仮面ライダー平成作品の中で最弱は誰?スペックとエピソードをまとめて紹介!

仮面ライダー

仮面ライダーの中でも一番弱いライダーは一体誰なのでしょうか?

様々な怪人と戦い、最後には勝利するのがお約束とも言える仮面ライダー。

当然ながらファンはその強さに注目して応援するわけなのですが、中にはあっさりと怪人に負けてしまう弱いライダーも存在していました。

いわゆる“最弱ライダー”がいったい誰なのか、今回は平成仮面ライダーに絞って紹介をしていきたいと思います。

仮面ライダー平成作品の中で最弱は誰かスペックとエピソードを紹介!

本来ならば強さの象徴でもあるキャラとして知られている仮面ライダー。

そんな仮面ライダーがあっさり怪人にやられてしまう姿を見たファンは、ある人はがっかりしたり、またある人はそのやられ方に苦笑してしまったりと、反応は様々とはいえ、肩透かしを食らったような感じになることでしょう。

昭和時代に放送された仮面ライダーは人数が少なくそこまで起こらなかったのですが、平成になってからは1つの作品内に複数のライダーが登場するのが定番になったことから、このような事態が起きるようになりました。

そんな弱い仮面ライダーの中でも、過去に最弱と呼ばれたライダーが誰なのか、まずは紹介をしていこうと思います。

仮面ライダークウガグローイングフォーム

仮面ライダークウガで登場した、クウガが変身するフォームの1つです。

身長:190cm
体重:90kg
パンチ力:約1t
キック力:通常は10t
走力:100mを約7.2秒
ジャンプ力:10m

完全なるクウガになりきれていない姿であることから、色は白く特徴となっているツノも短くなっています。

生身の体よりは強いのですが、グロンギを相手に戦うのはあまりにも無謀で、劇中でもまったく歯が立たない様子でした。

これは変身者である五代雄介がクウガとなる覚悟を持っていなかったり、強力な攻撃を受けてしまった時、体に大きな負担がかかった時に一次的になってしまうフォームだからです。

仮面ライダーG3

仮面ライダーアギトで登場した、警視庁が開発した対アンノウン用強化装甲です。

身長:192cm
体重:150kg
パンチ力:1t
キック力:3t
ジャンプ力:10m
走力:100mを10秒

スペックだけ見ると生身の人間よりは非常に強いのですが、開発当初はアンノウン相手に全く歯が立たず、何のダメージも与えられずにやられてしまっています。

その後、強化改造が施され一時はアンノウンを倒すことができるようになったのですが、さらに強力なアンノウンが出てくるともはや太刀打ちできないという状況でした。

その経緯もさることながら、G3の武器が効かなかった時の

 

「・・・!?効かない!そんな!!」

 

というセリフが、G3の弱さを如実に表していると言えるでしょう。

仮面ライダー龍騎ブランク体

仮面ライダー龍騎で登場した、龍騎がドラグレッターに契約する前の姿です。

身長:190cm
体重:90kg
パンチ力:50AP(約2.5t)
キック力:100AP(約5t)
ジャンプ力:10m
走力:100mを8秒

仮面ライダー龍騎では、ミラーワールドのモンスターと契約することで初めて力を得られる設定になっていますが、この時はまだモンスターとの契約をしていなかったため、スペックも契約後より劣っており、体の色も違っています。

モンスターとの契約がどれほどの力を得るものなのかを表現したものとなっており、無謀にもモンスターに立ち向かった龍騎はあっさりやられてしまいました。

この時、ソードベントのカードを使った龍騎が手にした剣があっさり折られてしまった時に発した

 

「折れたぁー!?」

 

は笑いを誘いつつ、上記のモンスターの力を証明するシーンとなっています。

仮面ライダーシザース

仮面ライダー龍騎に登場した、ライダーバトル最初の脱落者です。

身長:190cm
体重:93kg
パンチ力:250AP(約12.5t)
キック力:300AP(約15t)
ジャンプ力:30m
走力:100mを5秒

善良な警察官として活動する一方、裏では契約モンスター・ボルキャンサーに人を襲わせていたという、ライダーが必ずしも正義のヒーローではないということを明確に表した人物でもあります。

