平成仮面ライダー第2期のまとめの作品として放送された仮面ライダージオウのストーリーをご紹介します!

仮面ライダーWから始まった平成仮面ライダーの第2期放送。

数多く存在する作品の総まとめとして、第1期の仮面ライダー作品も登場しただけでなく、非常に多くのオリジナルキャストをゲスト出演された記念すべき作品であるとも言えますね。

そんな仮面ライダージオウがどんなストーリーだったのか、真の最終回までのネタバレと脚本に対する評価についてご紹介していきたいと思います。

仮面ライダージオウのストーリーと真の最終回のネタバレ考察!

第1期の平成仮面ライダーのまとめ作品が仮面ライダーディケイドであるとするならば、第2期のまとめは間違いなくこの仮面ライダージオウでしょう。

何と言っても、これまでの作品に登場したキャストをそのままゲストとして登場させ、毎週ファンの関心を引き続けたことでも有名な作品となっています。

一方で、ストーリーも非常に練られており、ゲスト無しでも十分見ごたえのある作品だと言えますね。

果たして仮面ライダージオウはどんなストーリーだったのか、早速見ていくことにしましょう。

仮面ライダージオウのストーリーと最終回のネタバレ

仮面ライダージオウのストーリーは大きく4つの章に分けて考えることができます。

それぞれ大まかな流れと登場人物がわかるようにまとめてみました。

第1話~16話:ジオウ初変身~魔王への道編

西暦2018年、どこにでもいる普通の高校3年生:常盤ソウゴは、幼い頃から王様になることを夢見ていました。

ある日、50年後の未来からやってきた仮面ライダーゲイツ:明光院ゲイツとツクヨミが現れ、ソウゴが未来で最低最悪の魔王:オーマジオウになることを聞かされます。

魔王になる前のソウゴを抹殺しようとやってきたゲイツでしたが、オーマジオウが支配する未来を変えようとする別の存在:タイムジャッカーが生み出したアナザーライダーの出現により、ソウゴだけでなくゲイツも襲われてしまいます。

ソウゴの前に現れたオーマジオウの従者:ウォズは、ソウゴにジクウドライバーを授け、仮面ライダージオウとなり戦う道を選ぶことになってしまいました。

 

自らの未来に疑念を抱き、最高最善の魔王になると自負するソウゴは、アナザーライダーを倒すために元となるレジェンドライダーと接触していきます。

歴代ライダーの力が封印されたライドウォッチを集めるべく、時空を超えた戦いに身を投げるソウゴですが、ウォズはそんな覇道を突き進まないソウゴに不安を覚えていきました。

タイムジャッカーと一時共闘したウォズは仮面ライダーディケイド:門矢士を呼び出し、ソウゴを未来の自分:オーマジオウの前に引き出します。

未来の自分の姿と圧倒的な力を目の当たりにしたソウゴはゲイツにジクウドライバーの破壊を依頼しましたが、これまでのソウゴの戦いぶりからゲイツは「最低最悪の魔王になったら俺が倒す」とソウゴを叱り、再びソウゴは未来へ向かって歩み始めたのでした。

第17話~30話:白ウォズとオーマの日編

ソウゴを支えるウォズとは別の時間軸からやってきた白ウォズはソウゴの前に立ちはだかり、ゲイツがオーマジオウを倒す救世主であると宣言。

白ウォズは審判の日:オーマの日までに、別の時間軸で存在している未来の仮面ライダーを召喚し、自らも仮面ライダーウォズとなり、ゲイツ覚醒のために必要なミライドウォッチを集め始めました。

白ウォズに未来を変えられたくないウォズは、禁断のアイテム:銀色のライドウォッチをソウゴに渡し、ミラーワールドのソウゴが持つ金色のライドウォッチと合体させ、仮面ライダージオウⅡに変身させます。

一方、ソウゴに恨みを抱く青年:加古川飛流を利用したタイムジャッカーは、飛流をアナザージオウに変身させ、ソウゴを追い詰めようとしました。

 

飛流の恨みを探るツクヨミは、ソウゴも巻き込まれた10年前のバス事故があった日にタイムスリップ。

その結果、タイムジャッカーのスウォルツがバスに乗った子どもから王の素質がある人間を選ぼうと未来へ転移させようとしたことがわかり、ツクヨミがそれを阻止した反動で大きな爆発事故へと発展してしまったのです。

ソウゴを信用しようとする中で、自らの甘さからツクヨミを失ったと勘違いしたゲイツは救世主となる道を選び、自ら仮面ライダーゲイツリバイブへと変身しソウゴを追い詰めます。

しかし、白ウォズからドライバーを奪ったウォズの働きと、ソウゴの真っすぐな心にゲイツは再び改心、仮面ライダーディエンドを使ってまで世界を破滅させようとした白ウォズもそれに感化され、最終的にジオウ・ゲイツ・ウォズの力が合わさった仮面ライダージオウトリニティの力で新たなオーマの日が訪れたのでした。

