仮面ライダーの劇中に登場した本についてご紹介いたします!

本と剣をテーマにした作品である仮面ライダーセイバーには、テーマ通りたくさんの本が登場します。

童話や神話、名作品はもちろん、もともとある作品を怪人用に改変したものも出ており、中には元の作品がわからないものもあることでしょう。

そこで今回は仮面ライダーセイバーの劇中で登場した本について、タイトルと簡単なあらすじ、さらにはモデルとなった作品名も含めて各話ごとにご紹介していきたいと思います。

仮面ライダーセイバーに登場した本のタイトルとあらすじまとめ!

小説家兼本屋の店主である主人公の神山飛羽真は、劇中の誰よりも本のことが大好きなキャラクターとして登場しています。

誕生日プレゼントに本を渡すなどその熱意は本物で、本を汚そうとするメギドたちへの怒りも持ち合わせている人物ですね。

そんな仮面ライダーセイバーの劇中には、実在する様々な作品が登場しています。

いったいどんな作品なのか、早速見ていくことにしましょう。

仮面ライダーセイバーの劇中で登場した本のタイトル・あらすじとモデル

それではどんな作品が出てきたのか、実際に見ていくことにしましょう。

登場した順に並べていますので、ストーリーを思い出しながらご確認ください。

アリババと40人の盗賊

第1話で飛羽真が本屋に遊びに来た子どもたちを相手に読み聞かせていた本ですね。

「アラビアン・ナイト」の中の1つとして認識されているこの作品は、盗賊団が「開け、ゴマ!」の呪文で入り口が開く洞窟に集めた財宝を勤勉ながら貧乏なアリババが見つけ、一夜にして大金持ちになる話です。

その後、強欲なアリババの兄:カシムが同様に洞窟に忍び込みますが、財宝に夢中になるあまり入口の開け方を忘れてしまい、戻ってきた盗賊団に殺されてしまいます。

財宝を盗んだアリババを襲撃しようとする盗賊団でしたが、カシムの女奴隷となっていたモルジアナがアリババのために機転を利かし、ピンチを救うという話です。

家なき子

第1話で飛羽真が誕生日の少年:亮太にプレゼントとしてあげた本になります。

エクトール・アンリ・マロというフランスの作家が執筆した小説で、少年レミが旅芸人の一座とともに世界を回り、成長していくという作品です。

ちなみに、飛羽真がこの本を亮太に渡した直後にワンダーワールドに飲み込まれてしまい、まさに家なき子と同様の状況になってしまいました。

そのあたりの対比も兼ねて渡されたのかもしれませんね。

巌窟王

第1話で初登場したゴーレムメギドの元となるアルターブック「岩石王ゴーレム」のモデルであろうと推察されている小説です。

「モンテ・クリスト伯」というタイトルで発表された作品を、日本では「巌窟王」と訳し、発表されています。

主人公であるエドモン・ダンテスが無実の罪で監獄送りとなり、生きる意欲を失いかけたところに真実を知ったことで復讐計画を考え始めるという、復讐劇を描いた作品になります。

数年の時を経て監獄から出てきたエドモンは、モンテ・クリスト伯爵をはじめとする様々な偽名を使い分けながら、自らを貶めた人物への復讐を始めるのですが、実はこの流れは仮面ライダー555の木場勇治の境遇のモデルにもなっているのです。

アリとキリギリス

第2話で登場したアリメギドとキリギリスメギドのモチーフとなった作品です。

劇中ではアルターブックによって「アリかキリギリス」という名前に改変させられていました。

働き者のアリが来たる冬を見据えて夏場もエサをため込む中、遊び人のキリギリスはアリのことを笑いながら遊び呆けていました。

しかし、ついに冬が訪れるとアリは難なく過ごせたのに対し、キリギリスは食べるエサも無く、アリにも見捨てられ途方に暮れてしまうという寓話です。

ジャックと豆の木

第2話で登場したワンダーライドブック「ジャッ君と土豆の木」のモデルとなった作品です。

不思議な豆を拾った少年ジャックが豆を植えると、天まで昇る大きな木に育ちました。

木を登り雲の上にたどり着いたジャックはそこに住む巨人の家に忍び込みますが、巨人は人間が大好物という恐ろしい存在だったのです。

巨人の妻はジャックを救おうと匿いますが、臭いでジャックは見つかってしまい、急いで地上に降りたジャックは、育った木を根元から切って巨人を落下させ撃退するという話でした。

ピーターパン

第2話で登場したワンダーライドブック「ピーターファンタジスタ」のモデルとなった作品です。

ディズニー映画でも知られるこの作品は、永遠に大人にならない少年:ピーターパンが妖精:ティンカーベルとともに夢の国:ネバーランドを冒険するという内容でした。

海賊のフック船長に狙われながらも機転を利かせて撃退するというストーリーは、まさに夢の国ならではの演出でしたね。

ちなみに、セイバーが第4話で3冊のワンダーライドブックを使用したドラゴンヘッジホッグピーターフォームを初披露した時は、筋肉ムキムキの妖精が出てきました(笑)