仮面ライダーナイトとの一騎打ちでファイナルベント同士でぶつかり合い、カードデッキを破壊され変身解除となったことから、契約が切れた形のボルキャンサーに捕食されてしまうという最期を見せていますね。

 

シザースが弱いと言われているのは登場から退場までの期間が短かっただけでなく、もともとのスペックが低いことが理由として挙げられます。

シザースのファイナルベントのAP(強さの数値)が仮面ライダー龍騎サバイブのシュートベントと同じという、退場せずに普通に戦っていたとしても、他のライダーに負けている可能性が圧倒的に高いという悲しいものとなっていました。

ボルキャンサーに人を襲わせていたため、上記のスペックより強くなっていた可能性が高いのですが、それでも弱いことに変わりはありません。

仮面ライダーギャレン

仮面ライダー剣に登場したライダーです。

身長:200cm
体重:104kg
パンチ力:260AP(2.6t)
キック力:450AP(4.5t)
ジャンプ力:38m
走力:100mを4.2秒

アンデットを倒すシーンはある程度映されているのですが、何といっても序盤のヘタレぶりがファンにとって印象が強く残ってしまっていることが原因として挙げられます。

自身の精神力の弱さが原因にもかかわらず、アンデットの口車に乗せられてしまうなど良いところが見せられず、怪しげなプール(シュルトケスナー藻という架空の藻が入った水)に入ってごまかすなど、およそヒーローらしくない行動が目立っていました。

 

彼が銃を使った攻撃をメインとしていることから、その後のライダーは銃を持っていると弱いという都市伝説まで作られてしまったほどです。

さらに、強化形態のジャックフォームも微妙な活躍しかしなかったことから「弱(じゃく)フォーム」といじられる様となっています。

仮面ライダーザビー

仮面ライダーカブトにおいて2番目に登場したライダーです。

マスクドフォーム

身長:192cm
体重:127kg
パンチ力:8t
キック力:9t
ジャンプ力:21m
走力:100mを8.6秒

ライダーフォーム

身長:192cm
体重:92kg
パンチ力:3t
キック力:6t
ジャンプ力:39m
走力:100mを5.6秒

ザビーが弱いと言われる理由は変身者にあります。劇中で何と4人変身人物が変わっており、一番長く変身していた影山瞬が目立った活躍をしていなかったことが、見ているファンにとって印象が強かったことが挙げられます。

スペックは高いにも関わらず、変身者のために弱いという印象を持たれてしまったのがザビーの特徴と言えます。

仮面ライダー電王プラットフォーム

仮面ライダー電王に登場した、電王が各種フォームになる前の姿です。

身長 180センチ
体重 80キロ
パンチ力 1トン
キック力 3トン
ジャンプ力 ひと跳び10メートル
走力 100メートルを10秒

身長・体重以外のスペックが仮面ライダーG3とまったく同じ能力ですが、それ以上に弱いと言われているのは変身者である野上良太郎の性格です。

イマジンたちが乗り移っていない状態の良太郎は気が非常に小さく非力なので、とても戦える状態ではありませんでした。

仮面ライダー黒影

仮面ライダー鎧武に登場したビートライダーのうちの1人です。

パンチ力:6t
キック力:10.2t
ジャンプ力:ひと跳び26m
走力:100mを6秒

初登場時はそれなりの活躍を見せましたが、その次の回から鎧武たちにやられるようになり、第11話で戦極ドライバーごと破壊され変身することができなくなってしまいました。

もともとが下級ロックシードを使用した変身であることからどうしてもスペックが劣ってしまうのも欠点だったのです。

さらに黒影が倒された後、黒影トルーパーとして量産型が出現するようになり、完全にザコキャラ扱いとなってしまうのでした。

 