第31話~40話:ライドウォッチ集め&グランドジオウ編

最高最善の魔王になる道を再び進みだしたソウゴは、残るライドウォッチ集めのため、様々なレジェンドライダーと接触していきます。

その中で、ツクヨミがタイムジャッカーと同じ時を止める力に目覚めてしまいました。

過去の記憶を失くしているツクヨミは、門矢士と接触し、自分の過去と向き合うべく2058年の世界へと向かいます。

そこで見たのは、自分によく似た少女とその兄であろう青年、そして「時の王の力とお前の力が共鳴する時、新たな力が誕生する」と語るスウォルツの姿でした。

 

自らの出生にますます疑念を抱くツクヨミ。

一方、ソウゴは順調にライドウォッチを集めていきました。

最後のライドウォッチである電王ライドウォッチを手に入れたソウゴはグランドジオウライドウォッチを完成させることに成功。

レジェンドライダーの力を集結させた仮面ライダーグランドジオウへと変身することができるようになったのです。

第41話~最終話:オーマジオウとの対決~タイムジャッカーとの決戦編

グランドジオウの力を手に入れたソウゴは2068年の世界でオーマジオウと戦いますが、唯一仮面ライダードライブの力を継承していなかったことから敗北を期してしまいます。

ウォズの手で現代に戻ったソウゴを待っていたのは、アナザージオウⅡとなった飛流が支配する改変された世界でした。

ウォズ以外の人間がソウゴのことを忘れ、ソウゴは精神的に追い詰められていきますが、門矢士の力で再び絆と取り戻し、飛流を倒すことに成功します。

しかし、すべての黒幕だったスウォルツが門矢士からディケイドの力を奪い、アナザーディケイドとなって世界を崩壊させようと動き出してしまいました。

 

同じタイムジャッカーのウールとオーラをも切り捨てたスウォルツを止めたいソウゴでしたが、ツクヨミがスウォルツの妹であり、スウォルツを倒す=ツクヨミのいた時間軸を破壊してしまうことでツクヨミも消えるというジレンマに陥ってしまいます。

ソウゴは2068年の世界でツクヨミにライドウォッチを渡し、仮面ライダーツクヨミへの変身能力を与えたことで、世界を救おうとしました。

しかし、ツクヨミが寸でのところで裏切りスウォルツ側に着いてしまい、さらにはゲイツもソウゴを庇うべくスウォルツの攻撃を受け倒れてしまいます。

仮面ライダーオーマジオウとなったソウゴは、ツクヨミの裏切りの時点からすべて芝居であったことを見抜けなかったスウォルツをツクヨミの協力で倒すことに成功し新たな世界を創造、そこには同じ高校に通うソウゴとゲイツ、ツクヨミにオーラとウールがいたのでした。

真の最終回(劇場版)のネタバレ

本編の最終回は上述した通りですが、本編の最終回より前に上映された劇場版仮面ライダージオウ Over Quartzerでは異なる最終回となりました。

劇場版では本編で集められなかった仮面ライダードライブのライドウォッチを手に入れる過程と、その後にソウゴを待ち受けていた真実が描かれています。

物語は歴史の改変を止めるため、ドライブドライバーの生みの親であるクリム・スタインベルトの祖先を救う道を選んだソウゴが、戦国時代にタイムスリップしたところから始まりました。

織田信長と接触したソウゴは、クリムの祖先であるクララと信長の実らぬ恋を見届け、クリムの家宝であるロザリオを元に戻し、長篠の戦いで勝利するという正しい歴史に戻したのです。

 

ドライブのライドウォッチを手に入れたソウゴでしたが、現代に戻るとそこには戦国時代で邪魔をしてきた謎のライダー:仮面ライダーゾンジスと仮面ライダーザモナス、そして常磐SOUGOと名乗る男が待っていました。

ソウゴを替え玉としてライドウォッチをすべて集めさせ、それを奪うことで平成という時代をやり直そうとする歴史の管理者:クォーツァーだったSOUGOを前に、クォーツァーの一員だったウォズの裏切りもあって、ソウゴは捕らえられてしまいます。

牢屋の中で失意に暮れるソウゴでしたが、仮面ライダーになり損ねた男:仮面ノリダーの激励を受け、救出に来たゲイツたちともにSOUGO討伐のため動き出します。

平成を否定し仮面ライダーバールクスとなったSOUGOを前にソウゴは消滅されかかる危機に陥ってしまいますが、2068年の自身から受け取ったオーマジオウライドウォッチでオーマフォームへと変身、次々と現れる平成ライダーとともにSOUGOを倒したのでした。

