平成ライダー第8作目として放送された【仮面ライダー電王】のあらすじと最終回についてご紹介いたします!
仮面ライダーディケイドまでの平成ライダー前半作の中で人気を盛り返すことに成功した番組であり、劇場版の作成も他のライダーに比べ数が多いことが特徴となっていますね。
その人気を博した理由は一体なんなのでしょうか?
そこで今回は仮面ライダー電王の人気について、あらすじや最終回の結末も含めご紹介していきたいと思います。
仮面ライダー電王のあらすじと最終回の結末は?
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仮面ライダー電王は仮面ライダーカブトの後作品として放送されたものです。
大きな特徴は何と言っても仮面ライダーと電車をコラボさせたという点にあります。
放送前から話題になったこの作品ですが、想像以上の大ヒットとなり、今なお根強い人気を誇る結果をなりました。
まずは仮面ライダー電王のあらすじと最終回の結末から見ていくことにしましょう。
仮面ライダー電王のストーリーと最終回の結末
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2007年の地球に突如として現れた未来人:イマジンは、人々の願いを強引に叶えるとともに、その代償として願いを叶えた人の時間を奪うという悪業を行っていました。
それは歴史の改ざんという時の運行を妨げる行為であり、そのような悪から人類を救うため、時の流れを走る電車:デンライナーに乗ったハナはイマジンを止められる人物を探していました。
特異点という、イマジンが時の流れに干渉しても影響を受けない能力を持つ人間:野上良太郎をようやく探し当てたハナでしたが、良太郎はこの世のすべての悪運を引き受けたかのような運のなさに加え、気弱で体も弱いという、お世辞にも頼りがいがない人物・・・。
おまけにその良太郎にイマジンの魔の手が・・・。
良太郎に憑依したイマジンは良太郎の願いを叶えようとしますが、ハナに願い事をしゃべらないよう言われた良太郎は頑なに口を噤みます。良太郎に手を焼いているその時、別のイマジンが良太郎を襲おうとします。
ハナは良太郎に時の戦士となるベルトを手渡し仮面ライダー電王に変身させますが、やはり生来の性格からまったく歯が立たない状況に・・・。見かねたイマジンが良太郎に憑依し、仮面ライダー電王ソードフォームとして見事襲ってきたイマジンを撃退しました。
良太郎に憑依したイマジンは願いを叶え実体化することを狙いますが、良太郎は口を噤んだまま・・・。おまけにモモタロスという不本意な名前を付けられ、一緒に戦う羽目になってしまいました。
デンライナーに乗り込んだ良太郎はイマジンに狙われた人々を救うため、その人の記憶を頼りにデンライナーで現在と過去を行き来する旅に出ました。モモタロスと一緒に戦う良太郎でしたが、新たにウラタロスやキンタロス、リュウタロスといった別のイマジンが同時に憑依することになり、良太郎の負担は心身ともにますます増えるばかり・・・。
そんな中、良太郎の姉である野上愛理の婚約者で、突然失踪した桜井侑斗を名乗る少年が現れます。侑斗は仮面ライダーゼロノスに変身し、良太郎と同じくイマジンを倒す旅をしていました。
なぜ侑斗が少年の姿で良太郎の前に現れたのか・・・疑問に思う良太郎でしたが、良太郎が知る侑斗と目の前にいる侑斗はまるで性格が異なり、良太郎に突っかかってくるばかり。さらにはハナが突如少女の姿に変わるという事態も起こり、ますます複雑な状況となってしまいます。
そのすべての元凶はカイと名乗るすべてのイマジンを操る人物が、自らの時を取り戻すべく他の時の流れを破壊し、未来への分岐点を改ざんしようとしているというものでした。そして、侑斗はカイの時の流れの分岐点となる愛理を守るため、他人が持つ自らの記憶を削りながらゼロノスとなってカイやイマジンと戦っていたのでした。
侑斗の真意を知った良太郎は愛理を狙うカイに立ち向かうべく、人間的に成長しモモタロスたちと協力して戦います。しかし、真の分岐点が愛理ではなくハナであることがわかった途端、カイは暴走しすべての時を破壊しようとしました。
モモタロスたちとともにカイに立ち向かった良太郎は、当初の気弱な姿ではなく、自分自身の力でついにカイを倒し、イマジンの脅威から人々を救ったのでした。
仮面ライダー電王が人気作品となった理由についての考察
仮面ライダー電王は冒頭での紹介通り、それまでの仮面ライダー人気を復活させるほどの人気を博した作品となりました。
ここでは様々な新しい取り組みに成功した理由についてお伝えしようと思います。
仮面ライダーと電車のコラボという試み
#仮面ライダーセイバー
アヴァロンの背景がデンライナー走る背景に似てる pic.twitter.com/NPEY5yItHW— 峰神装・みすゞ (@misuzugasumi) October 18, 2020
放送開始前、仮面ライダーが電車に乗って戦うという情報が流れた時、多くの人が
「これは仮面ライダーじゃない」「とんでもない駄作になりそう」
という悪い評価しかしていませんでした。
しかし、放送開始後は仮面ライダーだけでなく電車好きな人も巻き込んだ狙いが大当たりし、徐々にファンを獲得していったのです。
実際には仮面ライダーの代名詞であるバイクにもきちんと乗り(電車を操縦する仕組みとしてですが)、電車との両立ができたことが奏功した形となっています。
関連グッズやおもちゃの売り上げも前3作の売上額を大幅に更新し、売上額が高かった仮面ライダー555に迫る勢いを見せていました。
人気声優を起用したことによるアニメファンの獲得
我が家にもモモタロスがやって来た pic.twitter.com/VvXlR29tzp
— クロネコ零式 (@kuroneko_oxyz) October 15, 2020
また、仮面ライダー電王の特徴はイマジンの声を本職である声優が担ったことです。
モモタロスをはじめ、主要キャラとなったイマジンだけでなく、敵役のイマジンも人気声優を起用したため、アニメファンからの支持も得られたことがポイントとなりました。
また、このことが仮面ライダー電王の劇場版がいくつも作られた要因となったのです。
通常であればオリジナルの俳優を起用するのですが、当時の仮面ライダー出演俳優は番組終了後より人気を博するため、再度仮面ライダーとして出演することがスケジュールや事務所の方針などの関係で極めて難しいという状態にありました。
この問題について、声優を起用したことで変身前の演者は変わってもイマジンは変わらず登場し、声も変わらないというメリットによって解決できたのです。
ファンからすれば原作と変わらない面子が登場するということに喜びを感じるのは当然ですし、簡単にその願いが実現できるのであれば製作者側もヒットが続く限り展開がしやすくなるという良い循環を生み出せたということになります。
主演の佐藤健が見せた演技力によって大ブレイク!
