仮面ライダーの対象年齢は何歳からなのでしょうか?
子どもたち、特に男の子にとって憧れの存在である仮面ライダー。
毎年新たな作品が放送され、その人気は衰えるところを知らないものとして、不動の地位を確立していると言えるでしょう。
しかし、その仮面ライダー作品は近年複雑化してきており、小さい子ども、とりわけ幼児でも十分に内容を理解できているのか不安に思われる親御さんがいるのもまた事実です。
そこで今回は、仮面ライダーの対象年齢は何歳からなのかを、これまで放送されてきた作品内容を踏まえ考察していきたいと思います。
仮面ライダーの対象年齢は何歳から?
平成に入り、仮面ライダークウガから始まったいわゆる「平成仮面ライダー」も2018年で20作品目に突入しています。
その間、様々なテーマをもとにデザインされた仮面ライダーが登場し、毎年その内容に注目が集まっていました。
昭和時代に放送された仮面ライダーを見て育ったお父さん世代が、その子どもと一緒に平成仮面ライダーを楽しむという光景も今や珍しくなくなってきていますね。
そんな中、現在放送されている仮面ライダーの対象年齢が果たして本当に子ども向けなのかと心配する人が出てきているのもまた事実です。
一体、仮面ライダーの対象年齢は何歳からなのでしょうか?
仮面ライダーの対象年齢は3歳から?
一般的に、仮面ライダーをはじめとするキャラクターものを認識し始めるのはおおむね3歳ごろからだと言われています。
これは、子どもの成長の過程で物や人を認識する能力が発達してくる年代が3歳ころであるというデータが背景にあります。
0~2歳まではキャラクターをはっきり認識する前の過程として、大まかな形や色を認識する段階にあるので、わかりやすい図形を組み合わせたキャラクターを好む傾向にあるのです。
例えば、丸や四角を組み合わせたデザインのアンパンマンや、楕円や線を組み合わせたドラえもんは2歳児までの幼児が一番好む傾向にあるキャラクターとして有名ですね。
ここに、年齢の違う他の子と遊ぶ経験を積み、自分の性別を意識し始める年代である3歳以降から、徐々にヒーローものなどのキャラクターに興味を持ち始めるようになるのです。
3歳以降の幼児はどこまで作品を理解している?
徐々に仮面ライダーに興味を持ち始める3歳児以降では、作品の内容をどこまで理解できているのでしょうか?
実は、しっかりと作品内容を理解できるのはもう少し年齢が大きくなってからと言われています。
はじめは物語の大まかな流れ、例えば仮面ライダーの場合は
- 怪人が出てくる
- 仮面ライダーに変身して戦う
- 怪人をやっつける
という作品のお約束的な流れをまずは理解するところからになります。
まだその流れが理解できてない子は何となくかっこいい人が怪人と戦っているという程度にしか理解できず、前後の流れまではよくわかっていないことが多いのです。
そこから、なぜ怪人が出てくるのかという理由や、怪人1体1体の違い、他の登場人物の関係性などを少しずつ理解できるようになるのが4~5歳のころからと言われています。
ただ、近年の仮面ライダー作品は内容が複雑化していることもあり、作品の細かい内容についてきちんと把握している子はもう少し年長の子になる場合が多いのも事実です。
仮面ライダーの対象年齢は何歳から?
これらを踏まえると、仮面ライダーの対象年齢はおおむね5歳以降となることが言えます。
仮面ライダーのおもちゃ自体もしっかりと遊び方を理解できるのが5歳前後であることから、対象年齢もそれくらいの年齢で販売されることが多いのです。
そのため、対象年齢より小さい子どもと仮面ライダーを楽しむ時は親が物語の理解をサポートしたり、おもちゃの遊び方を教えたりすることが重要となります。
もちろん、他の子との遊びの中で子ども自身も仮面ライダーに対する理解を深めていきますので、子どもの話を聞いてあげるのも大切なポイントですね。
幼児でもわかりやすい仮面ライダー作品オススメ3選!