銀河鉄道の夜

第3話で賢人のことを忘れた飛羽真に対し、賢人が記憶を呼び覚ますために用いた本です。

宮沢賢治の作品である銀河鉄道の夜は、ジョバンニという少年が友人:カムパネルラとともに銀河鉄道の旅をするという内容ですね。

銀河を旅する2人は生きることについて語り合い、最後は鉄道の中で2人きりの時間を過ごします。

しかし、突如丘の上で目覚めたジョバンニは、カンパネルラが悪友:ザネリを救って代わりに溺れて帰らぬ人になったことを知るという風に描かれていました。

人食いハンザキの伝説

第4話でハンザキメギドの正体を飛羽真が予想した際に出てきた本です。

実際にはこのような本は存在せず、オオサンショウウオに関する、いわゆる伝説・言い伝えとして残されていました。

体を半分に割かれても=半割きにされても生きているという生命力の強さが、名前の由来として残されているようです。

実際に岡山県真庭市にある「はんざき大明神」という祠には、安土桃山時代に現れた巨大なオオサンショウウオが人間や家畜を襲い、退治した後もその怨霊が呪いをかけたという言い伝えがあるそうですよ・・・。

トム・ソーヤーの冒険

第5話で賢人が飛羽真に語った、昔一緒に旅した物語の1つとされています。

アメリカのマーク・トウェインが執筆した児童向けの小説で、全36章という長編作品となっていますね。

ミシシッピ川のほとりにある町に住む少年:トム・ソーヤーと、ハックルベリー・フィンなどの仲間たちが起こす様々な冒険が描かれています。

10歳ながら様々な危険に立ち向かうトムと、殺人をトムたちに見られた犯人:インジャン・ジョーとの確執など、最後まで楽しめる作品として長年親しまれていますね。

アラジンと魔法のランプ

仮面ライダーエスパーダに変身する際に使用するランプドアランジーナワンダーライドブックのモデルとなった作品で、ディズニー映画の「アラジン」でも知られる名作ですね。

貧乏暮らしの青年:アラジンはある時洞窟の中で不思議な魔法のランプを手に入れました。

ランプを擦ると現れる魔神の力で大金持ちとなったアラジンでしたが、その力を狙う魔法使いにランプを奪われてしまいます。

魔神の力でアラジンが住んでいた御殿と妃を奪った魔法使いを倒すべく、アラジンは指輪の魔神の力を借り、最終的に魔法使いを倒したという内容です。

3匹のこぶた

第6話で初登場したこぶた3兄弟ワンダーライドブックのモデルとなった童話ですね。

怠け者の兄子ぶた2匹と、努力家で用心深い弟子ぶたを描いた話で有名です。

兄子ぶたは簡単にできる藁の家と木の家を作りますが、ぶたを食べる悪者オオカミに2匹ともあっさりと家を壊され、食べられてしまいます。

一方、弟子ぶたは時間をかけてレンガの家を建て、悪者オオカミが壊せないほどの頑丈さを手に入れたことで難を逃れ、オオカミの策略も未然に防いだという話です。

アーサー王伝説

第7話で初登場したキングオブアーサーライドブックの元ネタとなった作品です。

中世ヨーロッパで完成した騎士道物語で、他の作品のモデルにもなるほど有名な作品でもありますね。

主人公であるアーサーの誕生からヨーロッパ王になるまでの軌跡を描いた後、13人の信頼できる「円卓の騎士」との絆や聖杯探しという冒険とロマンスが描かれています。

しかし、最後は円卓の騎士であるランスロットとモードレッドの反乱により、アーサー王と王国の崩壊が引き起こされるという悲劇で終わってしまうのでした。

西遊記

第8話でカリバーが使用した西遊ジャーニーワンダーライドブックの元ネタとなる中国の小説です。

他局ですがテレビドラマ化した名作でもあり、こちらもかなり有名な作品ではないでしょうか。

法相宗の開祖となった玄奘(三蔵法師)がインドに仏教の勉強に向かった話を元に描かれた作品で、孫悟空・沙悟浄・猪八戒という個性的なキャラクターとの旅が描かれています。

道中、三蔵法師たちに立ちはだかる妖怪を、孫悟空たちの活躍で倒しながら天竺(インド)に向かうストーリーは、水戸黄門を想起させるような物語となりました。

仮面ライダーセイバーで登場した他仮面ライダーのモデル作品の本を紹介

ここまで仮面ライダーセイバーの劇中で登場した作品についてご紹介してきました。

ワンダーライドブックだけでなく、ストーリー上で登場した作品もありましたね。

ここからは、そんなセイバーの中でスタッフの遊び心から生まれた他仮面ライダー作品をモチーフにした本をご紹介したいと思います。

他仮面ライダー作品をモデルとした作品の本

飛羽真が拠点としているファンタジック本屋かみやまには、セイバー以外の仮面ライダー作品がモデルとみられるオリジナルの本が置かれています。

すでに熱心なファンによってその存在は指摘されていますが、どんな本が置かれているのか確認してみましょう。

  • 「はしれ!トルネードバイク」(仮面ライダーV3)
  • 「ゆうすけのだいぼうけん」(仮面ライダークウガ)
  • 「おはよううちゅう」(仮面ライダーフォーゼ)
  • 「こよみドーナツ」、「森の魔法使い」「ビッグ!ビッグ!」(仮面ライダーウィザード)
  • 「だいだいねことひなたぼっこ」(仮面ライダー鎧武)
  • 「ひろちゃんとゆあちゃん」、「やさしいゴリラ」(仮面ライダーゼロワン)

どんな話なのかまではわかりませんが、仮面ライダーシリーズを見てきたファンにとっては嬉しいタイトルばかりですね。

まとめ:登場作品に注目しながら楽しむのも面白い!

今回は仮面ライダーセイバーの劇中で登場した本のタイトルやあらすじについてご紹介してきました。

たくさん登場する既存の作品や、架空の作品など、細かい演出に目を向ける楽しさも教えてくれるものでしたね。

飛羽真の言葉通り、本が楽しいものだということを再確認していきましょう!