平成ライダー第1作目【仮面ライダークウガ】のあらすじについてご紹介いたします!

2000年に放送された仮面ライダークウガは今日の仮面ライダーブームの火付け役として名高い作品で、平成ライダーを語るうえで外せない作品となっていますね。

ファンからも傑作と評判が高かった作品で、いわゆる昭和ライダーとの差別化を図ることができた画期的なものでした。

そこで今回は仮面ライダークウガについてそのあらすじの紹介と、なぜ人気がここまで出たのかについて考察していきたいと思います。

仮面ライダークウガのあらすじと最終回の結末を紹介!

仮面ライダークウガは平成ライダーの先駆けとなる作品で、ここから毎年新たなライダーが放送されるという記念すべき作品となっています。

昭和時代に放送された仮面ライダーとの対比としてよく語られる作品であり、昭和ライダーの良さを取り入れつつ、新しい要素を入れた斬新な作品と評されていますね。

その仮面ライダークウガのあらすじは、それまでの仮面ライダーとはどのように違うのでしょうか?

まずは全体のあらすじから見ていくことにしましょう。

仮面ライダークウガのあらすじや最終回の結末はどんなもの?

舞台は放送当時を同じ年代である西暦2000年の日本です。

長野県山中の架空の山である九郎ヶ岳で謎の遺跡が発掘され、考古学者である夏目幸吉教授らが調査に向かいました。しかし、遺跡で発見された棺の蓋を調査団が開けた瞬間、目覚めた未確認生命体・グロンギによって夏目教授らは全滅させられてしまいました。

冒険家と名乗る主人公・五代雄介は現場の捜査に当たった長野県警刑事・一条薫と出会ったことで長野県警を訪れますが、突如現れたグロンギから人々を守るため、咄嗟に遺跡から発掘されたアークルを装着。未確認生命体第4号:仮面ライダークウガとしてグロンギとの戦いに身を置くことになるのでした。

 

グロンギが自らの力を示すために独自に決めたルールで人々の命を奪っていくゲーム:ゲゲルから人間を守るため、雄介はクウガに変身し戦い続けます。次第に一条との信頼関係を築き上げ、グロンギの上位集団との対決を繰り広げていくなかで、クウガがグロンギのボス:ン・ダグバ・ゼバと同じ究極の闇をもたらす者となることを知ります。

一歩間違えば人類に牙を向けてしまう存在になりかねないという恐怖と戦いつつ、最終決戦でついに究極の闇を乗り越えていく、というものです。

そして最終回は冒険者らしく旅立っていく姿を視聴者に見せ、以降のストーリーを想像してもらうという粋な演出をしていました。

作品・ストーリーに関する考察

仮面ライダークウガは上記のように昭和ライダーの対比として扱われる作品となりました。

その作品に関する考察として、以下の3点を取り上げたいと思います。

徹底的なリアル路線

それまでの仮面ライダーを含む特撮番組はどこかファンタジーのような要素が含まれており、現実から離れた作品として扱われていました。

しかし、クウガでは特撮番組の枠を超えたドキュメンタリーの要素を押し出し、徹底的なリアル路線の作品となっています。

例えば、クウガが別フォームになるために必要なものは身近にあるものを持つことであったり、クウガのパワーによって大爆発が起こることがわかると被害が及んでも構わない郊外へグロンギを陽動させたりといったことです。

それまでの作品であればどんな被害があっても次の回には何事も無かったように元へ戻っていましたが、クウガではリアリティーを追及した結果、細かいところではありますがこのような配慮を見せ、視聴者が矛盾を抱かないような工夫をしているのです。

