仮面ライダーグリスの名シーンや名台詞まとめ! みーたんへの言動も

仮面ライダー

仮面ライダービルドに登場している仮面ライダーグリスについてご紹介いたします!

グリスは初登場時の圧倒的な強さや、これまで見せてきた数々の名シーンなど、仮面ライダービルドの登場人物として重要な役割を担っていました。

変身者である猿渡一海のキャラも相まって、シリアスな展開の中でも心休まるコメディリリーフ的存在としても活躍していますよね。

そこで今回は、仮面ライダーグリスの登場シーンについて、名場面や珍場面も含めて紹介しようと思います。

仮面ライダーグリスの名シーンまとめ!

仮面ライダービルドにおける第3番目のライダーとして登場した仮面ライダーグリス

中盤のストーリーにおける中心人物として活躍し、終盤に差し掛かろうとしている現在においても戦兎たちビルドの貴重な戦力として戦っています。

その強敵相手に臆せず戦う姿には、惚れ惚れしているファンもいるのではないでしょうか。

そんな仮面ライダーグリスについて、さっそく見ていくことにしましょう!

変身者の猿渡一海の人物像

まずはグリスに変身する猿渡一海(さわたり・かずみ)についてです。

元は北都にある「オレたちの猿渡ファーム」という大農園で里芋やキャベツなどを育てていた大地主で、使用人も多く、共に戦っていた北都三羽ガラスも使用人だったという経緯があります。

しかし、スカイウォールの惨劇後、作物が全く育たなくなったことから経営が悪化し、使用人を守るために仕方なく北都政府の改造手術を受け、仮面ライダーグリスへの変身能力を身に付けたという設定でした。

 

決めセリフである「心火を燃やしてぶっ潰す!」は、自らの大事なものを守るために心の火=心火(しんか)を燃やして挑む覚悟を表したもので、仲間思いで情の厚い性格であることがわかります。

一たび戦いとなれば積極果敢に動き、北都三羽ガラスがやられた時は敵討ちとばかりにその限界能力を突破した活躍を見せるなど、一時期ハザードレベルがライダーの中で一番高かったことも頷けるシーンも描かれていました。

また、気分が高まると「高揚!動乱!熱狂!」のような二字熟語を叫び、激しい攻撃を行うなど過激な一面も見せています。これはスクラッシュゼリーを用いた変身の副作用で、変身する度に好戦的な性格になってしまうものを表現しています。

猿渡一海の初登場シーン

そんな猿渡一海が仮面ライダーグリスとして初登場したのは第16話の終盤でした。北都政府が東都に宣戦布告したころ、東都のガーディアンを倒すシーンが描かれたのが初めての登場となっています。

その次の第17話では変身前の猿渡一海が姿を現し、戦兎だけが開発したと思われたスクラッシュドライバーを持っていることが判明しました。

ついに戦兎たちの前で変身をした第18話では、まだスクラッシュドライバーの力を使いこなせていない万丈を圧倒し、以降は北都の戦士として戦兎たちの前に幾度となく立ちはだかったのです。

グリスの名勝負3戦を紹介!

その芯の強さと圧倒的な強さで戦い抜く仮面ライダーグリスの名勝負はいくつかありますが、とりわけ素晴らしいものを3つ厳選してみました。

その内容について1つずつ紹介していきたいと思います。

第18話での対クローズ戦

初めて戦兎たちの前でグリスとなった戦いと同じ回で、再度クローズと戦ったシーンです。

この時はスクラッシュドライバーを完全に使いこなした時の強さを視聴者に証明するような戦いを見せてくれています。ツインブレイカーを用いた必殺技の時には「最大!無限!極致!」と叫びながらクローズチャージを攻撃し撃破しています。

変身解除した万丈にとどめを刺そうとしたグリスの攻撃をかばったビルドも戦闘不能にするなど、当時敵無しと言えるような強さを見せつけ、ビルド側の勝ち目はあるのかという心配を抱いた回でもありました。

しかし、寸でのところであることが起こり、グリスは変身を解除してしまいました。そのあることとは、当記事の後半に記載していますのでお楽しみに!

