平成ライダー第3作目【仮面ライダー龍騎】のあらすじについてご紹介していきます!

平成ライダーの先駆けとなった仮面ライダークウガと仮面ライダーアギトの後番組として放送された仮面ライダー龍騎。

それまでにない斬新なコンセプトと過去最高のライダー登場数を誇る、今なお人気のある作品となりました。

そこで今回は仮面ライダー龍騎について、ストーリーのあらすじやその後の作品に与えた影響をご紹介していきたいと思います。

仮面ライダー龍騎のあらすじや最終回の結末ネタバレ!

仮面ライダー龍騎以前の作品は仮面ライダー対怪人という構図で描かれた作品ばかりで、お決まりの勧善懲悪ストーリーとも言えるものでした。

しかし、仮面ライダー龍騎はそれまでの作品と全く異なり、怪人とも戦うのですが、なんと仮面ライダー同士が戦い続けるという異質の作品となっています。

これが人気のポイントであり、今日まで他の作品と比較されやすい理由ともなっているのですが、一体仮面ライダー龍騎のあらすじは、それまでの仮面ライダーとはどのように違うのでしょうか?

まずは全体のあらすじから見ていくことにしましょう。

仮面ライダー龍騎のストーリーのあらすじと最終回の結末

クウガとアギトは時間軸を共有させた作品となっていますが、龍騎以降の作品はすべて独立したストーリーとなっています。

西暦2002年、人々が突然失踪する謎の事件を追い、ネットニュース配信社「OREジャーナル」の見習い記者:城戸真司は失踪者の自宅を取材していました。その中で偶然見つけたカードデッキによって鏡の中の世界に迷い込んでしまった真司は、同じように鑑の世界の中で仮面ライダーナイトとして戦う秋山蓮と知り合いになります。

何とか脱出した真司は蓮と神崎優衣という少女からミラーワールドとミラーモンスターの存在を聞かされ、一連の事件に関係していることを知ります。人類を守るために戦うことを決意した真司は仮面ライダー龍騎として変身することになりますが、直後に蓮から命を狙われることに・・・。

仮面ライダーが戦う理由は他のライダー全員を倒し、最後に生き残ったものの願いが叶うというもの。衝撃的な事実を知った真司は不本意ながらもライダー同士の戦いに身を置くことになるのでした。

 

仮面ライダーとなった人間はその目的や性格も人それぞれであり、真司が望む争いの無い世界を手に入れることは到底難しいことでした。あるものは自らの命のため、またあるものは戦うことそのものを望むため、それぞれの思惑が交錯するなか、ライダー同士の戦いは次第に加速していきます。

そんな中、ミラーワールドの創設者である神崎士郎が優衣の兄であること、優衣が20歳の誕生日を迎えると消滅してしまうことが発覚。士郎の刺客である仮面ライダーオーディンを倒さないと願いを叶えられないが、倒してしまうと優衣は消滅してしまうという事実を知った真司は苦悩します。

しかし、争いのない世界を望む優衣のために戦うことを決意した真司は、ライダーバトルの終盤に人間世界へ多数出現したモンスターと対峙。その中で重傷を負い、最終回の1話前で蓮に見守られながら息を引き取ります。

 

そして最終回、残された蓮は仮面ライダーオーディンとの対決の権利を獲得し、真司の思いを胸に最後の決戦に挑みました。戦いに勝利した蓮は願いである恋人の復活を叶えましたが、自らは逆に命を落とすという結果に・・・。

すべての結末を見届けた士郎は真司や蓮の思いが叶えられない世界は良くないと優衣に諭され、2人で争いのない世界を作り直し始めました。そこには、真司や蓮が平和に暮らす風景が描かれるのでした・・・。

作品に関する考察

仮面ライダー龍騎は上記のように大勢の仮面ライダー同士が戦うこれまでにない斬新な作品となりました。

その作品に関する考察として、以下の3点を取り上げたいと思います。

歴代最多人数のライダーが登場し戦うというコンセプト

何といっても仮面ライダー龍騎のポイントはライダー同士の戦いのため過去最高人数のライダーが登場したところにあります。

映画版や特別篇のライダーも含めると13人ものライダーが登場し、全員が正義のために戦うのではなく自らの思いのために戦いあうという内容でした。

ただし、視聴者へのわかりやすさを考慮して、13人が一堂に会して登場することはなく、入れ替わりを行いながら番組終了までのストーリーを描いていった点は製作者側の工夫と言えます。