当時初日に見に行ってこのシーンを見た時は普段みんなあんなに静かにして見てるのに佐藤健さんが演じる野上良太郎がサプライズで出てきた瞬間自分も含めて思わず声を出してたもんなw。
今でも初日に見に行って本当に良かったと思ってる。#平成ライダー pic.twitter.com/Ym8OGxtdgw— ゼロKING (@KING30919404) March 15, 2020
野上良太郎役で1年間主役として出演した佐藤健さんは、今や人気絶頂のイケメン俳優として様々なドラマや映画などに出演しています。
ここまで人気が出たのは単にその甘い顔だけでなく、演技力も非常に高かったことが影響しています。
野上良太郎は佐藤さんの地声とは異なるひ弱な高めの声で演技しており、普段佐藤さんが話す場面を見たことがある人にとっては違和感を覚えるようなものとなっていました。
この時点で、すでに佐藤さんが役になりきった演技を行えていることが裏付けられているのですが、さらにすごいのは複数のイマジンに憑依された時の表情や仕草などがきちんと演じ分けられていたということです。
声に関しては声優のアテレコとなっているのですが、それ以外の立ち振る舞いに関してはすべて佐藤さんが演じているものであり、ドラマとして視聴していたファンをも唸らせる出来となりました。
結果的に、仮面ライダー出身のイケメン俳優という肩書だけでなく、確かな演技力を兼ねそろえた俳優として世間に認知された佐藤さんは、一気にスターの道を駆け上がっていったのです。
また、このことが仮面ライダー出身俳優の演技力は決して劣っているものではないという裏付けにもなり、以降の作品で主人公を演じた俳優は番組終了後に他のドラマや映画で活躍できるという流れを生み出しました。
仮面ライダー電王の人気の裏にあったハナの降板とは?
ここまで仮面ライダー電王のあらすじ紹介や人気の理由について考察してきました。
かなり根強いファンの獲得に成功した作品となりましたが、実はその裏である降板劇があったことにも触れておかなくてはなりません。
ファンの間でも議論が交わされるほど真偽が不明であったこの降板劇、一体どのようなものなのでしょうか?
仮面ライダー電王放送期間中に起きたハナの降板とは?
仮面ライダー電王27話でハナさんにラリアット食らった影響で侑斗がイマジンの攻撃かわすシーン
クスってなるけどかっこいい。#仮面ライダー電王 pic.twitter.com/oIASonSELd— 令和ネックロム男性@フォロー規制でフォロバ時間かかりそう (@CALAMI_DESTINY) March 1, 2019
仮面ライダー電王のあらすじ紹介の中でも書きましたが、準主役キャラとして登場していたハナが番組の途中から少女に変わったことがこの降板劇の結果とされています。
この筋書きですが、実は最初から決まっていたわけではなく、急遽ハナ役を変更しなければならない事情がありました。
それは、もともとハナを演じていた白鳥百合子さんが、体調不良のため降板し変更になったということです。
本当に体調不良であれば仕方のないことですが、その原因が実は一部の行き過ぎた佐藤健さんのファンによるものではないかという噂が流れています。
ハナの降板の理由とは?
@kiyosi510 @horumondon 『鼻くそオンナ』こと仮面ライダー電王のハナ(白鳥百合子) (・∀・) pic.twitter.com/IvtZUkAv7O
— 那須光 (@nasuhikari) March 13, 2013
上記でも紹介したように佐藤さんの人気は放送中からすでに高く、女性ファンの獲得も行えたという仮面ライダーの製作者側からすれば予想外の結果を生み出していました。
その一方で、役柄とはいえ、イケメンの佐藤さんに厳しい声をかける白鳥さんの姿をみて、ネット上で批判の声が上がっていたのです。
白鳥さんは当時グラビアモデルとしても活動しており、スタイルも抜群で男性人気も高い人でした。そんな白鳥さんに対する女性目線での嫉妬の感情が、このような事態を招き、結果として途中降板に至ったのではないかと言われているのです。
白鳥さんはすでに芸能界を引退しており、事の真偽は不明です。
しかしながら、仮にこの話が本当であれば問題であることと同時に、佐藤さんの人気が非常に高かったことにもつながりますね。
まとめ:仮面ライダー人気を頂点に持っていった代表作
今回は仮面ライダー電王のあらすじや内容について考察してきました。
作品終了後の現在も、ファンの中で一番好きな作品として挙がることの多い作品でしたね。
佐藤健さんが一躍有名となった人気作品である仮面ライダー電王を、あなたも一度見てみませんか?
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