仮面ライダーセイバーがつまらない理由を考察!不祥事による打ち切りの可能性は?

仮面ライダーセイバー

仮面ライダーセイバーが近年のライダー作品に比べてつまらないと評されている理由についてご紹介いたします!

2021年2月現在、放送が続いている仮面ライダーセイバー。

本と剣を題材にしたファンタジー色あふれる作品となっていますが、近年の仮面ライダー作品と比べるとアンチ的な意見が散見し、やや人気が劣っているという印象を持つ方もいることでしょう。

なぜ仮面ライダーセイバーが「つまらない」などの意見が出るような作品になってしまったのか、その理由や今後の打ち切りの可能性についても含めて考察していきたいと思います。

仮面ライダーセイバーがつまらない理由を考察!

厳しい社会情勢の中で、最新の撮影技術を駆使しながら放送を継続している仮面ライダーセイバー。

これまで年末年始の休みを除くと、仮面ライダーゼロワンのような長期にわたって本編の放送が中断するような事態はなく、順調にストーリーが進んでいると言えます。

しかしながら、放送開始直後から言われ続けてきた「つまらない」などのアンチ的な意見は、2021年2月現在、好転することなく来ているのが現状です。

なぜこのような意見が今もなお出続けているのか、まずはその理由を探ることにしましょう。

ストーリー展開が急でキャラクターの良さを活かし切れていない

仮面ライダーセイバーがつまらないと評されている理由の1つに、ストーリー展開が急すぎるという意見が挙げられます。

数多くの仮面ライダーに変身するキャラクターを登場させるというコンセプトがウリの仮面ライダーセイバーですが、それぞれのキャラクターの出自や主人公との関係性などを深く掘り下げることのないまま、大枠のストーリーが進んでしまっていることがその要因といえるでしょう。

キャラクター同士の関係性も表面的なものしか見えず、敵キャラであるメギドの中の関係性も必要以上に隠し続けていることから、ストーリーそのものもぼやけた印象を受け、主人公が目指す明確なものを見失いかけています。

社会情勢上、十分な撮影やストーリー展開が望めないことの影響は考えられますが、このことは後述するスピンオフ作品に絡めた問題にも影響する項目であると言えるでしょう。

ここ数年の過去作品の出来が良すぎたことでの反動

前作の仮面ライダーゼロワンや、平成ライダー20周年記念作品である仮面ライダージオウに比べると、現時点で仮面ライダーセイバーが成功かどうかの判断をするのは時期尚早であることは言えます。

なぜならば、ゼロワンやジオウは注目度が高く、過去作のオリジナルキャストや目新しいコンセプトをテーマにした作品作り、撮影中断を経た中でストーリーをまとめあげたことなど、それに見合った評価を受けている作品になるからです。

近年の仮面ライダー作品でも人気が右肩上がりに来ていたところで放送開始となった仮面ライダーセイバーに、これらを超える作品となることを求めるのはファンの心理上、どうしても避けられないところですが、超えるべきハードルが高くなりすぎている印象も否めません。

とはいえ、良い作品の後を受けた作品が評価されづらいという状況は、セイバーにとっても思わぬ逆風となっていると言えますね。

限定配信スピンオフ作品ありきのストーリーを流してしまった

上記のような状況に追い打ちをかけるような事態が起こったのが、1/31放送の第20話で起きたあるシーンについてです。

問題のシーンは、敵のメギドであるデザストが仮面ライダー剣斬に対して「やはりお前はこちら側の人間だ」というセリフを言い放つ、というものでした。

このセリフだけを切り取ると一見して不自然なところはありませんが、セリフを発した経緯にまで目を向けると、本編だけ見ている人には前後の関係性に何の脈絡もなく、まったく理由がわからないものとなっています。

実は、このセリフの真の意味を理解するには、限定配信されていたスピンオフ作品「剣士列伝」の2話「仮面ライダー剣斬」を視聴しないといけなかったのです。

 

本来ならば、スピンオフ作品は本編のストーリーに大きく影響しない形か、本編終了後に本編を補足する内容で放送されるなど、あくまで本筋のストーリーだけで楽しむことができる状態を壊さないようにして作られるものです。

ところが、今回は上記のように本編に大きく関係する内容と思われる演出を出したことで、本編しか見ていない人だけでなく、スピンオフ作品を見た人も違和感を覚え、声をあげています。

剣士列伝は有料動画配信サービス内のみという限られた閲覧方法しか取られず、当然ながら費用もかかるコンテンツであることから、視聴者を置き去りにしているのではないか、という意見が挙がっても仕方がない状況となってしまいました。

本筋のストーリーの面白さを分かち合いたいというファンの思いに十分な配慮がなされなかったことが、結果としてストーリーをわかりにくくし、つまらないという評に結び付いてしまうという悲しい結果となってしまったのです。

