仮面ライダーで虫がモチーフなのは誰?元の昆虫や選ばれた理由を紹介

仮面ライダー

仮面ライダーのモチーフが虫になった理由についてご紹介いたします!

歴代の仮面ライダーは虫がモチーフとなっているものが数多く存在していますよね。

中には「この仮面ライダーのモチーフとなった虫は何だろう?」と気になるキャラクターもいるのではないでしょうか?

そこで今回は、歴代の仮面ライダーの中で虫がモチーフになっているのが誰なのか、選ばれた虫は何なのかを解説していこうと思います。

歴代仮面ライダーで虫がモチーフなのは誰?

仮面ライダーは1人で怪人と戦う特撮ヒーローの代名詞でもあるキャラクターです。

昭和時代から間を置いて、平成になって再度放送され始め、毎年シリーズものとして高い人気を誇っていますよね。

そんな仮面ライダーですが、もともと昆虫をモチーフにしたキャラクターであることはファンの間では常識となっています。

そのライダーとモチーフになった虫が何なのか、年代別に見ていくことにしましょう。

仮面ライダーとモチーフとなった虫~昭和ライダー編~

まずは昭和ライダーとモチーフになった虫の紹介です。

仮面ライダー1号・2号

初代仮面ライダーである1号と2号のモチーフはバッタです。

悪の秘密結社・ショッカーに捉えられた本郷猛は、バッタの能力を持つ改造人間として悪の手先になる寸前のところで脱出したという設定でしたね。

その後、本郷猛役の藤岡弘、さんが撮影中の事故で出演できなくなったことを受け、急遽仮面ライダー2号を出演させることが決定しました。

2号は打倒仮面ライダーとして再度ショッカーが捉えた人間=一文字隼人をバッタの能力を持つ改造人間にしましたが、またしても改造完了の一歩手前で1号に救出され、以降1号とともにショッカーと戦うという設定となっています。

仮面ライダーV3

仮面ライダーの続編に当たるV3はトンボがモチーフのライダーとなっています。

変身者である風見志郎は悪の組織デストロンへの復讐のため、自ら1号と2号に志願して改造を受けようとし一度は断られました。

しかし、罠に落ちた1号と2号を救出する時に重傷を負ったことから、1号と2号による緊急改造手術を受け、V3へと変身したという設定です。

ちなみに、頭部はバッタがモチーフですが、ボディーはラガーマンがモチーフとなっています。

仮面ライダーストロンガー

仮面ライダーストロンガーのモチーフはカブトムシです。

自ら悪の組織・ブラックサタンに改造手術を志願し、自己催眠装置で洗脳を免れたという経緯のあるライダーですね。

電気の力を使った必殺技で相棒の電波人間タックル(テントウムシがモチーフ)とともに、友の仇をとるためブラックサタンと戦うというストーリーです。

スカイライダー

スカイライダーのモチーフはイナゴです。私は最初、1号や2号と同じバッタがモチーフなのかと思いましたが、イナゴだったんです^^;

1号や2号に比べ、より生物寄りのデザインとなっているので、マスクがイナゴに似ていると思います。

大学生の筑波洋がネオショッカーから逃げ出してきた志度敬太郎博士を救い匿いましたが、ネオショッカーの追っ手によって重傷を負ったことから志度博士が改造手術を施したのが誕生の経緯です。

ちなみにスカイライダーはそれまでに放送された仮面ライダー7人が全員出てくるという演出もありました。

仮面ライダースーパー1

仮面ライダースーパー1のモチーフはスズメバチです。

マスクの目のデザインがSアイという名称で、ハチの目を模しているとされています。

惑星開発用プロジェクトとして自ら改造を志願した沖一也は改造人間・スーパー1となりましたが、それを知った暗黒国家ドグマ王国によって研究所が全滅されてしまいます。

まだ自力で変身することができなかった一也は赤心寺で修業し、赤心少林拳を体得し、仮面ライダースーパー1の名を与えられ正義のために戦うことを誓ったのでした。

仮面ライダーBLACK/仮面ライダーBLACK RX

仮面ライダーBLACKのモチーフはコオロギです。

大学生の南光太郎は暗黒結社ゴルゴムに捕まりブラックサンとして改造されてしまいます。

悪の王となってしまう寸前で救出されたことで正義のライダー・仮面ライダーBLACKとして戦うのでした。

 