スポンサーリンク
ここまで仮面ライダー作品の対象年齢について考察してきました。
では、実際に小さい子どもでも楽しむことができる仮面ライダー作品はどれなのでしょうか?
平成仮面ライダー作品から、オススメとなる作品を3つ選んでみましたのでご確認ください!
オススメ仮面ライダー作品3選!
仮面ライダー作品の中でも、比較的ストーリーがわかりやすかったり、デザインが子ども向けだったりする作品を3つ選んでみました。
仮面ライダー電王
平成仮面ライダーの中でも人気トップレベルの作品になります。
仮面ライダーに加え、子どもが大好きな電車も取り入れるという異色の作品となっており、喜ぶことは間違いありません。
デザインも色分けとともにはっきりしており、子どもも覚えやすいのが特徴です。
具体的なストーリーについては以下の記事でまとめてありますのでご確認ください。
→仮面ライダー電王のあらすじと最終回の結末は?ハナの降板も考察
仮面ライダードライブ
仮面ライダーが初めてバイクに乗らず車に乗るという衝撃的なコンセプトの作品です。
赤いスポーツカーのようなトライドロンに、変身アイテムのシフトカーがミニカーのようで車好きな子どもにとって楽しい要素が満載でした。
主人公が警察官という設定も、ヒーローにあこがれる子どもにとってプラスのポイントとなっていますね。
こちらも具体的なストーリーをまとめていますのでご確認ください。
→仮面ライダードライブのストーリーと最終回の結末は?竹内涼真のかっこいい演技も紹介
仮面ライダーエグゼイド
医者とゲームという異色のコラボ作品で話題となった作品です。
デザインがゲームキャラに特化しており、仮面ライダーというよりはゲームの中のヒーローがそのまま飛び出してきたという方がわかりやすいでしょうか。
医者も子どもがあこがれる職業の一つですので、喜ぶ子もいることでしょう。
こちらの作品は以下の記事でまとめてあります。
→仮面ライダーエグゼイドのストーリーの最終回結末とその後は?早期終了で打ち切りの理由も
幼児にはわかりにくい仮面ライダー作品は?
逆に、幼児にはわかりにくい仮面ライダー作品もあるのでしょうか?
ほとんどの仮面ライダー作品のストーリーそのものは大人が見て納得しやすいものが多いのですが、とりわけ大人向けと言われているのが仮面ライダークウガや仮面ライダー555、仮面ライダー響鬼といった平成仮面ライダーの中でも前半の作品が多いです。
仮面ライダークウガはリアルを追求した作品でどちらかというとドラマ仕立ての内容となっています。
また、仮面ライダー555は複雑に表現される人間関係がストーリーを難解にさせ、当時は「昼ドラ」さながらの内容と言われていました。
仮面ライダー響鬼は親目線で見ると初めて作品の良さがわかるという渋めの内容となっており、子どもが見る内容になっていないという評価が多いのが特徴です。
ストーリーだけを見ると難解なものが多いのですが、仮面ライダーのデザインそのものはどれもカッコいいものばかりなので、もしお子さんと一緒に作品を見るならば親がいろいろと注釈を付け加えておくと良いでしょう。
一緒に作品を見ることで子どもとの距離も縮まることは間違いありません!
まとめと懐かしの仮面ライダー作品を見る方法!
今回は仮面ライダーの対象年齢についてお伝えしてきました。
大人向けの作品も多い中、デザイン等で子どもから好評な作品も多いので、親子でいっしょに作品を視聴するのが良いでしょう。
そんな仮面ライダー作品は数多く放送されているのですが、実は懐かしの過去作を含めた仮面ライダー作品を簡単に視聴できる方法があるのをご存知でしょうか?
劇場版も含め高画質でリンク切れの心配もなく、ストレスなく視聴できる以下の方法で、子どもとの距離をグッと近づけてみましょう!
→仮面ライダーの見逃し動画を無料で視聴する方法!youtubeやパンドラは危険?
スポンサーリンク
コメント