仮面ライダーフォーゼのストーリーと呪いの内容は?最終回の結末と出演者のその後も

仮面ライダー

2011年~2012年に放送された【仮面ライダーフォーゼ】のストーリーについてご紹介いたします!

平成仮面ライダー第13作目として放送された仮面ライダーフォーゼは仮面ライダーシリーズ40周年作品として、学園ドラマと宇宙という2つの異なるテーマを組み合わせた作品となりました。

主演の福士蒼汰さんは放送終了後より人気が急上昇し、イケメン若手俳優として活動の場を広げていますね。

今回は仮面ライダーフォーゼのストーリーと最終回の結末についてお伝えしていこうと思います。

仮面ライダーフォーゼのストーリーと最終回の結末は?

学園の中だけで作品が進行すると思いきや、宇宙にまで飛び出すという驚きのスケールの広さを見せた仮面ライダーフォーゼ。

宇宙空間での戦いや月面を宇宙服で歩くシーンは本格的でした。

また、青春ドラマに付き物の友情を取り入れたストーリーに感動した方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな仮面ライダーフォーゼのストーリーについて早速見ていくことにしましょう。

仮面ライダーフォーゼのストーリーのあらすじと最終回の結末

西暦2011年、ブレザーが制服となっている天ノ川学園高校に短ラン・ボンタン・リーゼント・潰した学生カバンという古いツッパリスタイルの如月弦太朗が転校してきました。幼馴染の城島ユウキは弦太朗の転校を歓迎しますが、直前に弦太朗と衝突した歌星賢吾は良い顔をしません。

その後、弦太朗は「天ノ川学園高校の生徒全員とダチになる」ことを宣言し、誰彼構わず声をかけまくります。しかし、天ノ川学園高校にはいわゆるスクールカーストが存在していたのです。

そんなことを知らない弦太朗はあろうことがスクールカーストのトップであるアメフト部部長:大文字隼とチア部部長:風城美羽に目を付けられ、スクールカーストの最下層:トラッシュと言われてしまいました。逆上した弦太朗でしたが大勢のアメフト部員にはかなわず、校舎裏で理不尽なシゴキを受けてしまいます。

 

その時、謎の怪物:ゾディアーツが現れ、弦太朗たちを襲いました。弦太朗とユウキだけが取り残されたその時、パワーダイザーを操縦する賢吾に救われました。

賢吾とユウキはゾディアーツに対抗するため、学園内の使用されていない部室から月面基地にアクセスし、フォーゼドライバーを使用して平和を守ろうとしていました。しかし、賢吾は病弱な体質のため変身できず、事情を知った弦太朗がドライバーを奪っていきました。

再びゾディアーツに対峙した弦太朗はユウキのサポートを受け仮面ライダーフォーゼに変身。ゾディアーツの正体が謎の怪人に唆された学園の生徒であることを知り、見事ゾディアーツを倒し平和を取り戻しました。

 

その後、弦太朗とユウキは反対する賢吾を説得し、ゾディアーツから学園の平和を守る「仮面ライダー部」を設立。次々と現れるゾディアーツから生徒たちを守っていきました。その過程で、対立していた隼や美羽のほか、個性的な学生であるJK(ジェイク)野座間友子と友情を築き、仮面ライダー部員として共に活動をするようになりました。

一方、学園理事長である我望光明は12星座の力を操るゾディアーツ集団:ホロスコープスの司令塔として、学園長や弦太朗たちの担任、さらには他の生徒たちをホロスコープスとして覚醒させていきました。その目的は12個のホロスコープスイッチを覚醒させ、自ら宇宙の意思的存在:プレゼンターの下へ行くことでした。

そんな我望に対抗する反ゾディアーツ同盟の朔田流星が天ノ川学園高校に交換留学生として転校。仮面ライダーメテオとして弦太朗たちに正体を知られないよう独自に戦っていました。

 

流星はゾディアーツの手によって意識不明となった友人を救うため、仇となるゾディアーツを探していたのです。しかし、そのゾディアーツの罠によって流星自ら弦太朗の命を奪い、仮面ライダー部全員に正体がバレてしまいました。