怪人・グロンギの設定

2つ目は怪人であるグロンギの設定です。

それまでの仮面ライダーは悪の組織とその手下と戦うのがセオリーとなっていました。

しかし、グロンギは上下関係こそあるものの、悪の組織として戦うことは無く、個別で人間を襲っています。

人間とグロンギの戦いという二極化でストーリーをわかりやすくするとともに、グロンギに独自の文化や言語を与え、別の種族との戦いという表現をとったのです。

これが、グロンギが単純な敵ではないこと、敵役であるグロンギにも視聴者が関心を向けやすくすることを狙ったものであると考えられます。

主演・オダギリジョーが有名となった

この作品の主人公である五代雄介を演じたのはオダギリジョーさんです。

それまで鳴かず飛ばずの俳優だったオダギリさんが主演を務めたことで一気に人気が爆発し、その後の俳優活動に大きく影響したと言えます。

本人は特撮があまり好きではなく、クウガを演じることも乗り気ではなかったそうですが、今となってはクウガに出演して良かったと話しているそうです。

以降、平成ライダーの主役にはイケメン俳優が抜擢され、番組終了後は一躍有名になり人気が出るというパターンが続きました。

合わせて、子どもだけでなく一緒に視聴している親世代のファンをも獲得していったのです。

仮面ライダークウガの裏話と評価

ここまで仮面ライダークウガのあらすじと、作品に関する考察をお伝えしてきました。

平成仮面ライダーの最初の作品とあって、挑戦的な部分も多かった一方、多くのファンを獲得できた作品と言えますね。

ここからはそんなクウガの裏話として有名なものや、ファンからの評価についてご紹介していきたいと思います。

仮面ライダークウガの裏話

平成ライダー初作品とあって、仮面ライダークウガについての裏話は非常に多く残されています。

その中でも特に有名なものをピックアップしてご紹介していきましょう。

台本が撮影当日に渡されたことがあった

通常、撮影に臨む俳優陣は事前に台本を読み、セリフを覚えることが求められています。

しかし、クウガのとある撮影日では、よりシーンに臨場感を出すためにあえて撮影当日にその日の台本を渡すということをしたことがあったそうです。

演者たちもそれまで演じてきたキャラクターがどういうものなのかをきちんと理解していないと、突発的な演技はできません。

そんな状況下で見事に作品を作り上げたのは、クウガの荒々しいながらも素晴らしい点だと言えますね。

全製作費の半分が教会代に(デマ)

仮面ライダークウガの名シーンの1つとして挙げられる、マイティフォームへの初変身シーン。

燃えさかる教会の中で変身したという、文字通り熱いシーンなのですが、何とこのシーンの撮影だけで全製作費の半分が使われたという噂が流れています。

迫力あふれるシーンを撮影するために、燃えさかる教会はCGではなく、セットを本当に燃やしていたのですが、実は製作費自体はそれほどかかっていないとプロデューサーが後に語っていました。

逆に言えば、それほど力を入れて撮影されたシーンであるということなのでしょう!

グロンギには「べ集団」がいた

劇中ではズ集団が一番弱いグロンギの集団とされ、セリフ以外では設定上でしか語られなかった「べ集団」というグロンギが存在します。

ズ集団より下の存在とあって、言葉を発することすらままならない知能で、かつ武器も使わないとまともに戦えないという弱い存在として設定されました。

アトラクション用の設定で作られた怪人とされ、その姿すら不明というだけでなく、ン・ダグバ・ゼバの粛清の対象として本編にすら登場できずいなくなってしまったという不遇の存在ですね。

しもべの「べ」からくるネーミングということも明らかとなっており、まさに登場していたらやられ役になったことは間違いありません。

ファンから見た仮面ライダークウガの評価

実際にクウガを視聴したファンの評価はどうなのでしょうか?

何年経っても色あせない名作として、ファンの心をつかんでいるようです。

まとめ:平成ライダー最初の作品の功績は大きかった

今回は仮面ライダークウガのあらすじと考察についてまとめました。

平成ライダー最初の作品とあって、様々なことに挑戦した作品でもありましたが、結果として良い方向に転んだ良作ですね。

後に続く平成ライダーの下地を作った功績は非常に大きいものだと評価できるでしょう。