そんな黒影ですが、最終話で城之内が変身した際には弱いながらも見せ場を作るといった活躍をしています。

しかし、撮影用で使っている武器が柔らかい素材でできているのか、劇中で槍の先がCGを使わずあり得ない曲がり方をしているのが一瞬映ってしまうというエピソードも残っていますね。

仮面ライダーグリドン

仮面ライダー黒影と同じく、仮面ライダー鎧武に登場したビートライダーの1人です。

パンチ力:8.9t
キック力:9.2t
ジャンプ力:ひと跳び22m
100mを6.5秒

スペックを見る限りそこまで弱くないのですが、変身者の城之内が戦い慣れていないことや、武器がドンカチ(大きめのハンマー)のみというところから他のライダーより劣っていることが欠点となっています。

城之内自体は徐々に強くなり、一方的に負けることは無くなってきたのですが、最後はロードバロンの一撃でドライバーごと破壊されてしまっていました。

真の最弱ライダーは誰?

ここまで最弱と呼ばれたライダーについて紹介してきました。

ではこの中で本当に最弱と呼べるものは誰なのかを見ていくことにしましょう。

最弱ライダーベスト3!

3位:仮面ライダー龍騎ブランク体

スペックもさることながら、武器の弱さがあまりにも目立つのが要因ですね。

変身者である城戸真司がこの時は初めて変身したことも重なり、頭を使った戦い方も難しいことも理由の1つです。

ただ、ミラーワールドに逃げ込めるという点については他作品のライダーより優遇されている点だと思いますので、これが可能な状況下であればと考えこの順位としました。

2位:仮面ライダーG3

強化前のG3は怪人にまったく歯が立たず、おまけに劇中で一度も当たったことが無い武器も存在するなど、あまりに活躍していない場面が多いのが特徴です。

もともとはアギトの強さを引き立てる役目が大きかったことから、ある意味仕方がない面もあるのですが、それにしても弱すぎます・・・。

変身者が警察関係者であることから、素人が変身しているのではなく、一定の訓練を受けているという点から、今回1位には選びませんでした。

1位:仮面ライダー電王プラットフォーム

最弱ライダーは仮面ライダー電王プラットフォームを選びました。

変身者自体が戦う気が無く、イマジンたちの力が無い限りただやられ続けるという光景が簡単に目に浮かぶほどです。

もはやスペック以前の問題ですから、どうしようもないですね・・・。

他のライダーを選ばなかった理由は?

以上の3人が平成仮面ライダー最弱であると言えます。

ではなぜ他のライダーが選ばれなかったのでしょうか?

それは、もともとのスペックは一定のものを持っているにもかかわらず、劇中でやられてしまうシーンが出たり、弱いと印象付ける場面が多かったりということがイメージダウンにつながっている理由と考えられたからです。

 

変身者自身が別の人だったら結果が変わっていたかもしれませんし、逆にやられているだけでなく怪人を倒す場面も映されているライダーもいたため、誰も倒せていないライダーが上位に来るというわけですね。

さらに、上位3人のライダーに共通するのが、他のライダーの中でも最弱のスペックを誇るというところです。

どんなに変身者が強くても、元のスペックが弱ければその力が生かせませんので、上位とさせてもらいました。

まとめ:スペックだけでは測れない弱さに注目!

今回は最弱の平成仮面ライダーが誰かについてお伝えしてきました。

今後も仮面ライダーは出てくるため、その都度評価は変わると思います。

皆さんが最弱と思うライダーも違ってくると思いますので、ぜひファン同士議論してみてくださいね!


コメント

  1. 星空恭弥 より:

    仮面ライダージョーカーはプラットフォームとスペックが同じだと聞いた覚えがあります

    • magnus913 より:

      星空恭弥さん
      コメントありがとうございます。
      仮面ライダージョーカーと仮面ライダー電王プラットフォームはキックの威力は同じ3トンですが、パンチの威力はジョーカーの方が0.25トン強く、ジャンプ力もプラットフォームの3倍ありますね。
      走力も変身者の能力もあってか、プラットフォームが100m10秒なのに対しジョーカーは6.2秒です。
      スペックもさることながら、変身者の能力が大きく左右されるようですね。

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