不祥事による仮面ライダーセイバー放送打ち切りの可能性を考察

ここまで仮面ライダーセイバーがつまらないと言われている理由についてご紹介してきました。

様々な要因が絡んでおり、一筋縄ではいかないものとなっていますが、やはり心配なのは人気が出ないことに対する番組の打ち切りではないでしょうか。

ストーリーを楽しみにしているファンにとって、不本意な形で番組が終わってしまわないか、ここからはそんな打ち切りの可能性について考察していきたいと思います。

俳優陣のスキャンダルによるマイナスイメージの影響大

通常、1年間という長期クールで放送が約束されている仮面ライダーシリーズですが、今作の仮面ライダーセイバーが話半ばというところで打ち切りを囁かれているのは、番組放送開始直後に出たあるスキャンダルの影響があることに触れざるを得ません。

そのスキャンダルとは、主人公である神山飛羽真役の俳優:内藤秀一郎さんが週刊誌にスキャンダル記事を書かれたことです。

人気YouTuberとの色恋沙汰や、共演者である青木瞭さんとのオフの写真を掲載されたのですが、これが子ども向けのヒーローの主役なのかと疑われてしまうような書き方をされてしまいました。

どこまでが真実のことなのか、詳細は不明ですが、訴訟事件にまで発展していないことを考えると、ある程度事実の部分があることは否めない状況となっています。

 

子ども向けのヒーロー作品に出演し、さらに主役としてテレビに毎週登場するという立場から、出演者はもちろん、主役となった俳優は放送終了後もその言動に気を配っている人もいるくらい、影響力が大きいものです。

そんな作品に出演しているという自覚があるのか、うっかり気を抜いてしまったのかは定かではありませんが、たとえ嘘であってもこのような情報が出回ってしまったことは間違いなくマイナスイメージに結び付いてしまうと言わざるを得ません。

内藤さん本人にも当然週刊誌の記事になるという情報が入り、何らかの指導が入ったものと思われますが、一度ついてしまったイメージは悪いものであるほど簡単には拭えないものです。

この事件そのものが打ち切りの要因とはならないでしょうが、今後同様のことが起きれば、打ち切りになる可能性も現実味を帯びてしまうことでしょう。

放送中断もあり得る社会情勢

2021年2月現在、まだまだ社会的に自由な行動をとることが制限されており、この影響は数々の作品撮影の現場にも及んでいます。

仮面ライダーの撮影もご多分に漏れず、細心の注意を払いつつ撮影を行っているようですが、今後情勢が変われば、再び撮影中断という危機が訪れる可能性も否定できません。

短期間の中断ならまだしも、先の見えない長期間の中断となれば、予定されていた放送期間内にストーリーを終わらせることができず、不本意な形でのラストを迎えたり、最悪の場合放送再開が叶わず終了ということも考えられます。

現場の力では及ばない理由での打ち切りの可能性があるため、この問題を心配する声も納得がいきますね。

ライダー作品共通の中だるみの時期の乗り越え方がカギ

では、本当に仮面ライダーセイバーが打ち切りになってしまうのかを考えると、その答えは「NO」です。

もちろん、今後致命的なスキャンダルが起こったり、撮影中断が起こればその限りではありませんが、少なくともつまらないという理由だけで打ち切りになることは考えられません。

あらかじめ決まっている放送スケジュールをこなし、次の仮面ライダー作品へとバトンを渡してきた過去から、この程度の逆境では制作者側も負けないことでしょう。

また、「つまらない」「打ち切り」という意見は仮面ライダーセイバーに限らず、どの作品においても必ず出てくる意見であり、それを気にして放送を取りやめることはありえないからです。

 

ちょうどこのような否定的な意見が多くなっている時期から見てみると、実はどの作品も放送開始から20話前後でその意見が強くなっていることがうかがえます。

記事の冒頭で人気が高かったと紹介した仮面ライダーゼロワンや仮面ライダージオウも、お仕事5番勝負や白ウォズの暗躍といった、鬱展開で賛否が分かれるシーンが移されており、セイバーと同じく否定的な意見が出ていたのです。

全体のストーリーを見ても、15話~20話(9月放送が開始して以降の仮面ライダー作品では1月~2月ごろに放送されるストーリー)は新しいキャラクター・ライダーの登場や、それに伴い主人公の新たな危機が描かれる、ストーリーの起伏を表現するための重要な時期になります。

この時期を乗り越えてこそ、主人公の成長やその後のストーリーの面白さが際立つので、今のつまらなさを逆に今後の楽しみのための準備期間として捉えると良いでしょう。

まとめ:「つまらない」作品評を覆すようなフィナーレを期待!

今回は仮面ライダーセイバーがつまらないと評されている理由や打ち切りの可能性についてご紹介してきました。

脚本や俳優に問題がある点も確かにありますが、それも今後のストーリーを面白く楽しむための準備期間として捉え、期待を膨らませるのが良いでしょう。

もちろん、ここからの人気の巻き返しを図るための展開や名演技を見せることについては、製作者側の責務であると言えます。

素晴らしいフィナーレを迎えられるよう、これからも仮面ライダーセイバーの動向をチェックしていきたいですね!


コメント

  1. 通りすがり より:

    最終回、最後のシーンで本を閉じるシーンになって
    実は誰かが「仮面ライダーセイバー」という書籍を
    を読んでただけでした~ってオチを平気でやりそうな制作陣

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