東都・北都のライダー代表戦

東都・北都の戦争を終わらせるために開かれたライダー代表戦で、戦兎との決着をつけた試合です。北都三羽ガラスの青羽を失ったことへの敵討ちも込めた戦いで、戦兎の前に立ちはだかりました。

ハザードトリガーの力を使いこなせていない戦兎はフルボトルによるコンボで何とかグリスを倒そうとしますが、自力の強さで耐えきったグリスは徐々にビルドを追い詰めていきます。

その強さの背景にはやはり北都三羽ガラスへの思いがありました。「熱情!激情!無常!」「灼熱!発光!照射!」とヒートアップするグリス。

 

ついに禁断のハザードトリガーを使用した戦兎は、グリスを徐々に追い詰め、最後はお互いのライダーキックのぶつかり合いに敗れてしまうのでした。

ハザードフォームとなったビルド相手にも引けを取らず、最後まで熱戦を繰り広げたことから、その素晴らしさはビルド内でも屈指の名シーンと言うにふさわしいものとなりました。

東都・西都のライダー代表戦3本勝負

3つ目は東都・西都のライダー代表戦に東都代表として出場した戦いです。

北都三羽ガラスの黄羽の命を奪った鷲尾兄弟の弟・エンジンブロスとの一騎打ちでは、互角の戦いを見せ視聴者を楽しませてくれました。

この時見せた必殺技は、北都三羽ガラスが使用していたフルボトル2本を使用したもので、グリスの背中を押す描写も相まってグリス1人ではなく北都三羽ガラスも合わせた4人での勝利となったのです。

 

さらに、必殺技の時には「友情!厚情!激情!今の俺はなぁ、負ける気がしねぇー!!」と、ともにハザードレベルを上げるために特訓した万丈のセリフも持ち出す熱い展開となっています。

変身解除後に血がにじむほど強く握っていたドッグタグを確かめるシーンも、“カシラ”と慕ってきた北都三羽ガラスの思いに応えることができたシーンではないでしょうか。

仮面ライダーグリスが見せた感動的で壮絶な最期・・・

まさに向かうところ敵なしのグリスでしたが、エボルトの復活後は苦戦が続き、敗北してしまうシーンが増えてしまいました。

強くなり戦兎たちの足を引っ張らないようにするため、自ら敵に捕まりネビュラガスを注入され、強化を図るなど、命を顧みない行動もとるように・・・。

しかし、その時がついに訪れてしまいました・・・。

 

第47話において、禁断の変身を遂げたグリス。仮面ライダーグリスブリザードとなり、北斗三羽ガラスの偽物相手に一歩も引けを取らない戦いを見せます。

しかし、体が限界を迎え、ついに粒子化が始まってしまいました。泣きながら見守る美空の前で、とうとう敵を倒したグリスでしたが、すでに手遅れとなっていたのです・・・。

戦兎たちに別れの言葉をつぶやく一海。推しである美空の前で消滅してしまった一海は、最後の最後で美空に「カズミン」と呼ばれるのでした・・・。

仮面ライダーグリスのもう1つの顔“みーたんファン”から出た珍場面!

義に厚く仲間思いで、その強さで数々の名勝負を見せてきた仮面ライダーグリス。

しかし、その反面の顔と言えるのが“みーたんファン”という設定です・・・。

あまりのギャップと数々の迷言から、コメディリリーフとしての役割を超え「カズミン」としての別人格を疑うようなシーンも数多く出てきています。

そんな衝撃的なシーンもまとめてみましたのでご確認ください。

キャラ崩壊の瞬間・・・そしてカズミンへ・・・

“みーたんファン”カズミンとしての設定が明らかになったのは第18話の終盤でした。

戦兎と万丈を圧倒し、とどめを刺そうとした時に割って入った美空の姿を見て変身を解除し、逃がしてしまった後に発した言葉が・・・。

 

「あの女、やっぱりそうだ。あの娘は・・・!みーたんだぁ~!♡

 

熱烈なみーたんファンだったグリスは、その後美空の前では終始デレデレで、シリアスな展開の中で一際異彩を放つシーンを何度も見せてきました。

北都が代表戦で破れ、西都に占領された後はその居住地を戦兎たちのアジトであるカフェに移動しましたが、その際も戦兎たちに自らを「カズミン」と呼ぶよう言うだけでなく、みーたんの姿がプリントされた抱き枕を持ち込むなど、そのファンぶりがガチガチの本物であることを証明しています。

その後もみーたんファンであることが随所に描かれており、“カシラ”と慕われた熱い男・猿渡一海とは別人とまで言われるようなシーンが続々と出てきています。

熱狂的ファンを表す言動3選!

