仮面ライダーセイバースピンオフ剣士列伝3話のネタバレ紹介!感想と考察のまとめも

仮面ライダーセイバー

仮面ライダーセイバーのスピンオフ作品「剣士列伝」の3話「仮面ライダーエスパーダ」の内容をご紹介いたします!

連続スピンオフ作品として発表された仮面ライダーセイバーの「剣士列伝」。

ソードオブロゴスの各剣士にスポットを当て、全4話で配信されることが決定しています。

第1話の「仮面ライダースラッシュ&バスター」、第2話の「仮面ライダー剣斬」に続く第3話は、仮面ライダーエスパーダをテーマにした話ということで、一体どんな内容なのか見ていくことにしましょう!

仮面ライダーセイバースピンオフ剣士列伝3話のネタバレ紹介!

飛羽真の幼馴染であり、ストーリーのカギを握る存在でもある剣士:富加宮賢人。

仮面ライダーエスパーダとして、雷の力を用いてメギドと戦う姿は強さとスマートさを兼ね揃えたものですね。

父の仇としてカリバーを狙い、逆に闇の力に飲まれてしまった13話の放送終了後に公開された今作で、どのようなストーリーが描かれるのでしょうか?

早速見ていくことにしましょう!

「剣士列伝」3話「仮面ライダーエスパーダ」の内容

仮面ライダーカリバーとの戦いに敗れ、闇の力をまともに受けてしまった賢人。意識を失い、ソードオブロゴスの寝室で1人うなされていました。

賢人は夢の中で、15年前の幼い飛羽真とルナの3人は本を手に遊んでいた夢を見ます。さらには、賢人は父:富加宮隼人に「また背伸びたんじゃないか?」と頭をなでてもらっていました。

しかし、次の瞬間、扉が開き、ルナが吸い込まれてしまうというあの悪夢のシーンに。その目の前には、父親であるはずのカリバーが立っていて・・・。

「父さん・・・どうして・・・!?」

 

次の瞬間、賢人は飛び起きました。夢から目覚めた賢人はソードオブロゴスに戻っていくことも一瞬気づかないほどだったのです。

カリバーから受けた傷の痛みだけでなく、闇の力に飲まれ始めていることに気づいた賢人。カリバーに負けた直後からの記憶を取り戻した賢人は「俺は今まで何をやっていたんだ」と、自らを責め始めます。

・・・その記憶は雷鳴剣黄雷をソフィアから託されたころに戻っていました。ソフィアの期待を受けた賢人に、亮はよく頑張ったなと褒めます。

父親と同じ道を歩み始めたことを喜ぶ亮。そんな亮に、賢人はやっと父親の裏切りの真相を突き止めることができる、と返したのです。

 

そんな賢人に、亮は「剣士としての役目を果たせ」と諭しました。しかし、賢人は亮に父親が裏切るそぶりが無かったか尋ねます。

亮は「・・・こっちが聞きてえよ」と話しました。

「まさか上條さんに剣を受けるとは・・・」

亮の脳裏には、カリバーとなった賢人の父親と生身でつばぜり合いをする先代の炎の剣士:上條大地の姿がありました。その戦いは上條の勝利に終わり、それっきり賢人の父親は姿を晦ましたというのです。

 

「・・・父さんのことです。何かわけがあるはず・・・」

そうつぶやく賢人に、亮は「あまり思いつめるなよ」と賢人の頭を乱暴になでました。「お前には仲間がいるんだからな」という亮の言葉に、微笑み返す賢人。

そのシーンを思い出した賢人は、父親の裏切りの真相を追うばかりに、周りを見る余裕が無かったことを悔やみます。賢人の脳裏には、同じように剣士の使命を果たすよう諭す倫太郎の顔が浮かんでいました。

倫太郎とケンカし、結果として傷つけてしまったことを自責する賢人。その時、1冊の本がベッドから落ちました。

 

賢人が拾ったその本は、かつて飛羽真と読んでいた本だったのです。その時、賢人は15年前に命を落としたと思っていた飛羽真が、炎の剣士となって目の前に現れたことを倫太郎から聞いた時を思い出します。

ソフィアから尋ねられ、飛羽真が幼馴染であることを答える賢人。しかし、なぜ火炎剣烈火の所有者になったのか・・・賢人は不思議に思います。

倫太郎は、飛羽真がブレイブドラゴンのワンダーライドブックを所持していたことを賢人に教えました。飛羽真の著書「ロストメモリー」には、15年前の悲劇に酷似した内容が記されており、飛羽真が現場にいた関係者ではないかと倫太郎は話したのです。

ルナが消えたあの日、上條が飛羽真を庇って消えたシーンを思い出す賢人。倫太郎は聖剣とワンダーライドブックを飛羽真から回収すべく、ノーザンベースを後にしました。

 

「飛羽真が生きていた・・・生きていてくれた」

賢人の言葉に、ソフィアも飛羽真が賢人にとって信頼に足る人物であることを悟りました。大切な友達だと答える賢人に対し、なんとソフィアは飛羽真をソードオブロゴスの剣士として迎えると答えたのです。