作品とストーリーに関する考察

平成仮面ライダー20周年という記念作品に相応しい豪華な内容となった仮面ライダージオウ。

過去作を見ていたファンにとっては毎週の放送が待ち遠しかったのではないでしょうか。

そんな仮面ライダージオウの作品やストーリーについて考えていきたいと思います。

仮面ライダーディケイドの失敗を糧にした工夫が満載

仮面ライダージオウと同じように、第1期の記念作品として放送された仮面ライダーディケイドがありますが、この作品は評価だけでなく批判も多かったことで有名でした。

ディケイドは玩具販売戦略の関係から約半年間という通常より短い放送期間となっただけでなく、それまでの作品に登場してきたオリジナルキャストがほとんど新しい役者に代わり、お祭り感がイマイチ演出できなかったという指摘があります。

また、最終回でストーリーが完結せず、その年の冬に放送される劇場版ですべてが終わるという演出を取ったことで、視聴者の批判を浴びただけでなく、放送倫理違反の指摘も受けてしまいました。

これらのいわゆる失敗を糧に、仮面ライダージオウでは様々な工夫を凝らし、最高のまとめ作品と評されたのです。

 

まず、放送期間は1年間と他の作品と同じ長さに設定し、お祭り感が長く続くように工夫されました。

さらに、できる限り原作と同じキャストをゲストとして呼び、毎週視聴者をワクワクさせるニュースを届け続けたのも特徴です。

もちろん、最終回できちんとストーリーを完結させ、劇場版やその後のVシネマで異なる最終回や後日談を描くという、視聴者も納得の終わらせ方となりました。

ディケイドで半年間しか主役として登場できなかった門矢士役の井上正大さんも、同じ配役・キャラクターで準レギュラーとして登場したのも、ディケイドへの反省を汲んだものと考えられますね。

2週に1度のゲスト発表と劇場版で平成ライダー全作品を網羅

仮面ライダージオウの時点で平成仮面ライダー作品は20作品と膨大な数になりました。

これを2週に1度のゲスト紹介とともに消化していくとともに、ジオウのキャラクターに焦点を当てたストーリーを織り交ぜ、本編だけでもほとんどの作品のライダーが登場するきっかけとなったのです。

また、本編で登場しなかったライダー作品については劇場版でカバーし、本編と上手にリンクさせることで熱心なファンも納得する結果となりました。

特に、劇場版にサプライズゲストとして仮面ライダー電王の野上良太郎役:佐藤健さんが登場した時には、公開後すぐにニュースに取りざたされるほどの注目を集めたのは記憶に新しいところですね。

親子の視聴者を意識した作品に

平成仮面ライダー20周年ということで、クウガからの視聴者はジオウまでで約20年の年月を経たことになります。

その間、結婚して子どももできたファンも少なくありませんが、ジオウはこの点にも着目した作品になっていることが言えます。

最近の仮面ライダー作品については子どもとともに再登場を喜び、子どもが生まれる前の作品については親が子に解説して再度その作品を見返すという現象も起きました。

オリジナルキャストを多く起用したことから、過去作を見ても違和感なく子どもも楽しむことができるようになったのは、ジオウの素晴らしい特徴と言えるでしょう。

仮面ライダージオウの脚本に関する考察

ここまで仮面ライダージオウのストーリーやその特徴についてご紹介してきました。

お祭り感満載の作品としてファンを満足させられた作品であることは、オリジナルキャストのゲスト出演などからもわかりますね。

ここからは仮面ライダージオウの脚本について、ファンはどのような評価を下しているのかに着目しつつご紹介していきたいと思います。

仮面ライダージオウの脚本はひどい?

1年間を通して作品を見たファンの意見の中で、作品に関する評価として最も着目されたのは、脚本に関するものでした。

仮面ライダージオウという1本の作品に、レジェンドライダーたちのキャラクターをその都度合わせていったことから、一本軸をブレさせず進めていくことに多少なり無理が生じていた部分もあったようです。

特に主要キャラクターの性格変化はかなり大きく、第1話と最終話ではかなり違和感を感じるものとなっています。

また、白ウォズ編がファンの予想以上に長く、レジェンドライダー全作品が本編に登場しないのではという不安を生んだのも事実です。

作品を見たファンの声・感想を紹介

実際に作品を見たファンの感想を一部ご紹介いたしましょう。

好評価を下す人もいる中、マイナスの評価をする人もいて、やはりストーリー自体には賛否が分かれているようです。

これらは20周年記念作品という触れ込みで、視聴者の期待度が高まる中での感想なので、通常の作品よりは評価が高かったのではないかと考えられますね。

まとめ:過去作の仮面ライダー作品を見るきっかけになる良作

今回は仮面ライダージオウのストーリーと脚本についてネタバレ解説してきました。

古くからのファンにとってはとても面白かった作品になった、良作であると言えますね。

一方、脚本についてはもう少し良いものになったのではないかという評価もあり、やや賛否も分かれていたことが伺えます。

いずれにしても、過去作の仮面ライダー作品をみるきっかけになる、初心者にとってもオススメできる作品であったことに変わりはありません。