正義の味方:仮面ライダーが暴走してしまう・・・そんな衝撃的なシーンについてご紹介していきます!
本来ならば怪人を倒し平和を守る立場にある仮面ライダー。
しかし、これまでに放送されてきた作品の中には変身した人の意思にかかわらず攻撃を繰り返す、いわゆる暴走状態に陥ってしまったシーンが映されることが何度かありました。
初見の人にとってはとてもショッキングなシーンであることは間違いなく、「一体どうしたのか?」と不安に駆られてしまうこともあるでしょう。
そんな仮面ライダーが見せた衝撃的な暴走シーンについて、そのフォームの強さも含めお伝えしていきたいと思います。
仮面ライダーの暴走フォームの強さは?
凶悪な怪人と戦うために人並外れた能力を身に付けた仮面ライダーですが、時折その力を制御できずに大暴走してしまうシーンが表現されることがあります。
暴走フォームと呼ばれるこの状態は通常以上の力を発揮しながらも、敵味方関係なく暴れ続けるという非常に厄介な形態と言えるでしょう。
しかしながら、このフォームによって怪人を倒したというシーンも表現されていることから、一概に否定ができないのもまた事実です。
一体どれほどの力を持っているのでしょうか?
仮面ライダーの暴走フォームと衝撃シーンまとめ!
まずはこれまで暴走フォームと呼ばれたことのある仮面ライダーをご紹介したいと思います。
仮面ライダークウガ
前にあげたけどジャラジの写真#クウガ#グロンギ#ゴ・ジャラジ・ダ pic.twitter.com/k5zJBm9oxW
— ノアール (@noir46EXAM) 2017年10月8日
平成仮面ライダー第1作目のクウガですが、怒りに身を任せて敵を倒したことがあります。
残酷な手法で人々の命を奪っていくグロンギ:ゴ・ジャラジ・ダに対しての怒りが頂点に達し、一方的にグロンギを攻撃。
グロンギ側が恐怖を感じ逃げるも追いつかれ、最後は倒れ込んだグロンギにライジングタイタンフォームとなって剣を突き立て大爆発を起こすという、それまでのクウガ=五代雄介の人柄からは想像もつかない戦いぶりを見せました。
グロンギを倒した後に我に返った雄介ですが、クウガの目が黒く濁り、怒りによって力を制御できなくなった時に何が起こるのかという恐怖を視聴者にも雄介にも植え付けるというシーンとなっています。
仮面ライダーカブト
仮面ライダーカブト第36話「赤い靴暴走」
・ライダーパンチ
・ライダーキック pic.twitter.com/tKuPLVZMzy— らいあ☝︎ (@raia0415) 2016年10月13日
対ワーム戦闘兵器として開発されたマスクドライダーシステムであるカブトとガタック。
劇中で暴走したのはカブトのみですが、真の敵:ネイティブによる人類の支配に対抗するために密かに組み込まれた暴走システムが劇中で1度だけ作動したことがあります。
「赤い靴」と呼ばれたこのシステムは地球上のワームをすべて倒すまで止まらないというもので、マスクドライダーシステムの適合者をZECTに繋ぎとめるための裏の切り札としての役割も担っていたのです。
劇中で暴走したカブトはワームだけでなく、ネイティブを襲おうとしたことで止めに入ったガタックをも攻撃。
しかし、加賀美陸が密かに開発していた赤い靴対策のマスクドライダーシステム:仮面ライダーキックホッパーとパンチホッパーによって食い止められています。
仮面ライダーオーズ
伝説のキタムランド回でプトティラで暴走したオーズをアンクが止めるシーン
暴走オーズを、アンクが自分の為に体を張って止める所から、映司がアンクに「お前なら止められると思ってた」って昏倒するまでの一連のシークエンスが映司とアンクの独特な関係を更に引き立ててヤバい。#仮面ライダーオーズ pic.twitter.com/uVFrGaIxk7
— 一般ネックロム男性・真 (@CALAMI_DESTINY) 2018年11月12日
体内にコアメダルを埋め込まれてしまった火野映司が最終フォーム:プトティラコンボとなった際に我を忘れまいと抵抗するシーンが何度も映されていました。
コアメダルの影響で色覚や嗅覚など人間の感覚を徐々に失っていく映司は、コアメダルの凶悪な力に飲み込まれないよう抵抗しますが、ついに自らがグリードとなってしまうというところにまで影響し、アンクとの激闘を描いています。
変身当初は戦闘が終わった後も暴走を続けては止められるということを繰り返していたほか、相手によっては暴走を逆手に取られて不利になることもあったというフォームです。
仮面ライダービルド
今ビルド見たけどハザードやばいっすわ
敵味方関係なく全てを破壊し理性を失う そして己の精神(精神状態)をも破壊する