部員全員に非難された流星は、いつも距離を置こうとしていた弦太朗と本当は仲良くなりたかったことに気づきます。その後、ゾディアーツに捕らえられたライダー部員を捨て身の覚悟で救い、復活した弦太朗と真の友情を結ぶことができました。

徐々にホロスコープスを追い詰めていく仮面ライダー部。しかし、賢吾が人間ではなくコアスイッチの生命体であり、プレゼンターの下へ行く使命を帯びていることがわかりました。

 

賢吾自身にもようやく友情が芽生えていたため、弦太朗たちと離れることに苦悩します。そんな賢吾に対し、弦太朗たちは賢吾の役割を理解しあえて背中を押し、プレゼンターとして地球から旅立つことになりました。その時、我望の手によって賢吾は消滅・・・。

弦太朗たちは賢吾の意思を継ぐため、そして我望の手から学園を救うため、卒業式と題し最終決戦に挑みました。見事我望を倒した弦太朗は我望に和解を提案しますが、すでに我望の肉体は限界を迎えていました。

最後の力で我望は賢吾を人間として蘇らせ、弦太朗たちと再開。いつの日かプレゼンターに会うことを目標に「宇宙仮面ライダー部」を設立し、新入部員たちとともに活動を始めました・・・。

作品に関する考察

仮面ライダーという番組を通して友情の素晴らしさを見せてくれた仮面ライダーフォーゼ。

今作の特徴について早速見ていくことにしましょう。

特徴的な決めセリフ

仮面ライダーフォーゼは過去作の仮面ライダーより決めセリフのインパクトが強かった作品となりました。

  • 宇宙キター!
  • タイマン張らせてもらうぜ!
  • 俺は○○ともダチになる男だ!
  • ○○は心の××だ!

これらのセリフは主人公である如月弦太朗のキャラクターを形成したもので、視聴者に馴染みやすいフレーズでとても覚えやすかったです。

演じる福士蒼汰さんの笑顔も合わさって、好印象だったのを覚えています。

また、サブライダーの朔田流星も仮面ライダーメテオに変身した直後に言う「お前の運命(さだめ)は俺が決める!」も特徴的なセリフとして、かっこよさを演出しました。

仮面ライダー剣の出演者が再登場

仮面ライダーフォーゼには過去作である仮面ライダー剣に出演した天野浩成さんがレギュラー出演しました。

今作では仮面ライダーではなく、敵役のホロスコープスの1人として学園長の役を演じています。

なお、かつて大人気だった橘朔也をもじってか、反ゾディアーツ同盟の1人であるタチバナが登場しており、最初はその正体が天野さんではないかと言われたこともあります。

 

また、同じく仮面ライダー剣に登場した梶原ひかりさんもゲスト出演していました。

仮面ライダー剣のファンにとっては約8年経ち成長した梶原さんを見ることができて、うれしい配役だったのではないかと思います。

昭和ライダーの名前をもじった登場人物名

今作の登場人物のうち、仮面ライダー部に所属するメンバーは昭和ライダーの変身者の名前をもじったものとなっています。

以下にまとめてみました。

歌星賢吾(うたほしけんご)・・・本郷猛(ほんごうたけし)の文字を入れ替え

城島ユウキ(じょうじまゆうき)・・・結城丈二(ゆうきじょうじ)の姓名を入れ替え「ま」を加えた

大文字隼・・・一文字隼人の「一」と「人」を組み合わせ「大」にした

風城美羽(かざしろみう)・・・風見志郎(かざみしろう)の文字を入れ替え

JK・・・神啓介(じんけいすけ)のイニシャル

野座間友子・・・アマゾンのローマ字(amazon)を逆から読む+「アマゾン、トモダチ」のセリフから

なお、自称仮面ライダー部顧問の大杉忠太先生も、沖一也と高杉俊介から(沖→Oki+高杉→杉=O杉→大杉)となっていると噂されています。

演者のアンガールズ・田中卓志さんは仮面ライダー好きで今作に出演できたことを大変喜んでいたのですが、ほとんどの視聴者からは役名ではなく「田中」と呼ばれていました(笑)

劇中の「高校時代、女の子としゃべったことは一度しかない」というセリフは田中さんの実話だそうです・・・。

仮面ライダーフォーゼの出演者はその後呪われた?