その言葉に、感謝の意を述べる賢人。しかし、再開した飛羽真は15年前のことを忘れており、ルナが消えた記憶も失っていることを知ったのです。

しかし、そんな飛羽真でも約束を守ることを大切にする姿勢は変わっていませんでした。大事なものは飛羽真の中にある・・・覚えていないならそれでいい、と賢人は考えます。

 

「真実がわかった時に、すべて伝える。そして、父さんがしたことを謝ろう」

賢人が秘めた決意には、飛羽真が許してくれるかどうかという不安も混じっていました。そして、その時が来るまで、すべて賢人が背負うと決めたのです。

しかし今、真実がつかめなくても、飛羽真はすべて思い出してくれました。そこへ現れた芽依は賢人に安静にするよう言いつつ、飛羽真たちが賢人を救うべくカリバーと戦っていることを伝えたのです。

その言葉を聞いた賢人は「こんな俺のために・・・」と話しました。自分はいつも迷惑をかけてばかり・・・思いつめる賢人に、芽依は飛羽真と倫太郎なら家族だからどんな時も笑いかけてくれると励ましたのです。

 

芽依はカメラを取り出し、倫太郎が家族写真を撮りたがっていたことを賢人に教えました。芽依からカメラを受け取った賢人は「あいつは・・・強いな・・・」とつぶやきます。

「俺も、倫太郎のように強くなりたい」

賢人を庇い、倒れた倫太郎の姿を思い出す賢人。芽依は賢人の言葉を誤解し、倫太郎は運が強いと答え、賢人を笑わせます。

賢人は芽依に水を持ってくるよう頼みました。芽依が水を持って戻ってきた時、そこに賢人の姿はありませんでした・・・。

 

賢人が寝ていたベッドにはカメラと1枚の写真が・・・。その賢人は闇の力にむしばまれつつも、最後の力を振り絞り飛羽真たちの下へ向かっていました。

「じゃあ約束しよう!俺たち3人、お互いを信じ、助け合う!仲間として、友人として。それが俺たちの物語になる!」

「僕たちの物語ですか・・・いいですね!」

飛羽真と倫太郎と約束した言葉を胸に、自分にできる最後の務めを果たすべく、賢人は歩き続けるのでした・・・。

「剣士列伝」3話「仮面ライダーエスパーダ」の感想

剣士列伝第3話は、仮面ライダーエスパーダにスポットを当てた話になりました。

賢人が飛羽真に抱く思いの裏側が明らかとなった、見ごたえのあるストーリーでしたね。

15年前の悲劇の責任を負いつつ、飛羽真が生きていたことを心から喜んでいたことが、胸に突き刺さりました。

周りが見えていなかった不器用な一面もありましたが、その熱い思いは本物だということがとても伝わりましたね。

「剣士列伝」3話「仮面ライダーエスパーダ」の考察

ここまで仮面ライダーセイバーのスピンオフ作品「剣士列伝」3話「仮面ライダーエスパーダ」の感想についてご紹介してきました。

賢人の思いやこれまでの経緯を知ることができた良い作品ではなかったでしょうか。

ここからはそんな「仮面ライダーエスパーダ」の考察を、本編の展開と絡めてご紹介していきたいと思います。

仮面ライダーエスパーダの考察と本編との関係

第13話で賢人が目覚め、飛羽真の下に救援に向かうまでの姿を描いたのが、今回の「仮面ライダーエスパーダ」の内容でした。

賢人が目覚めた後、飛羽真と読んだ本に気づいた経緯や、芽依が賢人の脱走に気づいた時の言動が本編と異なっていましたが、大まかな話のつながりは同じでしたね。

その矛盾点は感じつつも、これまで賢人が抱いていた飛羽真への思いや、初めて飛羽真が生きていたことを知った時の賢人の言動など、本編をしっかりリンクする内容が描かれていたのも印象的でした。

この話を視聴することで、より賢人への思い入れが深くなることは間違いありません。

賢人の復活とカリバー堕ち説を予想

一方で、本編で消滅してしまった賢人の今後は気になるところでしょう。

暗黒剣暗闇の闇の力に飲まれてしまい、剣士たちの目の前で消えてしまっただけでなく、赤い目をした賢人が蘇る演出を見せたのは驚きでした。

やはり、ここで賢人が完全に退場するわけではなく、新たな暗黒剣暗闇の持ち主として復活し、カリバーとして飛羽真の敵となり立ちはだかる可能性は否定できません。

その時は、このエピソードをもとに、是非とも飛羽真が賢人を救ってほしいものですね。

まとめ:賢人の思いを再認識することができたストーリーだった

今回は仮面ライダーセイバーのスピンオフ作品「剣士列伝」3話「仮面ライダーエスパーダ」についてご紹介いたしました。

第1話のバスターとスラッシュ、第2話の剣斬の話とはまたテイストの変わったストーリーで、見ごたえ十分でしたね。

特に、賢人の思いを再認識することができた、良いストーリー展開だったと思います。

いよいよラストとなる第4話のスピンオフ作品も楽しみですね!


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