まるでブレイドキングフォームの暴走状態、ディケイドの激情態、クウガのブラックアイ…
そして美空や万丈は戦兎を救えるのか… pic.twitter.com/m89DSUmOas— 龍白 (@tokusatu4250) 2018年2月4日
ハザードレベルが上の相手に対抗するためにブラッドスタークが桐生戦兎に渡したハザードトリガーによって強化された仮面ライダービルドハザードフォームが暴走フォームと呼ばれるものとなっています。
変身直後は自身で制御することができるのですが、時間が経つと脳細胞に影響し自我を失ってしまうという恐ろしい形態となっていました。
劇中では意図せず敵・味方を攻撃し、そのことが原因で一時期トラウマを抱えてしまうというシーンも映されています。
戦兎は追加アイテムでこれを克服していますが、何も無い状態で暴走を制御することは結局最後までできませんでした。
仮面ライダークローズ
クローズチャージ出撃#すくらっしゅフォト pic.twitter.com/FgDFaMXzw1
— すくらっしゅ/J【セカステ/ZZZ CORP.】 (@J_zzzcorp02) 2018年12月17日
万丈龍我が変身する仮面ライダーですが、暴走フォームと呼ばれたのは仮面ライダークローズチャージでした。
急激なハザードレベルの上昇についていけず体が動かなくなったり、変身による副作用で好戦的な性格になったりという非常にリスクの高いフォームとなっています。
ビルドハザードフォームよりは制御できていた印象ですが、ハザードフォームがいなければ間違いなく厄介なフォームとして取りざたされたことでしょう。
仮面ライダーの暴走フォームの強さはどれくらい?
以上のように、暴走シーンが有名な仮面ライダー作品のシーンがいくつかあることがわかりました。
実際に、暴走によって倒せなかった相手を倒すシーンも含まれており、暴走が全くダメなわけではないことも明らかとなっています。
例えば、オーズの場合はそれまで対抗するが難しかった紫のグリードに善戦できるようになっているほか、ビルドの場合でもハザードレベルが格上の相手を倒せたりという活躍を見せました。
元々のスペックが上昇するだけでなく、より戦闘向きの行動をとるようになる暴走フォームは本能的に攻撃主体の戦闘スタイルをとることも強いと言われる理由でしょう。
仮面ライダーが暴走する背景と理由は?
ここまで仮面ライダーの暴走フォームについてお伝えしてきました。
それぞれ暴走する経緯は異なるのですが、その背景には何があるのかをここから詳しく見ていきたいと思います。
仮面ライダーの暴走背景と理由は?
もともと仮面ライダーは「正義の心を持った怪人」という位置づけで始まっており、それを色濃く演出している直近の作品がクウガになります。
意図せず怪人となった人間が悲しみを抱えながらも正義のために戦うという初代仮面ライダーのストーリー背景から、怪人という闇の顔を持つ部分の表現を暴走という形で表現したのです。
これは力の使い方次第で正義にも悪にもなるという警鐘を鳴らす目的でも、このような表現が用いられているのではないでしょうか。
仮面ライダーと暴走は実は初代仮面ライダーの作品背景という関係性がある、というのが理由と考えられそうです。
他の仮面ライダーは暴走していない?
では、上記でとりあげた仮面ライダー以外は暴走したことがないのでしょうか?
実際には暴走こそしていませんが、暴走の原因ともなる「怒りの感情」によって我を忘れ、敵に手痛い反撃を喰らうというシーンは数多く存在しています。
やはり、怒りに身を任せて正義の心を忘れると弱くなってしまうようですね・・・。
このことが、作品を見ている子どもに「怒りに身を任せてはいけない」ということを教えているように思えます。
まとめと仮面ライダーの暴走シーンを視聴する方法!
今回は仮面ライダーの暴走フォームの強さや背景についてご紹介してきました。
今回お伝えした内容をまとめると以下のようになります。
- 仮面ライダーの暴走シーンはクウガやカブトなどいくつか存在します。
- 暴走フォームは通常より強い半面、自我を忘れている危険なフォームとなっています。
- 暴走フォームには正義のために力を使わないといけないという警鐘を鳴らすという理由があります。
今回ご紹介した仮面ライダーの暴走フォームが登場するシーンを簡単に視聴できる方法があるのをご存知でしょうか?
以下の記事で紹介している方法を使えば過去作の仮面ライダー作品をすぐに視聴できますよ!
→仮面ライダーの見逃し動画を無料で視聴する方法!youtubeやパンドラは危険?
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