ここまでは仮面ライダーフォーゼのストーリーについて解説してきました。

青春学園ドラマの色が濃く出ていたフォーゼですが、出演者のその後がはっきり分かれている作品としても有名です。

一部では呪われた作品とまで言われている理由について解説していきたいと思います。

仮面ライダーフォーゼの出演者:福士蒼汰と吉澤亮のその後

言わずもがな、主演の福士蒼汰さんは数々の連続ドラマや映画に出演し、女性からの人気を集めたことで有名です。

バラエティー番組のゲストとしても呼ばれることが多く、熱心なファンもいるほどですね。

また、朔田流星役の吉沢亮さんも同じくイケメン俳優として活動の幅を広げ、こちらも連続ドラマや映画、バラエティー番組などで人気を博しています。

劇中で仮面ライダーとなった2人はその後の活動でも引っ張りだこで、仮面ライダー出身俳優としての地位を確立し人気を集めた成功例と言えるでしょう。

他の出演者のその後は呪われた?

福士さんと吉澤さんが活躍する一方で、他の役を演じた俳優・女優にはトラブルがあり、思うように活動できていないケースが増えています。

「呪われた作品」とまで言われたフォーゼの他の出演者の中で、主な俳優・女優のその後について見ていくことにしましょう。

歌星賢吾:高橋龍輝

作品の主要キャラクターを演じた高橋龍輝さんですが、作品終了後もドラマや舞台に出演するなど活動を続けていました。

しかし、2016年6月8日に病気による長期療養と称し芸能界を引退しています。

その後、約1年経った2017年夏にYoutubeチャンネルを設立して歌を歌う動画などをアップロードしていますが、その後の投稿も途絶えていました。

そんな中、2019年1月24日に活動を開始したダンスボーカルユニット「WIN=W1N」のメンバーとして参加することが発表され、現在は再び芸能界へと復帰しています。

城島ユウキ:清水富美加

今作のヒロインであり、出演者の中ではおそらく一番有名な経過を辿っている方ではないでしょうか。

フォーゼ出演後は天真爛漫なキャラクターを生かし、バラエティー番組へと活動の幅を広げ、2015年にはNHKの朝ドラ「まれ」にレギュラー出演するなど注目度を上げていきました。

順調に活動していると誰もが思っていた矢先、2017年2月11日にスポーツ新聞が突如として清水さんの幸福の科学への出家を報道。同日の生放送番組を欠席して以降、出演を予定していた番組を次々とキャンセル・降板し、各方面から非難を浴びました。

 

その後、清水さんは所属事務所からやりたくない仕事を強要され続けたことを理由に契約更新をせず、幸福の科学が設立した新事務所に所属しています。

「千眼美子」という法名に改め、幸福の科学が製作するドラマや映画に出演する一方、暴露本を発売し、自身の宗教観などを語っていました。

なお、暴露本発売時期に不倫報道がなされ、お相手のロックバンドKANA-BOONの飯田祐馬さんが謝罪文を出すという騒動も起きています。

冨田真由

第1話で賢吾にラブレターを渡した生徒役としてゲスト出演していました。

当時シンガーソングライダーとして活動していた冨田真由さんですが、2016年5月21日にライブハウスでファンの男に刺されるという事件が発生。

一時期、意識不明の重体という厳しい状態にまで陥りました。

その後、警備を怠ったとして、イベント警護を担当していた東京都を相手に訴訟を起こしています。

ほのかりん

仮面ライダー部の新入部員として弦太朗たちの後輩役を演じ、劇場版にも登場するという活躍を見せていました。

しかし2016年、未成年であるにも関わらず「ゲスの極み乙女。」のボーカル:川谷絵音さんと一緒に飲酒をしていたことが明らかとなり、事務所契約を解除されています。

当時、女性問題で話題になっていた川谷さんの新恋人として名前が出ていたのですが、この件で一気に非難を浴びてしまったことは言うまでもありません。

まとめ:俳優陣のその後が大きく分かれた作品に

今回は仮面ライダーフォーゼのストーリーと最終回の結末についてご紹介してきました。

仮面ライダーとなった2人は大きく飛躍しましたが、それ以外の俳優陣は紆余曲折ある芸能生活を送っていることもわかりましたね。

作品自体はとても素晴らしいものですので、当時の演技を楽しみながら再度視聴してみてはいかがでしょうか?


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