 

仮面ライダー同士の戦いは、仮面ライダーが必ずしも正義の味方ではないこと、力の使い方次第で正義にも悪にもなることを鮮明に表したいという意図のもと作られたコンセプトです。

状況によって敵にも味方にもなるライダー同士の人間関係は、ともすればストーリー展開を複雑なものにしかねないものでしたが、それをうまく表現し視聴者を離さなかったことは作品成功の要素となりました。

完全な悪のライダーの登場

ライダーバトルの演出の中で、完全な悪を表現するために登場したライダーが複数名存在しました。

その中でも今日の作品まで彼を超える悪はいないと言われているライダーが、浅倉威が変身する仮面ライダー王蛇です。

浅倉は何人もの人間の命を奪った犯人で、警察に囚われていたところをライダーバトルの活性化を狙った士郎が救うような形でライダーバトルに参加させたという経緯の人物です。

 

それまでの悪役は何かしらの目的があって悪事を行っていましたが、浅倉に関しては暴力そのものが目的であり、純粋にライダーバトルを楽しみたいという思いで何人ものライダーをバトルから退場させる動きを見せました。

脱獄囚という設定や劇中の言動から、当時は批判の対象となるほど振り切った悪役として登場しており、後にも先にも彼を超える悪役は登場していないのではないかと言われるほどの評価が下されています。

彼の存在そのものが、ライダー=正義ではないことの象徴として、製作者側が見せた最大の表現方法と言われているのです。

誰でも仮面ライダーになれるという設定

仮面ライダー龍騎に登場するライダーは全員鏡に向かって変身道具であるカードデッキを映してベルトを装着するものとなっています。

このコンセプトが、それまでの作品と大きく異なり、誰でも仮面ライダーになれるということを打ち出したものと評価されました。

過去のライダーは改造手術や人智を超えた力によって変身能力を身に着けていましたが、今作のように変身アイテムのみで誰でも変身できるという設定は初めてのことで、視聴者がより仮面ライダーに近づいたという画期的なものとなっています。

放送当時、リアルタイムで番組を見ていた私も、放送後には鏡に向かってよく変身ポーズをとったものです(笑)それくらい、視聴者とライダーの距離が短くなった作品は今作が初めてと言えるでしょう。

仮面ライダー龍騎が与えた影響とファンの感想

ここまで仮面ライダー龍騎のストーリーについてご紹介し、考察してきました。

それまでの作品とは大きくコンセプトを変えた異色の作品として注目されたことがわかりましたね。

ここからはそんな仮面ライダー龍騎が後の作品に与えた影響やファンの感想についてご紹介していきたいと思います。

怖いという苦情が出るほどの影響が出た

何といっても、上記でご紹介した純粋悪のライダーである仮面ライダー王者:浅倉威の存在が、大きく影響をもたらしたのは明らかです。

良心の欠片もなく、ただ戦うためだけに暴れまわるキャラクターは、やはり放送当時は賛否が分かれ、「怖い」という苦情も多く入ったそうですよ。

さすがに今作以降の仮面ライダー作品にはここまでの凶悪な人間性を持つライダーは登場しませんでしたが、浅倉威以外のライダーも癖が強く、それぞれが決して埋もれることが無いキャラクターだったことが印象的です。

この点は良い点として、後の作品にもきちんとキャラ立ちさせたライダーを生み出し続けているところに繋がっています。

仮面ライダー龍騎を視聴したファンの感想

では実際に仮面ライダー龍騎を視聴したファンの感想はどうなのでしょうか?

様々な意見が出ているようですね。

まとめ:ライダーバトルを演出した異色の作品

今回は仮面ライダー龍騎のあらすじと考察についてまとめました。

仮面ライダー同士が戦うシーンは、この作品以降明らかに増えており、大きな影響を与えた作品と言えるでしょう。

「戦わなければ生き残れない!」というテーマのもと繰り広げられたライダーバトルの様子は必見です!