倉威だけ受けるという、他に誰も味方がいない状況でした。
幼少期の過ごし方が大人になっていくときの人格形成に影響するとよく言いますよね。
浅倉威が常にイライラしているサイコパスに育ったのは両親が原因であると考えられます。
弟をエサにするサイコパスシーン
待て!
※腹を空かせた契約モンスターたちが浅倉を襲うも、この一言で動きを止めるpic.twitter.com/7svkXWKQbw— 浅倉威 (@AsakuraOujabot) 2019年3月26日
歴代の仮面ライダーで衝撃映像を繰り出す中でもひときわ目立ったシーンが、弟をモンスターのエサにするシーンです。
浅倉は主人公:城戸真司の同僚の桃井令子に情を訴えて、浅倉の実の弟を連れてくるようにそそのかします。
罪を償う覚悟をもったと思いこまされた桃井は浅倉の弟を連れてきましたが、それこそが浅倉の狙い・・・。
モンスターを倒せず腹が減っていた自身の契約モンスター:ベノスネーカーに、あろうことか弟を食べさせたのです!
このシーンは凶悪犯罪者である一面をまざまざと見せつける、かなり衝撃的なものでした。
その当時の視聴者は浅倉威がやばいとかいう気持ちではなく、怖いという気持ちでみていたと思います。
おまけに、襲わせた理由が「邪魔だったから」という何とも救いようがない回答をしており・・・。
サイコパスと言われてもおかしくない言動でした。
浅倉威の暴力・脱獄シーンの影響と苦情
ここまで仮面ライダー王蛇:浅倉威のサイコパスな一面についてお伝えしてきました。
子どもが視聴する朝の時間帯の特撮ヒーロー番組とはかけ離れたキャラクターに対し、やはりというか苦情は多かったようです。
ここからは浅倉威というキャラクターが及ぼした影響や苦情について見ていきたいと思います。
暴力・脱獄シーンは苦情が多かった
仮面ライダー龍騎-第18話
“脱獄ライダー” pic.twitter.com/xzPxnBisVX— 浅倉威 (@AsakuraOujabot) 2019年3月29日
浅倉威の劇中の言動に対し、かなり多くの苦情が寄せられていたようです。
本来は子ども向けの番組ですので、視聴者の親からしたら見せてほしくない一面が多かったですよね。
弁護士を襲って弁護士を装い脱獄するシーンや、ミラーモンスターに警察官を食べさせ脱獄するシーンなど、怖い内容ばかりでした。
変身前にもライダーを狙い暴力を振るうという、仮面ライダーの暗黙の了解をいとも簡単に破ってしまう行動を見せていましたね。
ケガを負わせてハンデをつけ勝とうとするなど、フェアな戦いをするより純粋な悪として敵を打ちのめすという振り切れた悪を見せていました。
以上のことから、子どもにはかなり刺激的なシーンが多かったので、苦情が多かったのはしょうがないのではないでしょうか。
実はいいやつだった?
『少女と王蛇』 pic.twitter.com/zCC45kK6lL
— 浅倉威 (@AsakuraOujabot) 2019年4月1日
そんなサイコパスの浅倉威ですが、いいやつという説もかなりあります。
理由としては愛嬌のある行動や他者を思いやる行動、不必要な暴力や殺人は行わないシーンです。
北岡が「城戸真司がバカだと思うやつ手をあげろ」と言った時に実際に手を挙げるなどの愛嬌を見せる、トカゲの丸焼きを神崎士郎にあげようとするなどの、浅倉なりの思いやりのある行動をしたりします。
殺人や暴力に関しては実際に良く見ると理由なく行っていませんでした。
イライラしていることを理由に暴力や殺人を行うことはありますが、逆にイライラしなければそのようなことは一切しません。
ミラーモンスターが飢餓状態でも一切理由なく、人間を襲わせないなど一貫した行動をとります。
その上、野生のミラーモンスターに狙われている少女を守ったりもしていました。
サイコパスの浅倉威からしたら驚きの行動ですね!
まとめ:サイコパスだけど本当はいい奴だった!?
今回は浅倉威のサイコパスな性格についてお伝えしてきました。
イライラしたからという理由にならない理由で暴力や殺人を行う、食事に関しても生きるためなら泥をも食べる、弟をエサにするなどサイコパスなシーンが多かったですね。
しかし、そんな浅倉威も不必要には一般人を襲わない、むしろ野生のミラーモンスターに狙われている少女を守るなどしていることなど本来は優しい性格をしています。
育った環境で人間の善の部分がマヒしているので、サイコパスになっていますが、本来ちゃんとした環境で育てば優しい青年だったのではないでしょうか?
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