そんな“カズミン”の熱狂的みーたんファンを表す言動の中でも一際目立っていたのが以下の3つになります。

ちなみに、当の美空はこれまで一度も“カズミン”とは呼ばず“グリス”と呼んでいることを踏まえながら見ると面白いです(笑)

北都三羽ガラスの生活費を握手券の購入費に充てようとする

美空の正体がネットアイドルみーたんであることをはっきり確信したカズミンは、気持ち悪い笑い声を噴き出した後・・・。

会いたかったアイドルを前にして、完全に1人のキモオタと化したカズミン。

この後、握手券を買えとの冗談に対しても、

 

「5万・・・安いっすね。あ、10万ならみーたんとツーショットとか・・・」

 

金銭感覚はボロボロで、北都三羽ガラスの生活費に手を出そうとして必死に止められています。

突然の膝枕にパニックになる

第30話で火星の王妃ベルナージュの人格として戦兎たちに語り掛ける美空。

例え人格が元の美空に戻らなかったとしても「一生添い遂げる自信がある」と豪語するなど、のっけから飛ばしていました。

その人格の力が尽きたその時、倒れた美空の頭が正座をしていたカズミンの膝の上に・・・!

突然の膝枕にパニックになり、ファンサービスだと思いお金を払おうとするカズミン。

ぼそっとつぶやかれた「20万」の声に払おうとする仕草を見せ、またも金銭感覚がおかしいことを見せつけています。

みーたんを励まそうとして・・・

万丈の体を乗っ取ったエボルトに立ち向かい、重傷を負った戦兎を心配する美空。その隣で、カズミンは・・・

こんな大事な時に何考えてんだ!と突っ込まれてもおかしくないことを考えてます(笑)

この後、美空の肩を抱こうとしたカズミンですが、戦兎が目を覚ましたことでそれが出来ず、必死にごまかそうとして・・・。

シャドーボクシングを始めてしまいます(笑)

なお、この時つぶやいている「スタンハンセン」が瞬間的にツイッターの人気ワードに出るという珍現象を巻き起こしています(笑)

みーたんファン冥利に尽きる最期・・・


そんなカズミンですが、上記で紹介したように最愛のみーたんの前で最期を迎えてしまいます・・・。

最後の最後までグリス呼びをされているカズミン。その理由は、名前を呼んでしまうといなくなってしまいそうだから、という美空なりの気遣いにあったのです。

「推しに看取ってもらえるなんて・・・幸せもんだな・・・」

感動の最期・・・ファン冥利に尽きるシーンはもはや伝説と言っても良いでしょう。

グリス役の武田航平さんの名演技!?

そんなグリスを演じる武田航平さんは、過去作である仮面ライダーキバで女性好きの紅音也を演じており、仮面ライダー出演はこれで2作目となります。

キバでもいわば三枚目の役を演じており、グリス登場初期はいつ紅音也の要素が出てくるのかと期待するファンも多かったほどでした。

そんな期待に応えるがごとく、ここまで名演技を見せてくれている武田さんですが、素の武田さんも面白いことが好きな一面を見せています。

ネット上でのネタにも敏感で、こんな感じにモノマネするなど、面白いイケメンとして活躍しています。

武田さんは他にも数々のドラマに出演しており、これからますます活躍が期待される俳優さんですね!

まとめ:名シーンも迷シーンも多いキャラクターだった

今回は仮面ライダーグリスの名シーンについてまとめてきました。

仮面ライダービルドの人気を支えたキャラクターであることは間違いありませんね。

壮絶な最後は決してファンの心から消えることはないでしょう。


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