そして、その続編である仮面ライダーBLACK RXはキリギリスをモチーフとしたもので、BLACKの進化形態として登場しています。

RXはバイオライダー・ロボライダーという別形態への変身が可能であり、これは仮面ライダー史上初めてのことでした。

仮面ライダーとモチーフとなった虫~平成・令和ライダー編~

次は平成・令和ライダーで虫がモチーフになったライダーを紹介します。

仮面ライダークウガ

平成ライダーの一番最初の作品である仮面ライダークウガはクワガタをモチーフとしたライダーです。

昭和ライダーのオマージュと新設定を融合させた作品で、以降の仮面ライダーシリーズをここまで有名にさせてきた先駆けの作品となります。

クワガタがモチーフとなったのは「クウガ」の語感からであることが明らかになっており、仮面ライダーディケイドに出演した際はクワガタ型のゴウラムにも変形していますね。

仮面ライダーギルス

仮面ライダーアギトに登場したライダーで、モチーフはカミキリムシとなっています。

アギトの不完全体であるギルスは野性的なフォルムをしており、マスクの口の部分が開くなどカミキリムシの特徴を表現したデザインとなっていますね。

番組後半ではエクシードギルスへと進化し、触角が増えるなどより異形のライダーとしてのデザインとなりました。

仮面ライダー剣

仮面ライダー剣は平成ライダー5作目の作品で、トランプをモチーフにしたラウズカードを使って4人のライダーが変身しました。

それぞれのライダーが変身するために使用するラウズカードはアンデットが封印されており、そのアンデットのモチーフが虫となっています。

以下が4人のライダーとモチーフになった虫です。

  • 仮面ライダーブレイド・・・ヘラクレスオオカブト
  • 仮面ライダーギャレン・・・ノコギリクワガタ
  • 仮面ライダーカリス・・・カマキリ
  • 仮面ライダーレンゲル・・・クモ(正確には昆虫ではない)

仮面ライダーカブト

仮面ライダーカブトは平成ライダー7作目の作品で、もともと昆虫をモチーフにしていた仮面ライダーへの原点回帰から限界・頂点を超えることをテーマにしたものとなっています。

ほとんどのライダーが防御力の高いマスクドフォームから、高速での攻撃が可能となるライダーフォームへ変わることができるのです。

この形態移行はキャストオフと呼ばれ、昆虫が蛹から脱皮することをイメージしています。

また、怪人であるワームも蛹体から成虫体に脱皮するほか、対ワーム組織であるZECTの兵士・ゼクトルーパーはアリを模しているなど、敵・味方ともに昆虫がモチーフとなった作品になりました。

 

以下が劇中に登場したライダーの一覧です。

  • 仮面ライダーカブト・・・カブトムシ
  • 仮面ライダーガタック・・・クワガタムシ
  • 仮面ライダーザビー・・・スズメバチ
  • 仮面ライダードレイク・・・トンボ
  • 仮面ライダーサソード・・・サソリ(正確には昆虫ではない)
  • 仮面ライダーキックホッパー・パンチホッパー・・・ショウリョウバッタ

また、劇場版仮面ライダーカブトに登場したライダーも昆虫をモチーフにしたものとなっています。

  • 仮面ライダーコーカサス・・・コーカサスオオカブト
  • 仮面ライダーヘラクス・・・ヘラクレスオオカブト
  • 仮面ライダーケタロス・・・ケンタウルスオオカブト

仮面ライダーゼロワン

令和初の仮面ライダー作品となった仮面ライダーゼロワン。

シャイニングホッパーというベースのフォームからお分かりの通り、バッタがモチーフとなっています。

AIをテーマにした新しい部分と、初代仮面ライダーのバッタをモチーフにした部分を組み合わせた作品として、今後も語り継がれていくことでしょう。

仮面ライダーのモチーフに昆虫が選ばれた理由

そもそも、なぜ仮面ライダーのモチーフとして昆虫が選ばれたのでしょうか?

実は、仮面ライダーの製作当初は昆虫ではなくガイコツを模したキャラクターが提案されていたのです。

しかし、子どもが見る番組なので当然ながらNGが出てしまい、原作者である石ノ森章太郎はマネージャーの持ち込んだ昆虫図鑑を見てバッタの怪人を書きました。

 

これが最終的に仮面ライダーのデザインとして通り、以降仮面ライダーと虫の関係が続くという経緯となったのです。

もし他の生物がモチーフになっていたら、別のフォルムになっていたり、はたまたここまでシリーズが続かなかったのかもしれませんね。

昆虫がモチーフでないライダーは誰?

ここまでは昆虫がモチーフになったライダーについてお伝えしてきました。

では、他のライダーは何もモチーフが無いのでしょうか?

ここからは昆虫以外のものをモチーフにしたライダーをいくつかピックアップして紹介したいと思います。

昆虫がモチーフでないライダー~昭和ライダー編~

まずば昭和ライダーから紹介していきます。

仮面ライダーアマゾン

昭和ライダー4作目となる仮面ライダーアマゾンはマダラオオトカゲをモチーフにしたライダーとなっています。

それまでに放送された仮面ライダーがすべて昆虫をモチーフにしていたことから、アマゾンは初めて昆虫以外の生物をモチーフにした作品となりました。

非常に野性的なキャラクターとなっており、フォルムはトカゲ以外の動物や昆虫も混ざっているのではないかと思えるような形をしているのが特徴となっています。

仮面ライダーZX

昭和ライダー10号の誕生と題し作成された仮面ライダーZX忍者をモチーフにしています。

デザインは仮面ライダーV3をモチーフにしているそうですが、左右非対称のボディに手裏剣や爆弾といった忍者の装備を持っていることから差別化を図ったのです。

昭和ライダーはZXの放送後、仮面ライダーBLACKが放送されるまでの6年間、テレビ放送を休止していました。

昆虫がモチーフでないライダー~平成・令和ライダー編~

次は平成ライダーです。非常に数が多いため、厳選してお伝えしていきます。

仮面ライダーアギト

クウガの次回作として放送された仮面ライダーアギトですが、そのモチーフはとなっています。

世界観がクウガに似ている作品で、デザインもクウガと同じクワガタかなと思える部分もあるのですが、龍をモチーフにした全く新しいライダーとして登場しました。

龍をモチーフにしたライダーはアギト以降の作品にも度々登場するようになり、アギトはその先駆けとなっています。

仮面ライダー龍騎

名前通り、をモチーフにした仮面ライダーとなっていますが、作品のコンセプトがライダー同士の戦いとあって、他のライダーも様々な生物をモチーフにしたデザインとなっています。

コウモリやウシ、コブラやトラなど、非常に多くの動物がモチーフとなりました。

計13人のライダーが登場していますが、虫をモチーフにしたライダーは登場せず、疑似ライダーとして登場したオルタナティブがコオロギをモチーフにしています。

仮面ライダーフォーゼ

宇宙を題材にした作品となっている仮面ライダーフォーゼは、真っ白のボディととんがった頭で宇宙飛行士とロケットをモチーフにしたデザインとなっています。

しかし、放送開始前は「ダサい」という意見が多く、その形や色から「大根」「座薬」などといったあだ名をつけられてしまいました。

しかし、主演を務めた福士蒼汰さんは放送終了後から人気を大きく集め、今やイケメン若手俳優として各所に引っ張りだことなっています。

まとめ:近年は虫以外のものをモチーフにすることが多い

今回は仮面ライダーと虫の関係についてお伝えしてきました。

もともと虫以外のものがモチーフだったというのは意外でしたね。

しかし、たとえどんなものがモチーフになったとしても、仮面ライダーはカッコいい存在であることは変わりありません!

コメント

  1. こいちゃん より:

    ライダーマンは何ですかね?

    • magnus913 より:

      こいちゃんさん

      コメントありがとうございます。
      ライダーマンのモデルはありませんが、あえて言うなら仮面ライダーV3を模倣しているという説が有力です。

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